音楽本大賞スタートの記
今年2月10日にクラウドファンディングをスタートして、2ヶ月後にめでたく目標額を達成。並行して選考を重ね、5月16日に大賞ほか7冊の受賞作を発表。7月9日に下北沢の本屋B&Bで授賞式を開催。 (さらに…)
今年2月10日にクラウドファンディングをスタートして、2ヶ月後にめでたく目標額を達成。並行して選考を重ね、5月16日に大賞ほか7冊の受賞作を発表。7月9日に下北沢の本屋B&Bで授賞式を開催。 (さらに…)
こんにちは、“音楽を愛する人のための出版社”アルテスパブリッシング代表の鈴木です。
昨年4月から続いた創業10周年のアニヴァーサリー・イヤーも今月末でついに終了。この間、大小さまざまな記念フェアを全国各地の30を越える書店・楽器店・CDショップで展開していただいたのを筆頭に──現在タワーレコード渋谷店クラシックフロアと全国の島村楽器約50店舗(!)で展開中です──、初の電子書籍発売、FMラジオ番組の制作、サポーター会員の募集、バリューブックスとの提携などなど、さまざまな新プロジェクトを、新刊の発売と並行して実現させることができました。 (さらに…)
平日は仕事から帰って自宅で晩ご飯を食べ始めるのが10時、11時になることが多い。食べ終わったらすぐに片付ければいいものを、つい新聞読んだりテレビ見たりメールの返事書いたりシャワー浴びたりしちゃうと、深夜1時、2時になって「さあ、食器を洗わねば」なんていう羽目におちいる。そんなとき必ず頭の中で唱える言葉が“「家事は快楽だ」「食器洗いは楽しい」と宣言しちゃえ”という内田樹さん(合気道の師範として道場「凱風館」を主宰)の教え。
これ、いったいなんの話かというと、そもそも結婚生活において家事を夫婦で公平に分担することは不可能、だったら「自分は家事が大好きだ、こんな楽しいことを人にやらせてなるものか」と思うことにしちゃうのがいい、という結婚生活の極意のひとつなのでした。
ほかにも「7つの挨拶で家庭円満」「小遣い制は止めよう」「相手の話をちゃんと聞かなくてもだいじょうぶ」といった夫婦を円滑にするためのコツがいっぱい詰まった本が、今年7月に刊行してベストセラー街道を驀進している(当社比)内田樹さんの『困難な結婚』です。
すでに結婚している人だけでなく、結婚相手を探している、今の相手と結婚しようかどうしようか迷っている、といった結婚前の人に向けてのアドバイス──「迷ったら海外旅行」「結婚式はやったほうがいい」「お金がないから結婚するんです」などなど──も満載されています。 (さらに…)
先月、仲俣暁生さんに呼んでいただいて、JAGAT(日本印刷技術協会)主催「Page2015」のカンファレンスに出席し、ハースト婦人画報社、文藝春秋の方とともに、専門性が高めの人文系小規模出版社の実情について問われるままにお話してきました。他のお二方が華々しい成功事例をお持ちなので、いったいなにを話せばいいのやらと当初は戸惑いもあったのですが、案外話せることがあったんですよね。
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2011年の秋から4号刊行した“ジャンル無用の音楽言論誌”『アルテス』を、この9月からPDFとEPUBの電子雑誌にリニューアルして発売を始めました。10月末に2号目を出し、そろそろ11月号の編集作業にとりかかっているところです(なんの考えもなく発売した月をそのまま月号にしてます)。
無謀にも月刊にしてしまい、紙というモノの制約がないのをいいことに調子に乗って連載も30本以上に増やしたので(掲載は半分ずつ隔月。詳しいラインナップは http://www.artespublishing.com/dbook_artes/newestissue/ をどうぞ)、9月号の配信直前はかなりドタバタになりましたが、今のところ「読みやすい」とご好評をいただいてホッとしています。ここではその舞台裏をすこしご披露したいと思います。
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みなさん、こんにちは。音楽を愛する人のための出版社、アルテスパブリッシングの鈴木です。
今月発売した単行本『みんなの家。建築家一年生の初仕事』(光嶋裕介著)は、アルテスパブリッシングにとっても僕自身にとっても、さまざまな意味でチャレンジングな企画でした。さいわい多くの人の応援を得て、順調なスタートを切りつつあります。
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吉祥寺駅北口から徒歩10分ほどの住宅街に築30年の一軒家を借り、4月に発売した『証言!日本のロック70’s』を入稿した翌日に引っ越しを敢行(アリさんマークの引越社、お薦めです)、2階に事務所をオープンしてそろそろ2ヶ月が経ちます。通常の業務と並行しての引っ越し&片付け&環境整備は大変でしたが、手こずった無線LANもなんとかつながり、ようやく日常のペースを取り戻しつつあるところです。吉祥寺はとにかく便利で快適この上ないのですが、独立した事務所を持ったことでお客様を迎えるスペースができたのも嬉しいことのひとつです。印刷所の担当さん、編集者、音楽家、評論家、研究者といろいろな方にすでにおいでいただいています。 (さらに…)
「10冊入れたんですが残が1なので追加を10下さい」「5冊入れで残1です、5冊追加お願いします」「30仕入れましたが残りが5になりました。在庫ありますか?」そんな電話が何本も入ると思わず頬をつねりたくなる。お店によるとはいえ、これほど出足が良いとはまったくの予想外。なんと今日の注文で在庫も切れてしまった……。 (さらに…)