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能登を、結ぶ。 渋谷 敦志(著/文) - ulus publishing
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能登を、結ぶ。 (ノトヲムスブ)

社会一般
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発行:ulus publishing
B5変形判
縦257mm 横192mm 厚さ16mm
重さ 640g
144ページ
上製
定価 3,800円+税
ISBN
978-4-9913246-3-5   COPY
ISBN 13
9784991324635   COPY
ISBN 10h
4-9913246-3-7   COPY
ISBN 10
4991324637   COPY
出版者記号
9913246   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年12月23日
発売予定日
登録日
2024年11月16日
最終更新日
2024年12月6日
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紹介

【能登半島地震から、まもなく一年。
人はそれでも、苛烈な自然とともに明日を生きてゆく――】

被災地にカメラを向ける意味を自らに問いながら取材を続けてきたフォトジャーナリストは、過酷な自然と共に生きてきた人々の強靱さとしなやかさを目にして、写真でこの地と「外側」の世界と結ぼうと決意する。
これからの時代を生きるためのヒントを与えてくれる写真集。

前書きなど

2024年1月1日に発生した、能登半島地震。フォトジャーナリストとしてこれまで世界各地の紛争や飢餓といった人道危機の現場を取材してきた私は、1月2日、日本赤十字社と現地に入り、それ以降、何度も能登に通い続けてきました。 国内外のさまざまな災害現場を経験してきましたが、過酷な被災地にカメラを向けることへのためらいが消えることはありません。しかしその逡巡はやがて、能登でこれからも生きていきたいと願う人々を、写真を通して「外側」の世界と結んでいこうという決意に変わっていきました。
レンズを通して見えてきた、能登が本来もっているたくさんの力。本書は、その持てる力を尽くし、故郷を復活させるべく懸命に取り組む人々の生きざまにフォーカスします。巻末には、現地で見つめた人々の暮らし、また住民たちから聞き書きした言葉をつづるフィールドノートを付記しました。
あの日からまもなく一年。震災は何も終わっていません。地震に次ぐ豪雨の「二重被災」で人手もお金も足りない状況に直面する今、関心をいかにつなぎとめ、能登をどう支えられるのか。本書が浮き彫りにする課題は、自然災害が激甚化・常態化するこの社会で、「もし私が、私の町が被災したら」という想像を呼び覚まし、「これからの時代をどう生きるのか」という問いを私たち一人ひとりに投げかけるはずです。

版元から一言

能登半島地震の発生から一年が過ぎようとしています。日本赤十字社の要請で、地震の翌日から取材のため能登に入った渋谷敦志は、出会った人々の強さと優しさ、何事も受け止めるしなやかさに惹かれ、この一年、個人的に能登に通い続けてきました。

本書は、その過程から生まれた写真集です。被災後もこの土地と生きる人々の営みを記録した約100点の写真と、彼らの言葉を書き付けたフィールドノートは、困難な時代を生きる私たちのための道しるべになってくれるでしょう。

著者プロフィール

渋谷 敦志  (シブヤ アツシ)  (著/文

1975 年大阪生まれ。立命館大学産業社会学部、英国London College of Printing 卒業。大学在学中に1年間、ブラジル・サンパウロの法律事務所で働きながら本格的に写真を撮り始める。大学卒業直後、ホームレス問題を取材したルポで国境なき医師団日本主催1999 年MSF フォトジャーナリスト賞を受賞。それをきっかけにアフリカ、アジアへの取材を始める。著書に『僕らが学校に行く理由』(ポプラ社)、『今日という日を摘み取れ』(サウダージ・ブックス)、『まなざしが出会う場所へ――越境する写真家として生きる』(新泉社)、『回帰するブラジル』(瀬戸内人)、『希望のダンス――エイズで親をなくしたウガンダの子どもたち』(学研教育出版)。共著に『みんなたいせつ――世界人権宣言の絵本』(岩崎書店)などがある。2021年、笹本恒子写真賞を受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。