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持続可能な農村地域づくり 張 京花(著/文) - 博英社
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持続可能な農村地域づくり (ジゾクカノウナノウソンチイキヅクリ)

自然科学
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発行:博英社
A5変形判
縦224mm 横152mm 厚さ14mm
260ページ
価格 3,300円+税
ISBN
978-4-910132-55-6   COPY
ISBN 13
9784910132556   COPY
ISBN 10h
4-910132-55-4   COPY
ISBN 10
4910132554   COPY
出版者記号
910132   COPY
Cコード
C0061  
0:一般 0:単行本 61:農林業
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年7月31日
書店発売日
登録日
2024年7月17日
最終更新日
2024年10月14日
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紹介

本書は、日韓の農村地域における住民参加に着目した農村地域づくりに関する研究の成果をまとめたものである。その目的は事業の持続可能な展開とその特徴を明らかにすることにある。そのために、韓国の農村マウル総合開発事業での住民参加と、日本の神戸市・里づくり計画での住民参加の分析を行い、その成果と問題点を浮き彫りにした。さらに、今後の住民参加について考察し、現状の住民参加型の農村地域づくりに対する改善策と、住民参加を促進させる方法を提示している。

目次

序章 1
第1 節 研究の背景と必要性 1
第2 節 本書で扱う用語の整理 4
第3 節 研究動向と位置づけ 10
第4 節 本書の構成 16

I 部
第1 章 韓国の農業構造の変化と農村開発政策の展開 29
第1 節 韓国の農村地域における問題点と原因 29
第2 節 農村開発政策の展開 40

第2 章 韓国の農村マウル総合開発事業の展開と評価 70
第1 節 農村マウル総合開発事業の導入背景と現況 70
第2 節 農村マウル総合開発事業の概念と展開 75
第3 節 農村マウル総合開発事業の特徴と住民参加 84

第3 章 日本の神戸市の里づくり計画の展開と評価 92
第1 節 日本の地域づくり事業の体系 92
第2 節 日本における農村政策の展開 96
第3 節 神戸市里づくり計画の導入背景と現況 101
第4 節 神戸市の里づくり計画の展開と評価 112

II 部 事例研究
第4 章 農村マウル総合開発事業完了後の持続可能な事業の
展開と評価 ―松月圏域の所得基盤事業を事例として― 123
はじめに 123
第1 節 松月圏域における農村マウル総合開発事業の展開 126
第2 節 松月圏域における所得基盤事業の成果及び課題 135
第3 節 所得基盤事業における住民参加の実態 138
第4 節 所得基盤事業における成果及び課題 140
第5 節 所得基盤事業の評価 141

第5 章 住民主導によるマウル企業の運営 ―全羅南道マウル企業を事例として― 146
はじめに 146
第1 節 マウル企業の概要 150
第2 節 新富里婦人会のヘランダリラン営農組合法人 155
第3 節 ユチョンマウルのユチョンマウル営農組合法人 160

おわりに 162

前書きなど

本書は、日韓の農村地域における住民参加に着目した農村地域づくりに関する研究の成果をまとめたものである。その目的は事業の持続可能な展開とその特徴を明らかにするにある。そのために、韓国の農村マウル総合開発事業での住民参加と、日本の神戸市・里づくり計画での住民参加の分析を行い、その成果と問題点を浮き彫りにした。さらに、今後の住民参加について考察し、現状の住民参加型の農村地域づくりに対する改善策と、住民参加を促進させる方法を提示した。そして、今後の日韓の農村計画研究において、両国で共有された問題意識を確認し、自国にとっての文化的・歴史的な背景、社会構造の変化を踏まえた解釈と再評価を行う際に本書が役に立つことを願う。

版元から一言

本書は、日韓の農村地域における住民参加に着目した農村地域づくりに関する研究の成果をまとめたものである。
その目的は事業の持続可能な展開とその特徴を明らかにすることにある。そのために、韓国の農村マウル総合開発事業での住民参加と、日本の神戸市・里づくり計画での住民参加の分析を行い、その成果と問題点を浮き彫りにした。さらに、今後の住民参加について考察し、現状の住民参加型の農村地域づくりに対する改善策と、住民参加を促進させる方法を提示している。
このように今後の日韓の農村計画研究において、両国で共有された問題意識を確認することは大きな課題である。それと共に自国にとっての文化的・歴史的な背景、社会構造の変化を踏まえた解釈と再評価を行う際に本書が役に立つことを願ってやまない。

著者プロフィール

張 京花  (チャン ギョンファ)  (著/文

著者:張 京花

1974年 韓国生まれ
- 神戸大学大学院工学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(学術)
- 神戸大学大学院工学研究科研究員などを経て、現在、神戸芸術工科大学など非常勤講義
- 専門は、農村計画・農村地域政策・農村観光・住民参加
- 農村地域経営

上記内容は本書刊行時のものです。