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日本民俗学の萌芽と生成
近世から明治まで
A5判
320ページ
上製
定価
5,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年10月20日
- 書店発売日
- 2023年10月20日
- 登録日
- 2023年9月26日
- 最終更新日
- 2023年10月20日
紹介
「古風」の発見によって江戸時代に芽生えた民俗的関心は、明治以降の近代化の中で、触発・融合・反発を繰り返し、やがて柳田國男という大河に注ぎ込む。学史の丹念な整理から描き出す、日本民俗学誕生前夜の鳥瞰図。
目次
序論
Ⅰ 近世期における民俗研究の萌芽
第一章 『菅江真澄遊覧記』にみる民俗世界
第二章 近世紀行文にみる民俗事象の発見
第三章 野田泉光院『日本九峰修行日記』にみる庶民の暮らし
第四章 古風の発見と田舎
第五章 探訪と観察の実践
第六章 資料収集の実験「諸国風俗問状」
第七章 不思議な現象の記録
Ⅱ 明治期における日本民俗学の生成
第八章 外国人の日本文化研究と人類学会の成立
第九章 土俗会の活動と羽柴雄輔・山中共古
第十章 柳田國男の民俗学への転進
第十一章 南方熊楠のFolklore
第十二章 郷土会と雑誌『郷土研究』の創刊
第十三章 Folkloreの受容と雑誌『民俗』
第十四章 折口信夫「髯籠の話」をめぐる諸問題
結論
参考文献一覧
あとがき
索引
上記内容は本書刊行時のものです。