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あきらめない政治
ジャーナリズムからの政治入門
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年7月10日
- 書店発売日
- 2024年6月20日
- 登録日
- 2024年3月13日
- 最終更新日
- 2024年6月20日
書評掲載情報
2024-09-15 |
岐阜新聞
評者: 各地の本 |
2024-09-14 |
中部経済新聞
評者: 各地の本 大衆の不満を減らすために |
2024-08-31 |
信濃毎日新聞
評者: 新刊コーナー |
2024-08-30 |
沖縄タイムス
評者: 出版 |
2024-08-28 |
山陰中央新報
評者: 各地の本 |
2024-08-25 |
本のメルマガ
Vol 907 評者: 小谷敏 大妻女子大学人間関係学部教授(社会学) |
2024-07-18 |
note
評者: 野末雅寛 哲学エンジニア |
2024-07-10 |
SAMEJIMA TIMES
評者: 立憲野党私設応援団 |
2024-07-01 |
クレヨンハウス通信
Vol 522 評者: 落合恵子 |
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紹介
いま、もっとも注目される政治ジャーナリスト 鮫島浩の「政治入門書」
朝日新聞政治部記者時代から独立系政治メディアのSAMEJIMA TIMES設立まで、生々しい現場取材から得られた政治の世界を誰にでもわかる言葉で語るロングインタビュー。
豊富な政治家取材経験から導き出される「政局論」から「政治の未来像」まで。
ここに込められている思いは、左右イデオロギー対立から、上下対立(上級国民VS下級国民)へもちこむこと。政治をあきらめている有権者5割の人々が希望をもって生きられる社会をつくることができるように、あきらめない政治への転換を目指すこと。
【主な内容・目次から】
ジャーナリスト鮫島浩の原点とは/シングルマザー世帯が原点/アンチ東京というもうひとつの原点/ マスコミ志望ではなかった就活/「鮫島政治塾」とは政治のエンタメ化
/政治における「事実」とは/「事実」をめぐる政治取材現場/「3・11東日本大震災」とジャーナリズム/コロナパンデミック下での報道はどうなのか/政局について 民主主義と立憲主義/政局について 多数派工作ということ/政局について 人間性悪説に立つ
/政局について 政治はどんくさくてかっこ悪いほうがいい/政局記者はいるが政治記者はいないか?/政局報道は当てないとダメ/政治家にだまされない力/「説明責任」という欺瞞/自由民主党とは何か/自由民主党とは何か 「国対政治」の本質と変遷/自由民主党とは何か/小選挙区制になって変わったところ/民主党とは何だったか/政権交代の意味はあるのか/民主党政権はなぜ失敗したか/二大政党制から多党制へ そして上級国民VS一般大衆へ/山本太郎、泉房穂そして政権交代へ/政治世界における「官僚」とは/日本の階級構造と政治/衆議院と参議院をどうする/日本政治における外交は「すべて!アメリカ寄り」/アメリカ目線で世界をみると誤る/竹中平蔵政策の功罪/財務省権力を脱するために/脱・東京一極集中から地方政治の可能性/新聞ジャーナリズムに未来はあるか/
フェイクニュースをどう考える/政治とは何?
目次
はじめに
第一章 ジャーナリスト鮫島浩の原点とは
シングルマザー世帯が原点
エッセイ【尾野真千子主演の映画「茜色に焼かれる」から私に届いたコメント依頼】
アンチ東京というもうひとつの原点
マスコミ志望ではなかった就活
エッセイ【なぜ私は新聞記者になったのか~「記者は他人の人生を書く。主役になれない」と問われて】
「鮫島政治塾」とは政治のエンタメ化
エッセイ【政局の読み方を伝授する『鮫島政治塾』を開催します!現在進行中の政局を題材に学ぶ双方向型イベントを9月4日に渋谷で!オンライン参加も大歓迎】
第二章 政治における「事実」について
政治における「事実」とは
「事実」をめぐる政治取材現場
「3・11東日本大震災」とジャーナリズム
コロナパンデミック下での報道はどうなのか
エッセイ【「3月13日からマスク着用は個人に委ねる」という政府方針とマスコミ報道の根本的な「大間違い」】
エッセイ【『ワクチン「副反応死」にようやく補償第一号~ワクチン接種のリスクを黙殺して「国策」の旗を振ってきた政府・専門家・マスコミの共同正犯』】
第三章 政治における「政局」とは
政局について 民主主義と立憲主義
政局について 多数派工作ということ
政局について 人間性悪説に立つ
政局について 政治はどんくさくてかっこ悪いほうがいい
政局記者はいるが政治記者はいないか?
