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情報オープン・しがらみフリーの新勢力 森かれん(著) - CAPエンタテインメント
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情報オープン・しがらみフリーの新勢力 (ジョウホウオープン・シガラミフリーノ シンセイリョク)

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四六判
202ページ
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-910274-07-2   COPY
ISBN 13
9784910274072   COPY
ISBN 10h
4-910274-07-3   COPY
ISBN 10
4910274073   COPY
出版者記号
910274   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年11月1日
書店発売日
登録日
2022年9月11日
最終更新日
2022年11月1日
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書評掲載情報

2023-01-17 朝日新聞 論座  
2022-11-29 朝日新聞 論座  
評者: 樫野孝人
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紹介

金融業界に例えると、メガバンクは全国に支店を出して地方経済の一翼を担うが、図体が大きく、小回りが利きにくい。最終決済が本部のある東京というのもデメリット。
一方、地銀や信用金庫は地域密着で影響力は限られるが、決済は地元で行い、その判断もその地域経済をベースに行うので、中小企業にとって無くてはならない存在だ。これが国政政党と地域政党の関係に近い。どちらも大切だが、メガバンクだけに任せていては地方は立ちゆかないのである。
少数派が政治を動かすために世論に働きかけるテコの原理を使う。テコは重心が「ブレない・曲げない・崩れない」ことが大事。
本書の議員達はその不撓不屈の精神を持って、しがらみも忖度も無く地域の政策を提案し実現しているお手本である。

目次

第一部   地域政党の存在意義
                 議員主導型地域政党VS首長主導型地域政党
                                                                安田女子大学教授/前埼玉県和光市長    松本武洋
                 沖縄からみた地域政党               琉球大学教授     島袋 純

第二部  地域政党サミットの現状
自由を守る会(東京都)
・情報公開こがねい(東京都小金井市)
・地域政党あしたの川崎(神奈川県川崎市)
・地域政党ゆがわら(神奈川県湯河原町)
・地域政党京都党(京都府京都市)
・地域政党ふくちやま(京都府福知山市)
・神戸志民党(兵庫県神戸市)
・みらい松山(愛媛県松山市)

第三部   地域政党の戦い方
・市民の声を形にするアンケート・署名活動 京都党 政務調査会長        京都市会議員  森かれん
・暗黒議会に立ち向かう地域政党の力   地域政党ゆがわら 代表     湯河原町会議員 土屋由希子
・自立した地域政党だからつくれる市民との新しい関係性あしたの川崎代表 川崎市会議員  重冨達也
・NPOから始める地域課題の解決策   地域政党ふくちやま 代表       福知山市議会議員  荒川ひろし
・街頭市政報告会・街頭市政相談    神戸市民党  代表                   神戸市会議員  香川しんじ
・情報公開」を武器に「脱ムダ改革」に全力  情報公開こがねい         小金井市議会議員 渡辺大三
・独自ネタで地域を巻き込み行政・首長・議会を動かす 
                                                        地域政党自由を守る会      代表 東京都議会議員 上田令子
・暗黒議会の夜明け                            地域政党自由を守る会                 目黒区議会議員 白川愛
・孤軍奮闘!情報開示請求を武器に、たった1人で行政・首長・議会を動かす 
                                                               地域政党自由を守る会 江東区議会議員 さんのへ あや
・コミュニティ運営で地域課題を集め、テコの原理で行政を動かす
                                                             地域政党自由を守る会 文京区議会議員 たかはまなおき
・墨田区の子ども達のために全力投球       地域政党自由を守る会  墨田区議会議員 井上ノエミ
・みらいが生まれる言葉から                      みらい松山  松山市議会議員 山本智紀

前書きなど

渡辺喜美 推薦!!    
衆議院議員(6期)、参議院議員(1期) 行政改革担当大臣 公務員制度改革担当大臣 内閣府特命担当大臣(金融)

