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圧倒的!リベラリズム宣言 山口 二郎(著) - 五月書房新社
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圧倒的!リベラリズム宣言 (アットウテキ リベラリズムセンゲン)

社会一般
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四六判
縦188mm 横128mm 厚さ17mm
240ページ
並製
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-909542-02-1   COPY
ISBN 13
9784909542021   COPY
ISBN 10h
4-909542-02-7   COPY
ISBN 10
4909542027   COPY
出版者記号
909542   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年4月
書店発売日
登録日
2018年3月16日
最終更新日
2018年4月2日
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紹介

“知の精鋭たち”が真正に問い、真正に語る、現代の対話篇「TOPICA2018」シリーズ第1弾

「フェイク政治」から本来の政治へ
安倍政権の長期化の中でいかに政治を転換するか


◆巻頭言〔佐藤章〕
現代の対話篇「TOPICA 2018」

◆安倍政権の長期化の中でいかに政治を転換するか〔山口二郎〕
1. 日本政治の危機
2. 2017総選挙の意味
3. 立憲民主党の課題
4. 2020年代をどう生き抜くか

◆鼎談:平成の終わりに見えてきた次の時代の政治のカタチ〔山口二郎×外岡秀俊×佐藤章〕
・希望の党の「排除宣言」をどう受け止めたか
・リベラル新党を作るしかない
・前原誠司からの電話
・民進党解体の意味
・排除発言の「正当性」と希望の党の失速
・国際情勢のなかの国内政治
・若者のシニシズムと実感のない好景気
・放たれなかったアベノミクス三本目の矢
・台風一過だった小池旋風
・朝鮮人犠牲者への追悼文見送りとウルトラ右翼人脈
・実体のない希望の党
・政権選択という呪縛
・リベラリズムをどう捉え直すか
・リベラリズムの日本的系譜
・自民党もかつては立憲主義だった
・自己目的化する改憲
・自主と従属
・ポスト・トゥルースとフェイクの上の権力
・9条と自衛隊
・政権構想なき政権交代
・民主党政権の成果
・なぜ核燃サイクルを放棄できないのか
・立憲民主党の課題
・必要性があいまいな改憲論

◆政権への道〔外岡秀俊〕
・ドイツ社会民主党
・米民主党改革とクリントン
・ニュー・レイバー
・政権奪取の条件
・米民主党の低迷
・「メイン」は何か

◆公開対談:メディアと政治、そして市民 〔山口二郎×外岡秀俊〕
・現代日本の「凡庸な悪」
・メディアコントロールへの反発
・「規制緩和」「民営化」の実態
・前川バッシングの破綻
・予想外だったトランプ選出と英国のEU離脱
・公共空間の縮小とポスト・トゥルース問題
・住民投票の可能性と危険性
・ヘイトスピーチに両論併記は必要か
・既存メディア再生のカギは自浄能力
・市民運動とメディア
・市民に政治を動かす力は有るのか
・若者が支持する安倍政権
・考えない人とどう向き合うか
・記者クラブの功罪

◆「フェイク政治」から圧倒的!リベラリズム宣言へ 〔佐藤章〕


99%の国民の自由ではなく、トップ1%の自由を目指す新自由主義のアベノミクス。森友学園や加計学園、スパコン疑惑などに見られる堕落した行政。憲法を尊重し擁護する義務を放擲し、ほとんど意味をなさない改憲を唱え続ける安倍首相。これら一連の「フェイク政治」から一刻も早く離脱し、本来のリベラリズムの政治へと日本の政治の軌道を敷き直すこと。これが、99%の国民の切なる願いだろう。『圧倒的!リベラリズム宣言』。本書のタイトルの由来はここにある。(「あとがき」より)

著者プロフィール

山口 二郎  (ヤマグチ ジロウ)  (

法政大学法学部教授・行動する政治学者
1958年生まれ。東京大学法学部卒、北海道大学法学部教授、同大学院公共政策学連携研究部教授などを経て、2014年より現職。最初の著作『大蔵官僚支配の終焉』(岩波書店)により、自民党と財務省による政治・行政支配の構造・実態を暴き、1990年代から2000年代に続く政治改革の深い底流のひとつを形作る。2009年の民主党政権成立をめぐっては、小沢一郎、菅直人、仙谷由人各氏らとの交友を通じて政権交代に影響を与える。立憲主義の立場から安倍首相を痛烈に批判、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の結成にかかわる。

外岡 秀俊  (ソトオカ ヒデトシ)  (

ジャーナリスト・作家
1953年生まれ。東京大学法学部在学中に、石川啄木をテーマにした小説『北帰行』(河出書房新社)で文藝賞を受賞。朝日新聞社に入社、ニューヨーク特派員、AERA編集委員、ヨーロッパ総局長などを経て、東京本社編集局長。同社を早期退職後は、震災報道と沖縄報道を主な守備範囲として旺盛な取材・執筆活動を展開。『地震と社会』『アジアへ』『傍観者からの手紙』(ともにみすず書房)、『3・11 複合被災』(岩波新書)、『震災と原発 国家の過ち』(朝日新書)、などのジャーナリストとしての著書のほかに、中原清一郎のペンネームで小説『カノン』『人の昏れ方』(ともに河出書房新社)なども発表。

佐藤 章  (サトウ アキラ)  (著/文

ジャーナリスト・五月書房新社編集委員会委員長
1955年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞社に入社、東京・大阪経済部、AERA編集部、週刊朝日編集部などで政治、経済、社会問題、国際問題などの取材に携わる。ジャーナリスト学校主任研究員を最後に朝日新聞社を退職、請われて五月書房新社の編集委員会委員長に就き、本シリーズ「TOPICA 2018」の企画を立ち上げた。慶応義塾大学非常勤講師も務める。著書に『ドキュメント金融破綻』(岩波書店)、『関西国際空港』(中公新書)、『ドストエフスキーの黙示録』『密告される生徒たち』(朝日新聞社)、『山形の政治』『ルポ内申書』(未來社)など、共著に『新聞と戦争』(朝日新聞社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。