書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
失われたドーナツの穴を求めて
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年7月
- 書店発売日
- 2017年7月4日
- 登録日
- 2017年6月17日
- 最終更新日
- 2023年6月23日
書評掲載情報
2017-09-03 |
河北新報
朝刊 評者: 速水健朗 |
MORE | |
LESS |
重版情報
3刷 | 出来予定日: 2019-07-04 |
2刷 | 出来予定日: 2017-07-14 |
MORE | |
LESS | |
2019年1月20日(日)に行われたマイナビ第5回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会にて、『失われたドーナツの穴を求めて』をご紹介くださった林仁さん(昭和鉄道高校2年【当時】)が準優勝され、同書に準グランドチャンプ本の栄誉が与えられました。そのおかげもあってか、注文が続き、このたび、おかげさまで増刷(3刷)する運びとなりました。まだまだこれから新しい読者に、この本を手にとっていただければと願っています。 |
紹介
穴があったら入りたい!? 学問、人生、宇宙の謎。すべての穴はドーナツに通ず。歴史学、経済学、物質文化論、コミュニケーション学、工学、数学、言語学、哲学…。人類の叡智をドーナツの穴へと傾注した知の宝石箱。ドーナトロジーへようこそ!
目次
はじめに
第0穴 ドーナツとその穴にまつわる深い謎を学問する~ドーナトロジーへようこそ 奥田太郎
第1穴 ドーナッツの穴はいつからあるのか[歴史学] 大澤広晃
第2穴 失われたドーナツの穴を求めて[実証研究] 芝垣亮介[松川寛紀 監修]
第3穴 ドーナツの穴はいくらで売れるのか[経済学] 後藤剛史
第4穴 ドーナツの穴から世界の成り立ちを覗く[物質文化論] 佐藤啓介
第5穴 ドーナツの穴に向かって会話する[コミュニケーション学] 今井達也
第6穴 ドーナツの穴は数学的に定義できるか[数学] 佐々木克巳
第7穴 私たちは何を「ドーナツの穴」と呼ぶのか[言語学] 芝垣亮介
第8穴 ドーナツに穴は存在するのか[哲学] 奥田太郎
穴コラム0 ドーナツの形は宇宙の形? 奥田太郎
穴コラム1 中国から考えるドーナツの穴①――武漢面窩と中国の「近代」 宮原佳昭
穴コラム2-1 僕たちがドーナツ屋になったワケ 松川寛紀
穴コラム2-2 ハグジー流・家庭でできるおいしいドーナツのレシピ 松川寛紀・松川由実
穴コラム3 穴馬考――あなたの、そして私の穴が走っています 髙田一樹
穴コラム4 天体観測ミッションとドーナツ 坂本 登
穴コラム5 中国から考えるドーナツの穴②――漢字・文物・貨幣 宮原佳昭
穴コラム6 不思議の国のアリスにみる穴だけ残ったドーナツ! 佐々木克巳
穴コラム7-1 穴を掘るって、地面を掘るんじゃないの? 芝垣亮介
穴コラム7-2 穴を埋めると穴はなくなってしまうのか? 芝垣亮介
「ドーナツの穴」を学ぶ人のための必読書
特別寄稿 本書の穴を埋める 加地大介
あとがき
版元から一言
ひょんなことからドーナツの穴に魅せられた言語学者が、ドーナツ屋と一緒に古来のレシピを再現したり、歴史学者が古代の中国にドーナツの穴を探したり、数学者がドーナツの穴を定義しようと位相幾何学を持ち出したり、哲学者がドーナツの穴の存在論を展開したり…。研究者たちが、こぞって「ドーナツの穴」を探求し、本気の遊びを繰り広げます!
上記内容は本書刊行時のものです。