書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
取引情報
日本を壊した政治家たち
安倍晋三から裏金自民党政権まで
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年8月15日
- 書店発売日
- 2024年10月16日
- 登録日
- 2024年9月4日
- 最終更新日
- 2024年10月16日
紹介
崩壊の始まりはここからだ!
ウソと隠蔽。都合の悪い事実は隠せ!
そして誤魔化せ!
佐藤章が語る。もう黙っちゃおれん。
目次
・ 安倍首相と明仁上皇
・ コロナ禍は安倍内閣の人災だ ~「春節訪日熱烈歓迎」動画の舞台裏
・ 安倍首相が語った「コロナのピークを遅らせる」と「五輪開催」の政策矛盾
・ 悪いのは「西浦モデル」ではない。何もしてこなかった安倍政権だ
・ 何一つ有効な対策を打たなかった安倍首相が言う「日本モデルの力」とは?
・ ポスト安倍は「麻生」か「菅」か/安倍 二階の攻防激化
・「安倍・麻生」「二階・菅」 国家権力を私物化する総裁選の行方
・ 菅総理と検察が安倍氏に迫る「政界引退」
・ 驕れる者は久しからず ~「安倍氏立件」はあるのか 他
前書きなど
戦後初めて選挙で政権交代を成し遂げた民主党政権が崩壊し、自民党の安倍晋三政権が成立してから10年ちょっと、個人としての安倍は存命ではないが、時代としての「安倍時代」は現在にいたるもいまだ続いているとぼくは考える。
「うそは安倍晋三の始まり」。流行語のようになった週刊誌の中づり広告のタイトルは、この「安倍時代」の特徴をよく表していると思う。自民党政権をはじめ、この国の権力の磁場にはうそがはびこり、そのうそがまた新たなうそを次々にひきつけていく、という構造があちこちに見られた。
もちろん、うその構造の上には真実で頑丈な建築物が構築されるわけはなく、日本のいたるところで、蜃気楼のような構築物が現出した。
こういう「安倍時代」に本当のサヨナラを。ぼくは、心の底からそのことを訴えたい。「うそは安倍晋三の始まり」というこの10年間の時代に別れを告げなければ日本社会、日本政治の未来はない。少なくとも日本社会、日本政治の上に、真実で頑丈な建築物は何一つ構築されるわけがない。
ぼくは心底そう考えている。そして、この本に収めた短編ドキュメントは、いずれもそういう「安倍時代」に反撃を食らわす目的をもって、その時々に書かれたものだ。「うそは安倍晋三の始まり」というトーンがこの時代の主調であったとすれば、ぼくの短編ドキュメントはいずれも「反時代的」な性格を帯びざるをえない。・・・・・・・・
版元から一言
いま、日本の政治を考える
元朝日新聞記者であり、現在は人気の政治系YouTuberとしても活躍中の佐藤章が、長年の取材をもとに、日本の政治を深く見つめた渾身の一冊。
権力の裏側に迫りながらも、冷静な視点で描かれる政治の現実。次の一歩を考えるためのヒントがここにあります。
上記内容は本書刊行時のものです。