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2025/01/24

『全共闘晩期:川口大三郎事件からSEALDs以後』刊行記念トークイベント「ニューレフト/社会運動の持続と転形」

2024年春、久々に学生運動がマスコミの注目を集めた。イスラエルに対する抗議行動が大学でも起きたからだが、これまでも日本では各種社会運動は起きてきたし、今も起きているにもかかわらず、社会的に(ほぼ)ないものと見なされている。
その一方、60年安保や「68年革命」、全共闘運動など60-70年代の社会運動が再評価されるようになって久しく、今なお映画や小説、舞台などで取り上げられる。こうした再評価は、過去の社会運動がはらむ、現在における意義を汲み上げられているのだろうか。
1972年に早稲田大学で起きた川口大三郎虐殺事件を題材にした樋田毅のノンフィクション『彼は早稲田で死んだ』(2021年)、それを原案とする代島治彦監督のドキュメンタリー映画『ゲバルトの杜』(2024年)は、『全共闘晩期:川口大三郎事件からSEALDs以後』が徹底批判した。
同書の編者2人が、社会運動史・文化史を専門とするイギリス出身の研究者と、ジャンル横断的に評論活動をおこなう日本の批評家をまねき、世界の激動を捉えた作品などをテーマに、学生運動・社会運動の可能性を考える。

会場ジュンク堂書店池袋本店9階イベントスペース
開場/開演開場/開演 18:20/19:00
料金2,000円
出演者佐々木敦(評論家)、ウィリアム・アンドリューズ(上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科在籍中)、花咲 政之輔(早稲田大学構内立ち入り禁止処分者・太陽肛門工房主宰)、絓秀実(文芸評論家)
お問い合わせジュンク堂書店池袋本店(tel. 03-5956-6111)

https://honto.jp/store/news/detail_041000108104.html?shgcd=HB300
その他情報『全共闘晩期:川口大三郎事件からSEALDs以後』ISBN978-4-906738-51-9
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784906738519

2025/01/25

こういう本を応援できるとき、書店をやっていてよかったと思う。 この本は生きている。人がいて、社会があって、想いが動く。  小林えみ

『対馬の海に沈む』刊行記念 トークイベント「農を追う、人間を知る」

『対馬の海に沈む』刊行記念
トークイベント「農を追う、人間を知る」
2025年1月25日(土)18:00-19:30
①会場(マルジナリア書店)参加
②オンライン視聴(ZOOMウェビナー)参加
①②どちらもアーカイブ視聴可能です。
アーカイブURLはイベント終了後「オンライン視聴とは別URL」を基本的にはその日の夜に、遅くとも2日以内にお送りいたします。

登壇者 窪田新之助
司会 小林えみ

窪田新之助(くぼた・しんのすけ)
ノンフィクション作家。1978年福岡県生まれ。明治大学文学部卒業。2004年JAグループの日本農業新聞に入社。国内外で農政や農業生産の現場を取材し、2012年よりフリーに。著書に『データ農業が日本を救う』『農協の闇』、共著に『誰が農業を殺すのか』『人口減少時代の農業と食』など。


2024年12月、小林えみは手に取った本『対馬の海に沈む』をその晩のうちに一気読みしました。これはJA(農業協同組合)を舞台とした人とお金をめぐるノンフィクションです。まず、その丹念な取材、そしてそれを読ませる筆致の丁寧さや著者の窪田氏の的確な指摘、そして人をみる眼差しの冷静さと温かさが感じられ、これほど読み応えのあるノンフィクションは久しぶりと目を見張り、感動しました。本はぜひお読みください。
著者の窪田氏は、日本農業新聞に勤務後、フリーのライターとして農の取材・執筆をされています。
今年は夏に「令和の米騒動」と呼ばれるお米が一般の市場から少なくなる状況が生じ、多くの人が日本の農業について改めて考えるきっかけともなりました。
農業にかぎらず、分業によって人間の生活はより豊かになりましたが、その分、ただ原因と結果があるのではなく、多数の関係性や人間の想い・思惑が存在して、事態は複雑となり、時に闇を生じます。
窪田氏はどのように日本・世界の「農」を追い、そこにいる「人」をどのように思っているのか。
窪田氏の執筆のご様子や、本作の成立について、また「農」についてのお話をお伺いします。

