ブログの更新で気付くこと。
笠間書院の西内と申します。1年間のアルバイトを経て、今年5月に社員になりました。現在、営業と編集、二種類の名刺を持っています。異業種の方には「どっちもやってるの?」と不思議がられますが、少人数の出版社では、一人二役、それ以上というのは、よくあることのようです。
小社は日本文学・日本語学の研究書を刊行しております(詳しい紹介は、過去に先輩・相川が書かせていただいておりますので、そちらをご参照いただけますと幸いです→http://www.hanmoto.com/diary/2007/09/19/355/)。わたしの仕事のひとつに、周辺の学会や催事、ニュースなどを掲載するブログ・メルマガ・Twitterの更新作業があります。これらは少しでも学界を盛り上げたいがため、それから、社員各自が持つ情報を社内で共有するために運営しています。日々の更新の成果か、関係各所の方には「ああ、あのブログの…」とか「メルマガ読んでます!」と、認知していただけているようです。
ブログに掲載する情報をどのように取得しているのかと言いますと、はてなアンテナ(「気になるサイトの更新状況をあなたの代わりにまとめてチェックしてくれる便利ツール」です。公式サイトより)、Twitter、関係機関のメルマガ、メールや郵送などでお知らせいただいているものがメインです。はてなアンテナでは約970件のサイトを登録していて、更新されたサイトの一覧が朝・夕とメールで届きます。ここから必要な情報だけを選択して掲載しています。
毎日たくさんのサイトを見ていると、物申したくなることがあるのも必定というもので…
いちばん気になるのは、情報の提示の仕方です。例えば「教員募集」という文字にリンクだけ貼られていて、そのリンク先がPDFだったり。募集している専門分野、応募締切なども明記されていると、即座に目に入ってきますし、リンク先がPDFであることを明記していれば、いきなり開いてビックリとか、古いパソコンがフリーズ!という事態も避けることが出来ると思います。他にも、女子大主催の催事は男性が来てもいいのだろうか? とか、開催日に年号が書いていないと、本当に今年の情報なんだろうか? とか、複数キャンパスがある大学なら、開催場所はどこなんだ? とか…確かな情報を求めて、あっちこっちとうろうろすることがあります。
で、物申すと言いながら、決してそれだけではありません…! これは自分自身のことでもあるのです。小社の情報を必要としている方、また、情報を見ていただきたい方に、適切に適量でお知らせすることの難しさ。わたしも先輩方に駄目出しされまくり、頭を悩ませている毎日です。
最後になりましたが、今後とも小社書籍ならびにブログ等を、どうぞよろしくお願いいたします。
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