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軍用機大図鑑 第二次世界大戦編
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年7月16日
- 書店発売日
- 2021年7月16日
- 登録日
- 2020年12月16日
- 最終更新日
- 2021年9月3日
紹介
第二次世界大戦期の軍用機256機を掲載する空前の飛行機大図鑑!零戦、マスタング、Bf109といった世紀の傑作機から歴史の影に埋もれた失敗作にいたるまで、戦場の空を彩った世界各国の軍用機たちがカラーイラストとなって甦ります。第二次大戦中、国家の存亡をかけて戦った軍用機の数々は、いかなる思想の元設計されたのか?その性能は?戦績は?気になる疑問をわかりやすく解説。手がけるのは気鋭の戦史イラストレーター渡辺信吾!
前書きなど
史上最大の戦争となった第二次世界大戦は、人類全体に恐ろしい惨禍をもたらしました。両陣営合わせて5000万~8000万人の人命が失われたとされています。また、それまでの戦争と異なり、多くの人命が飛行機の攻撃により失われました。ロンドン、ハンブルク、ドレスデン、東京を初めとした日本の諸都市、そして広島と長崎…。飛行機に乗る搭乗員たちも、多くが犠牲となったことを忘れてはなりません。
その一方で、飛行機が大量の命を奪った負の発明品として嫌悪されているのかといえば、そうではありません。敵機を次々に撃ち落とす撃墜王たちはどの国でもヒーローであり、兵士の回顧録で最も人気があるジャンルはやはり戦闘機パイロットのものでしょう。世界各国の博物館には自国の軍用機が誇らしげに展示され、国によっては軍用機専門の博物館さえあります。そして今なお、空軍のパイロットは世界の子どもたちにとって憧れの職業です。なぜか。それは軍用機が敵を殺傷し、乗員を守るという恐ろしく冷徹な目的のため設計されており、そうであるからこそ、その開発には各国が持ちうる最高の技術力が結集されているからです。まさに軍用機はF-1カーや宇宙ロケットさえ凌ぐ、人類が産み出したエンジニアリングの極致といえます。
本書は第二次大戦に活躍した、あるいは失敗に終わった軍用機たちを、イラストとわかりやすい解説で紹介しています。これに乗り戦った人々の勇気と苦闘、そして戦争という極限状況でのみ生まれることを許された、究極の発明品に対して人類が注いだ膨大な労力と情熱を感じ取っていただければ幸いです。
版元から一言
主に飛行機に興味があるが、具体的な機種や性能となるとあまり知らない初~中級者の方向けの書籍です。上級者の方も読んでみると新たな発見があると思います。他にも歴史やエンジニアリングに興味にある人、はたまた好奇心旺盛な子供の読者の方にもぴったり。初めから最後まで通して読むのはもちろん、好きなページを開いて何度も楽しむといった読み方が出来る本です。
上記内容は本書刊行時のものです。