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第七の男
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2024年5月15日
- 書店発売日
- 2024年5月15日
- 登録日
- 2023年10月11日
- 最終更新日
- 2024年5月15日
紹介
ジョン・バージャー(1926-2017)──小説家であり、美術批評家、ジャーナリスト、詩人でもあった20世紀英国文学における孤高の"ストーリーテラー"が、今から50年前に放った鮮烈なドキュメンタリー。欧州の移民問題を扱い、新自由主義経済の暴力の核心に迫った伝説的「告発の書」、待望の初訳!
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最も政治的で、最も先鋭的で、
最も激しい告発をもって、
最も気高い人間性を証明する。
ジョン・バージャー。
私たちが最も長く愛する作家 。
──キム・ソヨン
(詩人/『数学者の朝』『一文字の辞典』ほか)
ジョン・バージャーは、わたしが親密な繋がりを感じる作家のひとりです。
彼の作品は、美と政治の双方に深く関わっているからです。
──レベッカ・ソルニット
(作家・批評家/『ウォークス』『オーウェルの薔薇』ほか)
文章をもって世界の見方を
一変させてしまう作家は数少ない。
バージャーは、そのひとりだ。
──ジャーヴィス・コッカー
(音楽家)
バージャーの作品には、
愛と、芸術と、政治と歴史をめぐる洞察が
つねに折り重ねられている。
──アリ・スミス
(作家/『春・夏・秋・冬』4部作、『両方になる』ほか)
現代英文学において、
バージャーは比類なき存在だ。
ロレンス以降、わたしたちの感覚世界に
これほど配慮しながら、良心をめぐる重大事に
応答した作家はいない。
──スーザン・ソンタグ
(作家・批評家)
バージャーのおかげで、世界は住みよくなった。
──アルンダティ・ロイ
(作家/『小さきものたちの神』『帝国を壊すために』ほか)
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前書きなど
家を失うことは、名前を失うことである─
移民労働者の実存に迫り、新自由主義の悪夢を暴いた、伝説の ” パンフレット ” 。
英国の孤高のストーリーテラーが
50年前に残し、イスタンブールのスラムで、
ギリシアの港で、ダマスカスの路上で
密かに読み継がれ、グローバルサウスの
労働者を奮い立たせてきた名著。
移民問題に揺れる現代社会を穿つ、
待望の初邦訳 !
版元から一言
日本語で読めるジョン・バージャーの名著
【小説】
- G.
栗原行雄 訳/新潮社/1975年
【評論】
- 芸術と革命:エルンスト・ニェイスヴェースヌイとソ連における芸術家の役割
ジャン・モア 写真/奥村三舟 訳/雄渾社/1970年/絶版
- イメージ:視覚とメディア
伊藤俊治 訳/PARCO出版(1986年)・ちくま学芸文庫(2013年)
- 見るということ
飯沢耕太郎 監修・笠原美智子 訳/白水社(1993年)・ちくま学芸文庫(2005年)
- 批評の「風景」
トム・オヴァートン 編/山田美明 訳/草思社/2024年
【ドキュメンタリー】
- 果報者ササル:ある田舎医者の物語
ジャン・モア 写真/村松潔 訳/みすず書房/2016年
- 第七の男
金聖源・若林恵 訳/黒鳥社/2024
上記内容は本書刊行時のものです。