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ぼくがエイリアンだったころ トンマーゾ・ピンチョ(著) - ことばのたび社
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子どもの文化     書店(直)
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ぼくがエイリアンだったころ (ボクガエイリアンダッタコロ)
原書: Un amore dell'altro mondo

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文庫判
縦148mm 横105mm 厚さ16mm
重さ 218g
350ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-9913546-0-1   COPY
ISBN 13
9784991354601   COPY
ISBN 10h
4-9913546-0-9   COPY
ISBN 10
4991354609   COPY
出版者記号
9913546   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年9月8日
書店発売日
登録日
2024年6月28日
最終更新日
2024年11月26日
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書評掲載情報

2024-11-24 note  
評者: Reiko Nobuto
2024-11-24 佐賀新聞
2024-11-24 中国新聞
2024-11-21 山陰中央新報
2024-11-17 静岡新聞
2024-11-17 下野新聞
2024-11-17 山陽新聞  朝刊
2024-11-12 山形新聞
2024-11-10 綴葉    432
評者: コーク
2024-11-07 琉球新報
2024-10-19 京都新聞  朝刊
評者: サヴァ・ブックス 宮迫憲彦
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紹介

「エイリアンの子供が他にも山ほどいると思っていた。間違って地球に飛ばされてきた別世界の子供たちがあちこちに」

灰色の空をしたアメリカ西海岸の街アバディーン。
周りの大人たちへの不信感から、九歳の時に眠ることをやめた青年ホーマー・B・エイリアンソンは、ある夜、橋のたもとでカートと名乗るミュージシャンに出会い、ドラッグに溺れてゆく。身を削りながら自らの音楽表現を追求するカートと、別世界の恋人を求めて旅に出るホーマー。間違って地球に飛ばされてきた別世界の子供たちがたどり着く先とは――

イタリアのポストモダン文学の奇才トンマーゾ・ピンチョの代表作。

著者プロフィール

トンマーゾ・ピンチョ  (トンマーゾ ピンチョ)  (

1963年ローマ生まれ。ローマ美術大学卒業後、漫画家としてデビュー。80年代後半から90年第前半にかけてはニューヨークで画家に弟子入りしていた経験を持つ。1996年に作家としてデビューし、2002年に『ぼくがエイリアンだったころ Un amore dell’altro mondo(原題直訳:別世界の恋人)』で注目を集める。その後も中国人に占拠された近未来のローマを描いた『チナチッタ Cinacittà』など、問題作で話題を呼ぶ。大手紙でアメリカ文学についてのコラムを寄稿するほか、フィリップ・K・ディックやジョージ・オーウェルなど、著名なアメリカ人作家のイタリア語訳も手掛ける。トンマーゾ・ピンチョという筆名は、ポストモダン文学の旗手トマス・ピンチョンをイタリア語風にしたもの。文学だけでなく、アメリカのサブカルチャーに精通しており、それを独自の視点でイタリア語に落とし込むのが彼の文体の特徴となっている。

二宮 大輔  (ニノミヤ ダイスケ)  (

1981年、愛媛県生まれ。2012年にローマ第三大学文学部現代言語と文学科を卒業。卒業論文のテーマは『レオナルド・シャーシャとモーロ事件』。帰国後は京都で観光ガイドをする傍ら翻訳に従事。2016年、青年座劇場で上演されたエドゥアルド・デ・フィリッポの戯曲『フィルメーナ・マルトゥラーノ』の邦訳を担当。訳書に、ガブリエッラ・ポーリ+ジョルジョ・カルカーニョ『プリーモ・レーヴィ――失われた声の残響』(水声社、2018)、トンマーゾ・ピンチョ「紙とヘビ」『翻訳文学紀行Ⅲ』(ことばのたび社、2021年)クラウディオ・マグリス『ミクロコスミ』(共和国、2022)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。