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今読み解く日本の庭園 戸田芳樹(著) - 風景パブリッシング
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今読み解く日本の庭園 (イマヨミトクニホンノテイエン) 作者の想いからデザインまで (サクシャノオモイカラデザインマデ)

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B5判
縦257mm 横182mm 厚さ10mm
128ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-911303-01-6   COPY
ISBN 13
9784911303016   COPY
ISBN 10h
4-911303-01-8   COPY
ISBN 10
4911303018   COPY
出版者記号
911303   COPY
Cコード
C0052  
0:一般 0:単行本 52:建築
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年10月10日
書店発売日
登録日
2024年9月23日
最終更新日
2024年9月27日
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紹介

「日本のランドスケープデザインの原点は日本庭園にある」と戸田芳樹氏は言う。その戸田氏とは50年以上の付き合いという野村勘治氏は、作庭家重森三玲氏に入門し桂離宮を始めとする名園の調査に専念してきた。後に作庭家として独立するが、その傍ら「庭の語り部」としても活動してきた。政治や文化など時代背景とともに日本庭園を読み解く野村勘治氏の解説は、知的好奇心を刺激する。この2人がタッグを組み、名庭園の作者の想いとデザインを読み解き1冊にまとめた。2人の個性的な視点から読み解く日本庭園は、解説書に留まらず日本文化の歴史を壮大に語る一面も持つ。各章に添えられているコラムとともに日本庭園史における時代背景に触れることができる。一般の方へも配慮した細部に渡る用語解説付き。

目次

●はじめに
第1章:龍安寺庭園の謎を解く~天皇の陵墓を守る龍の庭~
第2章:鶴亀石組の意味と表現~鶴亀の先に何が見えるか~
第3章:小石川後楽園の3つのテーマ~能の世界・旅の風景・中国への憧憬~
第4章:小堀遠州の生涯と作品~綺麗さびを巡って~
●用語解説
●著者紹介

前書きなど

この書は実際に庭園を歩きながら読んで欲しい。作庭者の想いが強い庭園には必ず作者の声が天から降りてくる。重要なポイントに佇み、庭園が発している思いを受け止めて欲しい。この本を読むことで、作庭者が自ら日本庭園の素晴らしさを語りかけてくれるような体験をして欲しいと願っている。著者

版元から一言

歴史的、文化的背景から日本庭園を考察した新しい視点での解説書です。本文に散りばめられたコラムと巻末の用語解説により、日本庭園に詳しくない方も無理なく理解できる編集になっています。日本の庭園文化の奥深さを知り、日本庭園に関心を向けていただけると思います。

著者プロフィール

戸田芳樹  (トダヨシキ)  (

ランドスケープアーキテクト/株式会社戸田芳樹風景計画代表
1947年生まれ。東京農業大学造園学科卒業。東京と京都で庭師の修行後、黒川紀章のもとでランドスケープデザインに従事。1980年株式会社戸田芳樹風景計画を設立。以後、国内外で数多くのランドスケーププロジェクトを手掛ける。現在も第一線で活躍している。

野村勘治  (ノムラカンジ)  (

庭園作家・庭園研究家/有限会社野村庭園研究所代表
1950年生まれ。東京農業大学短期大学卒業。作庭家重森三玲氏に師事し、策定の傍ら実測した名園は百数十を超える。その後独立し有限会社野村庭園研究所を設立。国内外を問わず活動し海外での実績も多い。

上記内容は本書刊行時のものです。