萌動社はマイペースです。
はじめまして。萌動社(ほうどうしゃ)の西園達之と申します。
2006年の夏から版元ドットコムに参加させて頂いているのですが、会合にも顔を出したことがないため、今回がはじめての活動ということになります。そこで今回は萌動社の紹介と近況報告を簡単にさせて頂きたいと思います。
小生はこれまではどちらかと云えば著者や制作サイドの人間で、ちょっとしたブームも創ってきたのですが、そういった立場で苦悩することも多く、2005年に自分で自由に本を創る道を選びました。そうしてできたのが萌動社というわけです。
萌動社は文学、法律、コンピュータ、動物など特定のジャンルに拘泥することなく書籍や電子書籍を出版しています。
そう云うと、一見そこそこの規模の総合出版社のように思われるかもしれないですが、萌動社はおそらく版元ドットコムに参加している出版者の中で最小規模なのではないかと思っています。というのも動いているのはこの版元日誌を書いている小生ひとりですし、5.1帖のささやかな部屋がホームグラウンドだからです。
当然ながらこれといった販路もないため、WWWによる直販をメインにこじんまりとやっています。今のところ営業活動も行なっていなければ、広告・宣伝にも手を付けていません。何が何でも売ろう、という感じではなく、マイペースに面白いものを好きなように創っているのが現状です。まぁ、今のところ生活のための「仕事」というよりは、本好きの「趣味」といった色合いが濃いのかもしれません。:)
萌動社の主力コンテンツはプロジェクトタイムマシン著の「萌える(R)シリーズTM」という実用・学術書シリーズなのですが、企画こそ10本以上進行しているのですが、一向に完成の気配が窺えないという状況です。というわけで、2007年こそ2冊以上の出版を目標に掲げ、ぜひとも達成したいと考えています。
さて、せっかくこうした露出の機会を頂きましたので、新刊のご案内もさせて頂きます。現時点(2007年1月17日現在)での最新刊は『漢詩の作詩技法と鑑賞』で昨年末の発売となります。下部に書籍情報を掲載しましたので、ご興味がありましたらぜひお求め頂きたいと思います。もちろん版元ドットコムでもご注文頂けます。
まとまりなく萌動社の紹介をさせて頂きましたが、これを機に少しでも認知度が上がることを願っています。皆様、宜しくお願い致します。
漢詩の作詩技法と鑑賞
東山 拓志 著
A5判・240頁
2006年12月23日発行
ISBN4-9902396-3-6
定価2,600円+税