創刊40周年を迎えた留学情報誌『留学ジャーナル』が目指すもの
皆さん、こんにちは!留学ジャーナル編集長の加藤と申します。
『留学ジャーナル』は、その名の通り、留学の最新情報を送り届ける情報誌です。
90年代には書店に行けば何種類もの留学情報誌が並び、「留学書フェア」なども良く行われていましたが、情報はネットで集める時代になり、他誌の大半が消え去る中『留学ジャーナル』は今年創刊40周年を迎えました。
節目にあたり40年の歩みをまとめてみようと、倉庫に保管されている当時の雑誌に目を通し、『留学ジャーナル』が目指していたものは今にしっかりと引き継がれているなぁと感慨に浸ってしまいました。
創刊当時は、留学といえば国費留学や研究留学など、選ばれた人たちが行くものと考える人も多く、私自身も自分の語学力では留学は夢でしかありませんでした。
そうした中で、アメリカやイギリスには留学生が学ぶ語学学校があることと、語学力がないからこそチャレンジする「語学留学」の存在を伝える弊誌が誕生したのです。
その後、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドと紹介する国が増え、バブル経済の影響もあり、どの国においても留学生の国籍割合のトップは日本人という時代になり、留学もかなり大衆化しました。
また『留学ジャーナル』では、創刊後の早い時期から大学や大学院など、海外進学に関する情報も詳細に伝えていました。
語学力がなくても大学からの入学許可をもらう「条件付き入学」は、私も高校時代に知っていれば海外進学ができたかもしれないと思う素晴らしい制度です。
また海外の大学の「入試がない」「成績が悪くても入れる大学からスタートしてレベルが上の大学へ編入すればいい」という、日本とは異なる進学システムもたいへん魅力です。
私が編集に携わるようになってからは、特にこの大学への進学留学について、中高生やその保護者に早い段階から知っていただき、将来の選択肢の一つとして海外大学を考えていただけるよう誌面作りをしています。
段々と世界ランキング上位の大学にチャレンジできる高校生も増えてくるのではないかと思います。
6月16日発売の『留学ジャーナル8月号』は、
高校生に知ってほしい海外大学への進学について、また最近ますます関心が高まっている日本のグローバルな大学について特集しています。
日本と海外の大学それぞれについて理解し、大学進学に対する考え方の幅を広げて選択肢を増やせるように、また自分にとってベストな大学進学ができるような情報が満載です。
留学を経験した方たちの体験談なども参考に、高校生活をいかに過ごすべきか、早い時期から考え準備をしていただきたいと思います。
海外留学を通して、世界で活躍する国際人を育てることを目指し創刊された『留学ジャーナル』。
これからも社会が求めるグローバル人材育成を目指し、さまざまな留学のシーンを取り上げ紹介していきます。留学に「遅すぎる」はありませんから、皆さん自身もチャレンジしてみたくなったら(あるいは日常を離れてみたくなったら)ぜひ『留学ジャーナル』を手に取って、世界を広げてみてください。