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失われたドーナツの穴を求めて 芝垣 亮介(編集) - さいはて社
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失われたドーナツの穴を求めて (ウシナワレタドーナツノアナヲモトメテ)

哲学・宗教
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発行:さいはて社
A5判
224ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-9909566-0-8   COPY
ISBN 13
9784990956608   COPY
ISBN 10h
4-9909566-0-5   COPY
ISBN 10
4990956605   COPY
出版者記号
9909566   COPY
Cコード
C0000  
0:一般 0:単行本 00:総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年7月
書店発売日
登録日
2017年6月17日
最終更新日
2023年6月23日
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書評掲載情報

2017-09-03 河北新報    朝刊
評者: 速水健朗
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重版情報

3刷 出来予定日: 2019-07-04
2刷 出来予定日: 2017-07-14
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2019年1月20日(日)に行われたマイナビ第5回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会にて、『失われたドーナツの穴を求めて』をご紹介くださった林仁さん(昭和鉄道高校2年【当時】)が準優勝され、同書に準グランドチャンプ本の栄誉が与えられました。そのおかげもあってか、注文が続き、このたび、おかげさまで増刷(3刷)する運びとなりました。まだまだこれから新しい読者に、この本を手にとっていただければと願っています。

紹介

穴があったら入りたい!? 学問、人生、宇宙の謎。すべての穴はドーナツに通ず。歴史学、経済学、物質文化論、コミュニケーション学、工学、数学、言語学、哲学…。人類の叡智をドーナツの穴へと傾注した知の宝石箱。ドーナトロジーへようこそ!

目次

はじめに
第0穴 ドーナツとその穴にまつわる深い謎を学問する~ドーナトロジーへようこそ  奥田太郎
第1穴 ドーナッツの穴はいつからあるのか[歴史学]  大澤広晃
第2穴 失われたドーナツの穴を求めて[実証研究]  芝垣亮介[松川寛紀 監修]
第3穴 ドーナツの穴はいくらで売れるのか[経済学]  後藤剛史
第4穴 ドーナツの穴から世界の成り立ちを覗く[物質文化論]  佐藤啓介
第5穴 ドーナツの穴に向かって会話する[コミュニケーション学]  今井達也
第6穴 ドーナツの穴は数学的に定義できるか[数学]  佐々木克巳
第7穴 私たちは何を「ドーナツの穴」と呼ぶのか[言語学]  芝垣亮介
第8穴 ドーナツに穴は存在するのか[哲学]  奥田太郎

穴コラム0 ドーナツの形は宇宙の形?  奥田太郎
穴コラム1  中国から考えるドーナツの穴①――武漢面窩と中国の「近代」  宮原佳昭
穴コラム2-1 僕たちがドーナツ屋になったワケ  松川寛紀
穴コラム2-2 ハグジー流・家庭でできるおいしいドーナツのレシピ  松川寛紀・松川由実
穴コラム3 穴馬考――あなたの、そして私の穴が走っています  髙田一樹
穴コラム4 天体観測ミッションとドーナツ  坂本 登
穴コラム5 中国から考えるドーナツの穴②――漢字・文物・貨幣  宮原佳昭
穴コラム6 不思議の国のアリスにみる穴だけ残ったドーナツ!  佐々木克巳
穴コラム7-1 穴を掘るって、地面を掘るんじゃないの?  芝垣亮介
穴コラム7-2 穴を埋めると穴はなくなってしまうのか?  芝垣亮介
「ドーナツの穴」を学ぶ人のための必読書
特別寄稿 本書の穴を埋める  加地大介
あとがき

版元から一言

ひょんなことからドーナツの穴に魅せられた言語学者が、ドーナツ屋と一緒に古来のレシピを再現したり、歴史学者が古代の中国にドーナツの穴を探したり、数学者がドーナツの穴を定義しようと位相幾何学を持ち出したり、哲学者がドーナツの穴の存在論を展開したり…。研究者たちが、こぞって「ドーナツの穴」を探求し、本気の遊びを繰り広げます!

著者プロフィール

芝垣 亮介  (シバガキ リョウスケ)  (編集

1980年生まれ。ロンドン大学東洋アフリカ学院大学院で学ぶ。博士(言語学)。南山大学外国語学部准教授。専門は言語学。

奥田 太郎  (オクダ タロウ)  (編集

1973年生まれ。京都大学大学院文学研究科で学ぶ。博士(文学)。南山大学人文学部教授。専門は哲学。

上記内容は本書刊行時のものです。