少数派が政治を動かすためには世論に働きかけるテコの原理を使うことです。テコは重心が「ブレない・曲げない・崩れない」ことが大事。本書の議員達はその不撓不屈の精神を持って、しがらみも忖度も無く地域の政策を提案し実現しているお手本ですね。

版元から一言

圧力ニモマケズ
古い体質ニモマケズ
イジメニモ懲罰ニモマケヌ
強い心ヲモチ
私欲ハナク
決してブレズ
イツモシオープンニタタカッテヰル

・・・・ソンナ議員ガ日本ニイタナンテ・・・

著者プロフィール

森かれん  (モリカレン)  (

森かれん    
平成2年生まれ、京都市上京区出身。高校まで地元公立学校で学び、同志社大学政策学部に入学。大学3回生の時、講義のゲストスピーカーとしてやってきた村山祥栄氏(地域政党京都党前代表)が同和行政に対し、たった一人で闘った話に感銘を受け、「いつかこの人と一緒に仕事がしたい」と心に誓う。大学卒業後は京都企業の雄、㈱堀場製作所へ入社。半導体部門の営業アシストとして勤務する傍ら、第一回京都党政治塾へ入塾。京都市の危機的な財政状況を目の当たりにし、「悪いというのではなく、良くなるように変えたい」という思い一つで一念発起。平成27年京都市会議員選挙にて、京都市会史上最年少(25歳2か月)当選を果たす。任期中に結婚・出産を経験し、その実体験や任期中に出会った「反映しきれていないお声」を積極的に質疑に取り入れ、京都市会で一番最初にヤングケアラー支援を提唱する。平成29年の市議選では初回を上回る得票を頂戴し再選。現在は議会・政治活動と3児の母を両立しながら活動。党内では総務会長、政調会長を歴任。全国の超党派の議員で活動する「出産議員ネットワーク」にて地域政党担当を拝命、2021年マニフェスト大賞でグランプリ受賞。

土屋由希子  (ツチヤユキコ)  (

土屋由希子
1982年生まれ。神奈川県湯河原町出身。中央大学理工学部、舞台芸術学院別科卒業。
 ワハハ本舗にて演出助手を務め、舞台演出や製作に関わりクラシックデュオ「スギテツ」のマネージャーを務める。出産後は二児の母として子育て支援活動や虐待防止活動に従事。おむつなし育児アドバイザー。2020年3月の湯河原町議会議員選挙にて新人トップ当選。

重冨達也  (シゲトミタツヤ)  (

重冨達也
1988年生まれ。川崎市中原区出身。首都大学東京(現:都立大学)航空宇宙システム工学科卒業。「地域政党あしたの川崎」代表。現在2期目。
大学在学中、1946年に本田宗一郎氏が妻の買い物を楽にしてあげたいという思いから自転車に取り付ける補助エンジンを思いついたことを知り、技術の根源に人の生活への思いがあることを知る。そして当時の技術者の生き方について興味をもち、松下幸之助氏が民間事業者として社会貢献を果たした末に松下政経塾を創立したことを知る。政界に人材が不足しているという松下氏の思いに共感し、本田氏同様に身近なところから始めたいと考え、市議会議員を志す。民間事業者での勤務経験を経ずに出馬することやしがらみのある立場での出馬に違和感があり、松下政経塾や議員秘書ではなく被選挙権が得られるまで学習塾にて勤務。その間、川崎市財政や事務事業評価、市議会の活動などを学ぶ。26歳のときに川崎市議会議員選挙にて初当選。2017年に市職員OBと共同で地域政党あしたの川崎を結党。