会場マルジナリア書店/オンライン
開場/開演開場/開演 17:45/18:00
料金880
出演者登壇者 窪田新之助 司会 小林えみ
お問い合わせマルジナリア書店

https://bsky.app/profile/marginaliabs.bsky.social/post/3ld65gerfhk2e
その他情報『対馬の海に沈む』(集英社)
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784087817614

2025/01/30

『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』刊行記念 トークイベント 「これからの男らしさを巡る光と影」

『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』刊行記念 トークイベント
「これからの男らしさを巡る光と影」
2025年1月30日(木)19:00-20:30
①会場(マルジナリア書店)参加
https://yorunoyohaku.com/items/672f7567e0a19e0b96d05357
②オンライン視聴(ZOOMウェビナー)参加
https://yorunoyohaku.com/items/64ed42a31308d5002a218ffc
①②どちらもアーカイブ視聴可能です。 アーカイブURLはイベント終了後「オンライン視聴とは別URL」を基本的にはその日の夜に、遅くとも2日以内にお送りいたします。
登壇者 清田隆之 河野真太郎

『さよなら、俺たち』から「これからの〈俺たち〉」へ。 清田隆之さんによる、男とフェミニズムをめぐるエッセイの最新刊は、前作『さよなら、俺たち』から更に進化。「これからの俺たち」のための新たなメッセージが込められています。 同じく男性性を巡って著書『新しい声を聞くぼくたち』などを記してこられた河野真太郎さんと、いま考える「男らしさ」の光と影、ポジティブなこととネガティブなこと、その先の希望についてお話頂きます。

清田 隆之(きよた・たかゆき) 1980年東京都生まれ。文筆業、「桃山商事」代表。早稲田大学第一文学部卒業。ジェンダー、恋愛、人間関係、カルチャーなどをテーマに様々な媒体で執筆。朝日新聞beの人生相談「悩みのるつぼ」では回答者を務める。桃山商事としての著書に『生き抜くための恋愛相談』『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』(ともにイースト・プレス)、単著に『さよなら、俺たち』(スタンド・ブックス)『自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと』(扶桑社)『おしゃべりから始める私たちのジェンダー入門』(朝日出版社)、トミヤマユキコ氏との共著に『大学1年生の歩き方』(集英社文庫)、澁谷知美氏との共編著に『どうして男はそうなんだろうか会議』(筑摩書房)など。Podcast番組『桃山商事』『オトコの子育てよももやまばなし』も配信中。

河野真太郎(こうの・しんたろう) 1974年、山口県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。専修大学国際コミュニケーション学部教授。専門はイギリス文学・文化およびカルチュラル・スタディーズ。著書に『はたらく物語 マンガ・アニメ・映画から「仕事」を考える8章』(笠間書院)、『新しい声を聞くぼくたち』(講談社)、『増補 戦う姫、働く少女』(ちくま文庫)、翻訳にウェンディ・ブラウン著『新自由主義の廃墟で』(人文書院)など多数。

会場会場(マルジナリア書店)、オンライン視聴、アーカイブ視聴
開場/開演開場/開演 18:45/19:00
料金会場参加 1650円 オンライン参加 880円
出演者清田隆之、河野真太郎
お問い合わせマルジナリア書店

その他情報清田隆之『戻れないけど、生きるのだ』(太田出版)
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784778319960

《25/01/30会場参加申込用》https://yorunoyohaku.com/items/672f7567e0a19e0b96d05357

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『スキップとローファー』を語る会 第3回
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『オタク文化とフェミニズム』刊行記念 トークイベント「私たちのオタク文化を語る」
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『全共闘晩期:川口大三郎事件からSEALDs以後』刊行記念トークイベント「ニューレフト/社会運動の持続と転形」
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『対馬の海に沈む』刊行記念 トークイベント「農を追う、人間を知る」
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『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』刊行記念 トークイベント 「これからの男らしさを巡る光と影」
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