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徳川実紀を読む 安達史人(著) - 静人舎
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徳川実紀を読む (トクガワジッキヲヨム) 近世日本の光と影① (キンセイニホンノヒカリトカゲ イチ)

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発行:静人舎
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ27mm
重さ 450g
400ページ
並製
定価 3,000円+税
ISBN
978-4-909299-27-7   COPY
ISBN 13
9784909299277   COPY
ISBN 10h
4-909299-27-0   COPY
ISBN 10
4909299270   COPY
出版者記号
909299   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年11月2日
書店発売日
登録日
2024年10月28日
最終更新日
2024年11月11日
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紹介

徳川幕府が自ら作った歴史書「徳川実紀」を読み解くことで近世日本の実態を明らかにしようとする壮大な試みの書。本書(第1巻)では、家康が関ヶ原合戦から大坂冬の陣、夏の陣を経て全国制覇を成し遂げた「江戸」時代初期の文化的、社会学的展開のおもしろさに注目した特徴的な記事を選んで解説している。

目次

1 徳川家康治世の日本社会の展開
●アジア諸国との交易、キリスト教徒への弾圧、そして学問好き人間としての家康像
2 家康の時代、総括
●徳川家康のやるべき仕事にひとつは幕府の確立であり、江戸という新制都市の確立であった
3 行政人間としての秀忠と近世初期文化
●徳川幕府初代の家康がかつて戦闘家であり、二代目の秀忠はもともと政治家的な存在であった
4 徳川幕府治世の定着と鎖国への道
●法制度の確立と、オランダに限られたか、ヨーロッパへの窓とドア
5 豊臣秀頼の運命と徳川幕府の永遠性
●「犬追うもの」/追いつめられる子犬、秀頼、かたや獲物を追いつめる騎馬の武士

前書きなど

わたしは「徳川実紀」の記事を追いながら、近世日本社会に起こった出来事や、社会現象その他について、特徴的な記事を選んで紹介し、かつ自分の意見をそれぞれ書いた。日本史的には、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の順に施政者が変わってきたのであるが、最後にその名を不動のものとした家康が、その支配力を強力に、かつ広範囲に拡大していった時代と、それ以降をしっかりと捉えて描いているのが、「徳川実紀」なのである。(「はじめに」より)

著者プロフィール

安達史人  (アダチ フミト)  (

1943年生まれ
東京藝術大学美術学部芸術学科卒業
◉雑誌編集歴
「武蔵野美術」(武蔵野美術大学季刊誌)編集主幹
「游魚」(木の聲舎)編集・発行人
◉著書(研究書)
『神々の悲劇─ギリシア神話世界の光と闇』(北宋社)、『日本文化論の方法─異人と文学』、『漢民族とはだれか─古代中国と日本列島をめぐる民族・社会学的視点』(右文書院)、『東国武士政権――日記「玉葉」が伝えた鎌倉幕府の展開と、悲劇の武士たち』、『天皇学入門――われわれ日本人は、天皇をどう捉えてきたのか』(批評社)
◉著書(小説)
『偽装恋愛★ある痴人の告白』、『処女幻想譚★続・ある痴人の告白』(彩流社)、『鷹の台の黄昏』(静人舎)
◉共著
『言葉空間の遠近法─安達史人インタビュー集』、『金石範《火山島》小説世界を語る!』(右文書院)、『大衆としての現在』、『吉本隆明ヴァリアント』(北宋社)

上記内容は本書刊行時のものです。