荒川浩司  (アラカワ ヒロシ)  (

荒川浩司
1991年、28歳で福知山市市議会議選挙初出馬(15票差で次点落選)。同年、市民活動の基盤となる「自分おこし町づくりサークルBGM」を設立。2000年にNPO法人「福知山BGM福祉サービス」に改名。32歳で福知山市市議会議員選挙出馬、無所属市民派で初当選。49歳の5期目の時に福知山市市長選挙出馬、12,500票を獲得も5500票差で落選。
2011年に多様な町づくりの基盤となるNPO法人「市民力支援工房つむぎあい福知山」設立。2012年には、今後の高齢者社会や障がいの方々に対して必要となる“成年後見制度”に対して、NPO法人「市民後見センターふくちやま」を設立。趣味は小学校から高校まで野球部で、社会人でも福知山代表選手1番ショートとして活躍でカラオケ大好き。

香川しんじ  (カガワ シンジ)  (

香川しんじ
昭和51年生まれ、広島市出身。広島県立保健福祉短期大学を卒業後、理学療法士として兵庫県立総合リハビリテーションセンターに理学療法士として就職。仕事をしながら、神戸大学大学院修士課程、兵庫医科大学大学院博士課程で学び、兵庫医療大学専任講師として教育に従事。障がいを持って生まれてきた次男の子育てをきっかけに福祉に関心を持ち、2011年NPO法人リハケア神戸設立。児童発達支援事業、放課後等デイサービス、重症心身障害児対応の放課後等デイサービス、訪問看護ステーションを運営。障がいをもって生活しているこども達や子育てしているお母さんの苦労を軽減したいと思い、2015年神戸市議会議員選挙に出馬したが落選。懲りずに2017年の補欠選挙に出馬したが落選。3度目の正直で2019年の選挙でギリギリ当選。当選後は、合同会派を結成し2021年から団長を務める。また、2021年から神戸志民党代表、2022年から地域政党サミット代表に就任。障害福祉、特別支援教育を得意分野としている。妻、4人の子ども、猫ちゃんとワンちゃん、メダカの大家族。生まれつきの広島カープファン

渡辺大三  (ワタナベ ダイゾウ)  (

渡辺大三
1966年5月2日、岩手県水沢市(現:奥州市)生まれ。秋田県横手市、宮城県仙台市、山形県山形市を経て、9歳から東京都小金井市在住。小金井市立本町小学校・小金井市立小金井第一中学校、東京都立小金井北高等学校、中央大学法学部を卒業。株式会社河北新報社(本社:仙台市)に就職し、新聞記者。衆議院議員秘書を経て、1993年3月、男性最年少の26歳で小金井市議選初当選(以降8期連続当選/直近5回の選挙はいずれも無所属で立候補)。この間、議会運営委員長、予算特別委員長、行財政改革調査特別委員長、ごみ処理施設建設等調査特別委員長、広報協議会座長、議会報編集委員長、東京都十一市競輪事業組合副議長、東京都六市競艇事業組合監査委員、湖南衛生組合監査委員などを務める。【現在】小金井市の地域政党「情報公開こがねい」共同代表。東京の地域政党「自由を守る会」幹事長。小金井市商工会参与会幹事長。貫井北町商工振興会事務局長。中町親愛会相談役。中央大学学員会小金井支部副支部長。東京都立小金井北高等学校同窓会幹事長。新庁舎「議場」の市民利用を進める会共同代表。

上田令子  (ウエダ レイコ)  (

上田令子
経歴:都立三田高、白百合女子大国文科卒。外資系生保等を経て起業も。
家 族:義父母、夫、息子と三世代同居
活動歴:1999 年 マタハラ・保育園待機児童問題に直面し江戸川発子育て応援団「江戸川ワークマム」設立
2007~2012 年 江戸川区議(2期目は史上最多 1 万2千票でトップ当選)
2013年~ 東京都議3期目(江戸川区初の国政政党無所属当選)
2014年  地域政党自由を守る会 結党

白川 愛  (シラカワ アイ)  (

白川愛
目黒区に生まれ育つ。中高は英国に留学。日本歯科大学附属短期大学卒業。歯科技工士。
外資系企業での勤務を経て次女を低体重児として出産したことを機に起業。3児の母。
あだ名は「アクセラおばさん」。行政施策のデジタル活用を推進。人種、性別、年齢、お金がある人もない人も、笑顔を通じて全員参加の社会活動としての社会参画意識の向上、地域コミュニティの活性化、共助ネットワークの強化及び構築、デジタル技術を活用したインタラクティブな施策の設計により地域住民のウェルビーングの向上に貢献したい。

