はじめまして、東海教育研究所です
はじめまして。東海教育研究所の甲斐と申します。当社は東海大学の関連会社として、各種学内発行物を制作しているのですが、それと同時に東海大学の学園誌である月刊誌『望星』の製作・発売をしております。
20年ほど前より一般向けの書籍の製作を始め、発売は東海大学出版部に発売委託をして出版活動を行っていました。昨年の10月から独自に取次口座を開設させていただき、現在5点発行しております。東海大学出版部から刊行した書籍は月刊望星の連載をまとめたものを中心に70数点あり、ジャンルはと言われると答えに困るような構成です。5年ほど前からは「かもめの本棚」という女性をターゲットにしたフリーのオンラインマガジンを始め、それをまとめた書籍の発行もしており、ますます混乱するジャンル構成となっております。ほぼ一人での営業なので心中お察ししていただければと思います。昨年の8月に版元ドットコムに加盟させていただき、その後しばらくしてから版元日誌の執筆を依頼されたのですが、当時は追加の取次口座開設準備などと重なってしまい、無理を言って伸ばさせていただいたのですが、いざ書き始めようとしてさて何を書いたものかと悩み、ただただ駄文を連ねて恥をさらそうと思っております。
今回、取次口座をトーハン・日販・大阪屋栗田・中央社雑誌仕入課(後に書籍も開設)・鍬谷書店と5社と開設させていただいたのですが、まあ大変でした。ちょうどお話を持って行ったのが4月だったのですが、当初の予定では遅くとも9月には開設できるだろうということで話し合いを進めていたのですが、あれよあれよと押して行って、最終的には1か月遅れの10月の開設となりました。書籍だけであれば個別に開設でもよかったのですが、月刊誌があったために同時開設しないといけないための処置でした。雑誌の幹事社であったトーハン雑誌仕入課のご担当者様には大変ご尽力していただき動いていただいたからこそ、1か月の遅れで済んだのだろうと感謝しております。ただ、改めて思ったのは、各取次会社の縦割な職域のおかげでかなり面倒な作業になってしまい、良い勉強になりました。仕入であっても、雑誌仕入と書籍仕入、営業であっても書店営業と図書館営業とネット営業、そして各地方の支社へも同様ということで、それぞれにアナウンス並びに説明をする作業は、本当に忍耐力の強化にはもってこいでした。いまだに東海大学出版部に注文がいっているのが逆に清々しくもあります。ほかにもいろいろありますが、そんな大変な思いをして口座を開設したのでこれからも頑張って出版活動をしていきたいと思いますので宜しくお願いいたします。