詩の価値
仕事に用事、「忙しくあること」が当たり前になると、年の過ぎていくのがあっという間になるといいます。
気がついたら5年、10年経っていたというよりは、できれば体感時間は長くもちたい。
流れ行く時間を、言葉という形で集約させた詩には、その術があるかもしれません。
この度、著者から版元日誌を読んでくださる方にむけてメッセージをいただきましたので、掲載いたします。
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皆さん始めまして。
著者の片喰藤火(かたばみとうか)です。
この度、とびら出版さんから詩集を出させて頂く事になりました。
私は今まで千編以上詩を書き続けてきましたが、今回はそれとは別に新しく依頼を受けて書いた作品になります。
制作には困難な部分もありましたが、今まで書いて来た経験が生き、なんとかなりなりそうな所までこれました。
出版社さんと協力し、一冊を作っていく作業を通して、自分の作品が良い方向に向かっていったと思います。
商売的に嫌悪されがちな詩ですが、読み手の感性を刺激する為のツールとしては優れているのではないでしょうか。
絵や音楽を想像する元の案として使ったり、口ずさんで新たな物を創造したり。
そこには価値があるし、意味があります。
もちろん「詩」そのものでも楽しめるように制作しています。
本を出して終わるのではなくて、著者として責任を持ち、未来へ詩を残す為にこれからも頑張って書いていこうと思っています。
ですので、私が書き続けられるために何卒ご購入の程宜しくお願い致します。