さんのへ あや  (サンノヘ アヤ)  (

さんのへあや
平成元年生まれ。社会福祉士、保育士、精神保健福祉士。2児の母。
障がいを持つ身内がいる家庭で育ち、誰もが幸せに暮らせる社会を創ることを人生の目標とする。父親の仕事の関係で幼少期と中学高校時代をタイ(パタヤとバンコク)で過ごす。International School Bangkok卒業。上智大学社会福祉学科にて障害者福祉政策を学ぶ。大学卒業後は丸紅株式会社に入社、貿易実務に従事する。仕事の傍ら社会福祉士の資格を活かし、区民委員として江東区の障害者福祉計画・障害者計画の制定に携わる。妊娠・出産・育児を通して、それまでとは別の角度から世の中の理不尽さや不平等さに直面し、出馬を決意。2019年統一地方選挙にて無所属議員の中では最多の3,630票を頂き江東区議会議員に初当選。

たかはまなおき  (タカハマ ナオキ)  (

たかはまなおき
文京区議会議員1期 、不動産仲介業経営者、 “みどりーマン”として、多面的に「子育て・防災・まちづくり」を中心に、区民の声を味方に地域課題の解決に取り組む、4児の父。

井上ノエミ  (イノウエ ノエミ)  (

井上ノエミ
1961年12月5日南米ボリビアのラパス生まれ。4人兄弟で、兄・姉と弟がいます。母は亡くなりましたが、長女が生まれた時には半年間日本に来て子育てを手伝ってくれました。父は93歳までたいへん元気でしたが数年前に交通事故で亡くなりました。兄はコンピューターのエンジニアで、姉と弟は建築家です。甥4人と姪が2人います。
ボリビアのUniversidad Mayor de San Andres大学を卒業後、ボリビア中央銀行、国連開発計画(UNDP/UNOPS)ボリビア事務所に勤めました。その後、1992年からニューヨークに行き、国連開発計画本部にコンサルタントとして主に南米のプロジェクトを担当しました。そこで同じ国連職員の日本人に出会い結婚しました。1995年から主人の母国である日本に移りました。日本ではユニセフ東京事務所のコンサルタントとしてしばらく勤務しましたが、長女が生まれましたのずっと子育てに専念してきました。長女も成長したので何か社会に役立ちたいと思い、2009年に日本とラテンアメリカの交流を目指して、NPO法人日本ラテンアメリカ友好協会を設立し理事長に就任しました。また、家族が日本人で将来的に日本に住むことも考えて日本に帰化し、日本国籍を取得しました。
2011年にみんなの党公認として墨田区議会議員選挙に出馬して初当選しました。 2015年、2019年と再選され、現在3期目です。区議会では、子育てや学校での英語教育、不登校問題など子どもたちの問題に取り組んでいます。

山本智紀  (ヤマモト トモノリ)  (

山本智紀
1984年生まれ。愛媛県松山市出身。東亜大学経営学部経営学科(山口県下関市)卒業。現在、松山市議会議員2期目。会派「みらい松山」所属、事務局長、広報部長。
大学在学中の2005年8月、いわゆる「郵政解散総選挙」が行われ、新成人として初めて選挙に関わり、“将来の総理大臣は私たちがつくり支えるんだ”という支援者の熱意を肌身に感じる体験から政治に興味を持つ。翌年の大学卒業の春、実父が地元の松山市議会議員選挙に立候補して初当選。会社員として生活を送りながら、父の近くで政治行政の仕組みを学ぶ。2018年松山市議会議員選挙に立候補し初当選、会派みらい松山に所属。5人の子を持つ父親。

上記内容は本書刊行時のものです。