その後の「JPO近刊情報センターと近刊検索β」
2012年2月にこの版元日誌で「JPO近刊情報センターと近刊検索β」と題して、立ち上げてからほぼ一年が過ぎたJPO近刊情報センターと、公開後半年が経った近刊検索βの話を書きました。今回はその後のJPO近刊情報センターと近刊検索βについてご報告させていただきます。しばらくお付き合いください。
と、その前に、前回の記事等、関連のURLをまとめておきます。
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2012年2月にこの版元日誌で「JPO近刊情報センターと近刊検索β」と題して、立ち上げてからほぼ一年が過ぎたJPO近刊情報センターと、公開後半年が経った近刊検索βの話を書きました。今回はその後のJPO近刊情報センターと近刊検索βについてご報告させていただきます。しばらくお付き合いください。
と、その前に、前回の記事等、関連のURLをまとめておきます。
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「本と読者と書店をつなぐために自分は何をできるのか」について熱心に考えているつもりではありますが、日々の業務に追われ、なかなか新しいアイディアに乗っかることができていません。いや、もちろん、日々の業務の積み重ねこそが「本と読者と書店をつなぐため」になるのだという思いはありますが、そうは言ってもやはり十年一日の業務を繰り返していると、正直ちょっとは飽きます。例え内心では飽きてしまったとしても、そこからどれだけ頑張れるか、時期によって繰り返す作業を飽きようが飽きまいが地道に淡々と積み重ねていくことができるか、そんなことと同時に「飽きる飽きないは売る側の問題で、初めてその本を手にする読者にとってはどの本も新鮮なんだ」などとも思います。
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皆さんは本の奥付をご覧になったことがありますか?
奥付には本が最初に世に出された日付(初版の日付)だけでなく、重版や増刷の日付が記されています。お手元の本の奥付をご覧になってみてください。ものによっては「おお、こんなに刷っているのか!」などと驚かれることもあるはずです(初版の日付と書店発売日は違うじゃないかとかそういう話をしだすと長くなるのでそれはそれとさせてください)。
大抵の本は売れると増刷します。「これは売れる!」という本であっても最初から大量に刷るのはごく一部の例外で、少しずつ増刷を重ねて部数を積み上げていくのが通常のやり方です。話題の本や一括採用など短期勝負の本とは違うやり方ですが、規模を問わず、そうやって地道に販売を続けていく本が出版社の売上を支えている場合は少なくありません。
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版元ドットコムでは2007年12月から毎週アクセスを集計し、ランキング形式で発表しています。
この集計ですが、実は私がずっと家でひとりでやってます。いや、家にこもってやってるという意味ではなく、仕事とは別の時間に私的な作業としてやってるという意味です。趣味です。
アクセスランキングの開始を告げるお知らせはリンク先のような内容でした。
アクセスランキングを公開します&新刊案内メールニュースがリニューアルされます
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皆さんはJPO近刊情報センターをご存知ですか? 日本の出版社がこれから出す本(近刊)のデータを集め、有効に活用しようという機構で、一般社団法人日本出版インフラセンター(JPO)により運営されています。
●JPO近刊情報センター
http://www.kinkan.info/
●一般社団法人日本出版インフラセンター(JPO)
http://www.jpo.or.jp/
私は、このJPO近刊情報センターに推進委員として参加し、普及促進ワーキンググループのリーダーを務めております。
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新年の気分もすっかり抜けた時期ではありますが、ようやく2010年度の版元ドットコム年間アクセスランキングを発表しました。ロングで売れている本あり、長いこと品切の本あり、耳目を集めた話題の本ありと、なかなか多岐に渡ったアイテムが集まりました。読書の道標やお店の仕入の参考にはならないちょっと毛色の違うランキングかもしれませんが、「へー、こんな本もあるんだ」と、しばしお楽しみいただければ幸いです。
版元日誌の原稿が揃わなかったようなので急遽穴埋めをすることになりました。
最近の話題や昨年色々あった件のその後などについてツラツラと書き連ねましたのでご笑覧ください。
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皆さんは近刊情報をどこで入手しますか?
書店で配っている書協(日本書籍出版協会)の『これから出る本』? 出版社のWebサイト? オンライン書店? それともネットで検索? 雑誌や書籍の近刊予告?
近刊(これから出る本)情報を知るための方法は今でも多々あります。版元ドットコムでも多くの会員社が熱心に近刊情報を登録していますが、それらの情報もけっこうな人数の皆さんにご覧いただけているようです。書店での予約販売も、モノによってはかなり大きな数になり重要さを増しています。
ですが、どうでしょうか、一箇所で全てが済むようなサイトはあるのでしょうか。
残念ながらありません。
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Twitterすごいですね。何がすごいって有名な著者が自分で本の宣伝してけっこう売れてたりするらしいじゃないですか。そんなに効果があるもんならやっぱりやったほうがいいですよね、きっと。なんせタダだし。
ということで、語研の営業部でも2009年7月6日から公式アカウント( @info_goken )を作って新刊や増刷、イベントのご案内などをツイートしています。
しかし、始めてしばらくどころか今になっても試行錯誤の日々で、これが販促につながっているのかどうかは正直さっぱりわかりません。 (さらに…)
会員社の17出版さんから(17出版のホームページ)、「高校生から以下のような質問を受けたんですが皆さんならどう回答されますか」というメールが版元ドットコムのメーリングリストに投稿されました。
●将来、出版社に就職したいのだが、どのような進路を選ぶのが(どのような勉強をすれば)良いのか、という質問です。
大学には進まなければならないのか。何学部がよいのか? 専門学校でもよいのか? おすすめの学校があるのか?
この質問に対して返信を送ったところ、版元ドットコムの会員社から「版元日誌でも公開したらどうだろう」とのご意見をいただきました。なるほど。ということで公開いたします。出版社に就職したいとお考えの方や、就職希望の学生さんがいらっしゃる先生方の一助となれば幸いです。