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翻訳する女たち 中村妙子・深町眞理子・小尾芙佐・松岡享子 大橋 由香子(著) - エトセトラブックス
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翻訳する女たち 中村妙子・深町眞理子・小尾芙佐・松岡享子 (ホンヤクスルオンナタチ ナカムラタエコフカマチマリコ オビフサマツオカキョウコ)

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四六判
縦188mm 横131mm 厚さ19mm
重さ 326g
288ページ
並製
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-909910-25-7   COPY
ISBN 13
9784909910257   COPY
ISBN 10h
4-909910-25-5   COPY
ISBN 10
4909910255   COPY
出版者記号
909910   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年11月18日
書店発売日
登録日
2024年10月2日
最終更新日
2024年11月22日
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紹介

翻訳する女が珍しかった時代、
本に生き、言葉を探し、翻(ひるがえ)してきた女性たちのストーリー。

大人になる前に戦争を経験し、翻訳者も編集者もまだほとんど男性だった頃の出版界に飛び込み、半世紀以上も翻訳してきた女性たちがいる。児童書から文学、ミステリまで、読み継がれる数々の名訳を残す中村妙子、深町眞理子、小尾芙佐、松岡享子――丁寧なインタビューをもとに4人の翻訳家の人生をつづった、連載「“不実な美女”たち」(光文社WEB)待望の書籍化。
単行本への書き下ろしとして、フェミニズムの思想とことばを日本に紹介してきた、加地永都子、寺崎あきこ、大島かおりの章をあらたに収録。

目次

はじめに 翻訳する女性が珍しかった時代

第一部 不実な美女たち――女性翻訳家の軌跡

Vol.1中村妙子
「クリスティ、ナルニア国、ピルチャー
子どもはさまざま、本もいろいろ種類があったほうがいい」

Vol.2 深町眞理子
「キング、アンネの日記、シャーロック・ホームズ
英米の小説の翻訳なんかやってます」

Vol.3 小尾芙佐
「アシモフ、アルジャーノンに花束を、エリオット
異なる文化のしみついた言葉をおきかえていく」

Vol.4 松岡享子
「ヘンリーくん、パディントン、ブルーナ
お話も翻訳も、子どもが喜ぶと、もっと喜ばせたくなる」

第二部 ひるがえりひるがえす女たち

 女たちが翻訳するまでの前史
 私が出会った翻訳者の思い出
   加地永都子さん──反戦や解放運動、アジアの風を伝える
   寺崎あきこさん──ドイツと日本の女たち、「おいでよ こちらに」
   大島かおりさん──女が女を訳す、名づけ直し遺していく

おわりに
参考文献 

著者プロフィール

大橋 由香子  (オオハシ ユカコ)  (

1959年東京生まれ。フリーライター・編集者、非常勤講師。著書に『満心愛の人 益富鶯子と古謝トヨ子』(インパクト出版会)、『ニンプ→サンプ→ハハハの日々』(社会評論社)、『生命科学者中村桂子』『同時通訳者鳥飼玖美子』(どちらも理論社)、『からだの気持ちをきいてみよう』(ユック舎)、『記憶のキャッチボール』(共著、インパクト出版会)、共編著に『福島原発事故と女たち』(梨の木舎)、『異文化から学ぶ文章表現塾』(新水社)ほか。光文社古典新訳文庫サイトで「字幕マジマジックの女たち 映像×多言語×翻訳」連載中。

上記内容は本書刊行時のものです。