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DOMUS X
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年3月25日
- 書店発売日
- 2024年3月25日
- 登録日
- 2023年12月11日
- 最終更新日
- 2024年11月28日
書評掲載情報
2024-08-01 |
三田文学
2024年夏季号/158号 評者: 郷原佳以 |
2024-06-08 |
図書新聞
3642号 評者: 宗近真一郎 |
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紹介
現代最高の詩人、吉増剛造が制作した詩的映像日誌を、豪華本として書物化
「本ならざる本へ、声と光と香のゆらぐ束(タバ)!」
・限定499部(ナンバリング付)
・本表紙レインボー箔押し
・コデックス装
・248頁(カラー184頁+モノクロ64頁)
【内容物】
●著者直筆サイン
●著者の肉筆原稿または手書きの痕跡が残された校正刷り等の中から1枚程度
●「illuminatio/ ray(DVD)」“i”CITY+Oh! Mademoiselle Kinka!+Postcard Ciné+Smoky Diary+Voix Ⅰ[以上マンチェスター国際芸術祭出品]、石狩の時間の皺皺皺皺…(「石狩シーツ」朗読映像)[札幌国際芸術祭出品]
●「illuminatio/ marylya(disc1)」マリリアの歌
●「illuminatio/ voix(disc2)」詩的映像日誌「gozo's DOMUS」の声、音、歌
吉増剛造が、2020年4月から2021年11月まで、1度も休むことなく1週間に1度制作しつづけた「gozo's DOMUS」。この奇跡の映像日誌が、『DOMUS X(ドムス・エックス)』という名の書物となりました。
「gozo's DOMUS」は、吉増の最後と言われる詩集『Voix』(思潮社)、そして渾身の究極詩論『詩とは何か』(講談社)の執筆過程と伴走するようにして制作され、この2冊の完成をもって終わりました。
日本を代表する詩人の詩的生活や、言葉を編んでいく際の創作風景が織り込まれた貴重な映像を、書物化するにあたり考えだされたコンセプト、それが「本ならざる本へ、声と光と香のゆらぐ束!」。
この本を手にする読者は、内容もさることながら、その異形ともいえる装丁デザインに驚かれるはずです。現代の規格化された本の形へのアンチテーゼ、あるいは未生の本への挑戦とも言えるその造本は、常に型を破り続けてきた吉増剛造のこれまでの詩業そのものです。
目次
(第1部)
DOMUS #1(23 APR 2020)~DOMUS #82(11 NOV 2021)
※上記映像日誌からのテキスト+フルカラー写真多数収録
(第2部)
家から心へ、浦の給びへ、裏の文へ Gozo’s DOMUSへの音之襲(今福龍太)
詩人の部屋(建畠晢)
詩の支持体(藪前知子)
詩のうら(石田尚志)
「幽か」な奇跡をつかまえる 詩人・吉増剛造の日常(木口直子)
DOMUSの時間(吉成秀夫)
上記内容は本書刊行時のものです。