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徳川実紀を読む
近世日本の光と影①
発行:静人舎
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ27mm
重さ 450g
400ページ
並製
定価
3,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年11月2日
- 書店発売日
- 2024年11月7日
- 登録日
- 2024年10月28日
- 最終更新日
- 2024年11月11日
紹介
徳川幕府が自ら作った歴史書「徳川実紀」を読み解くことで近世日本の実態を明らかにしようとする壮大な試みの書。本書(第1巻)では、家康が関ヶ原合戦から大坂冬の陣、夏の陣を経て全国制覇を成し遂げた「江戸」時代初期の文化的、社会学的展開のおもしろさに注目した特徴的な記事を選んで解説している。
目次
1 徳川家康治世の日本社会の展開
●アジア諸国との交易、キリスト教徒への弾圧、そして学問好き人間としての家康像
2 家康の時代、総括
●徳川家康のやるべき仕事にひとつは幕府の確立であり、江戸という新制都市の確立であった
3 行政人間としての秀忠と近世初期文化
●徳川幕府初代の家康がかつて戦闘家であり、二代目の秀忠はもともと政治家的な存在であった
4 徳川幕府治世の定着と鎖国への道
●法制度の確立と、オランダに限られたか、ヨーロッパへの窓とドア
5 豊臣秀頼の運命と徳川幕府の永遠性
●「犬追うもの」/追いつめられる子犬、秀頼、かたや獲物を追いつめる騎馬の武士
前書きなど
わたしは「徳川実紀」の記事を追いながら、近世日本社会に起こった出来事や、社会現象その他について、特徴的な記事を選んで紹介し、かつ自分の意見をそれぞれ書いた。日本史的には、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の順に施政者が変わってきたのであるが、最後にその名を不動のものとした家康が、その支配力を強力に、かつ広範囲に拡大していった時代と、それ以降をしっかりと捉えて描いているのが、「徳川実紀」なのである。(「はじめに」より)
上記内容は本書刊行時のものです。