政局報道は当てないとダメ
政治家にだまされない力
「説明責任」という欺瞞
第四章 政党について考える
自由民主党とは何か
自由民主党とは何か 「国対政治」の本質と変遷
自由民主党とは何か 小選挙区制になって変わったところ
民主党とは何だったか
政権交代の意味はあるのか
民主党政権はなぜ失敗したか
二大政党制から多党制へ そして上級国民VS一般大衆へ
エッセイ【新聞記者やめます。あと33日!『「野党全勝」で浮かれる事なかれ。肝心の投票率が上がってません!』サメジマタイムズより(多党制という提言)】
エッセイ【新聞記者やめます。あと56日!「左右対決」から「上下対決」へ転換せよ!~「なぜ野党の支持率はあがらない?」にお答えします】
山本太郎、泉房穂そして政権交代へ
エッセイ【泉房穂コールは起きるか?「救民内閣構想・7つのステップ」の可能性と課題~決定的に重要なのは「圧倒的な総理大臣候補の登場」だ!】
政治世界における「官僚」とは
第五章 日本の上下対立・外交・地方政治そして政治ジャーナリズムの未来へ
日本の階級構造と政治
衆議院と参議院をどうする
日本政治における外交は「すべて!アメリカ寄り」
アメリカ目線で世界をみると誤る
竹中平蔵政策の功罪
財務省権力を脱するために
脱・東京一極集中から地方政治の可能性
新聞ジャーナリズムに未来はあるか
フェイクニュースをどう考える
政治とは何?
あとがき
前書きなど
はじめに
この本は、みんなで変えよう政治シリーズの第一巻となります。
その著者、鮫島浩さんは、本書に収録したエッセイの中で次のようにおっしゃっています。
政治に『「無関心」の人々は日々の生活に満足しているから「無関心」なのではない』
ここが、ひとつのポイントですよね。
多くの庶民は、毎日ためいきをつきながらようやく生きていて、暮らし、人生への不満をパンパンにためこんでいる。しかし、それが政治の世界につながらない、誰も政治がその不満を解消してくれるとは思っていない。
みんなあきらめているのです。
お釈迦様がおっしゃっていました。人間は「生(生きること)、老(老いること)、病(病気になること)、死(死んでしまうこと)」これって、人として逃れられない苦痛です。しかし、もしかしたら、政治の力で、その苦痛を取り除いたり、和らげたりできるかもしれない。
「個人的なことは、政治的なこと」というフェミニズムの言葉があります。フェミニズムなんて大嫌いという人も、ちょっと待ってください。
個人的なこととあきらめていた悩みが、政治の力でなんとかなるかもしれない。
そんなことないですか。
政治は、自分たちから縁遠い、雲の上の人々がやっていることではないはずです。だって、みんなが選んだ人たちがやっているのですから。
政治は、みんなの力でみんなの苦しみや悩みを解決する、知恵になるのではないでしょうか。
そう信じて、このシリーズ本をスタートさせます。ひとり出版の私からも何かができる、そんな、みなさんへの投げかけでもあります。
これからも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
那須里山舎 白崎一裕
版元から一言
はじめに
この本は、みんなで変えよう政治シリーズの第一巻となります。
その著者、鮫島浩さんは、本書に収録したエッセイの中で次のようにおっしゃっています。
政治に『「無関心」の人々は日々の生活に満足しているから「無関心」なのではない』
ここが、ひとつのポイントですよね。
多くの庶民は、毎日ためいきをつきながらようやく生きていて、暮らし、人生への不満をパンパンにためこんでいる。しかし、それが政治の世界につながらない、誰も政治がその不満を解消してくれるとは思っていない。
みんなあきらめているのです。
お釈迦様がおっしゃっていました。人間は「生(生きること)、老(老いること)、病(病気になること)、死(死んでしまうこと)」これって、人として逃れられない苦痛です。しかし、もしかしたら、政治の力で、その苦痛を取り除いたり、和らげたりできるかもしれない。
「個人的なことは、政治的なこと」というフェミニズムの言葉があります。フェミニズムなんて大嫌いという人も、ちょっと待ってください。
個人的なこととあきらめていた悩みが、政治の力でなんとかなるかもしれない。
そんなことないですか。
政治は、自分たちから縁遠い、雲の上の人々がやっていることではないはずです。だって、みんなが選んだ人たちがやっているのですから。
政治は、みんなの力でみんなの苦しみや悩みを解決する、知恵になるのではないでしょうか。
そう信じて、このシリーズ本をスタートさせます。ひとり出版の私からも何かができる、そんな、みなさんへの投げかけでもあります。
これからも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
那須里山舎 白崎一裕
上記内容は本書刊行時のものです。