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JR福知山線脱線事故からのあゆみ~ふたつの鼓動 小椋 聡,小椋 朋子(著) - コトノ出版舎
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JR福知山線脱線事故からのあゆみ~ふたつの鼓動 (ジェーアールフクチヤマセンダッセンジコカラノアユミ フタツノコドウ)

文庫
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A5判
縦210mm 横148mm 厚さ10mm
重さ 295g
160ページ
並製
価格 1,200円+税
ISBN
978-4-9910423-0-0   COPY
ISBN 13
9784991042300   COPY
ISBN 10h
4-9910423-0-5   COPY
ISBN 10
4991042305   COPY
出版者記号
9910423   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2018年9月20日
書店発売日
登録日
2018年10月1日
最終更新日
2018年10月14日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2018-10-10
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紹介

JR福知山線脱線事故で、最も多くの犠牲者を出した2両目に乗車していた夫。その後の取り組みを支え続けた妻。夫婦で向き合い続けた「生きる」ことへの記録。共に生きるということ、夫婦とは何か…2005年4月25日からのあゆみ。

・事故直後は身体の痛みや直接的な恐怖による心のダメージなどで分かりやすい被害なのですが、その後の苦悩や葛藤はまったく予想することができない事象の連続でした。(「はじめに」より)

・だからこそ、私は事故の真実に近づきたいのかもしれません。そして彼が受けた心へのダメージが、予想を遥かに超えるものだろうと感じました。(「妻の鼓動II」より)

・陰で常に、妻が私のやることに共感をしてくれて、「あなたのやっていることは正しい、間違っていない」という姿勢を示し続けてくれた。(「ピエタ」より)

目次

はじめに
第一章 微熱
第二章 妻の鼓動 Ⅰ
第三章 夫の鼓動 Ⅰ
第四章 妻の鼓動 Ⅱ
第五章 夫の鼓動 Ⅱ
第六章 妻の鼓動 Ⅲ
第七章 最期の乗車位置
第八章 呼吸(妻の変調)
第九章 呻吟(夫の決断)
第十章 動悸(事故調査報告書に関わる作業~示談)
第十一章 妻のあゆみ
第十二章 夫のあゆみ
第十三章 ピエタ
おわりに

版元から一言

2005年4月25日午前9時18分頃に、JR西日本福知山線・塚口駅~尼崎駅間で、快速電車がカーブを曲がりきれずに脱線転覆し、隣接するマンションに激突した列車事故。乗客106名と運転士1名が死亡し、562名が負傷した未曾有の大惨事。
事故調査報告書を作成する過程で、航空・鉄道事故調査委員会(当時)の事故調査委員からJR西日本に公表前の情報が漏洩していた問題が発覚したため、運輸安全委員会と第三者による検証メンバー・チームで事故調査報告書の内容が不正に歪められていないかを検証する作業が行われ、今後の事故調査システムの改革に関する提言などが行われた。
その検証メンバーの一人でもある著者とその妻が、事故後にどのような人生をあゆんだのか…けっして報道では知ることができない事故の姿が克明に記されている。

著者プロフィール

小椋 聡,小椋 朋子  (オグラ サトシ,オグラ トモコ)  (

小椋 聡
音楽大学の作曲学科作曲専攻を卒業。その後、舞台音楽などを手掛ける。美術関係の出版・編集デザイン会社での勤務を経て、イラストレーション&編集デザインを手がける「コトノデザイン」「コトノ出版舎」を創業。子供の教育や社会的な問題に関することをテーマにして、各自治体や民間団体などの教育プログラムの企画開発や地域振興、出版事業などに携わっている。

小椋 朋子
音楽大学の器楽学科パイプオルガン専攻を卒業後、演奏活動を始める。現在、一般社団法人日本オルガニスト協会会員。日本基督教団 大阪教会のオルガニストとして演奏を続けている。

上記内容は本書刊行時のものです。