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ジェネレーション・レフト
原書: Generation Left
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年8月25日
- 書店発売日
- 2021年8月25日
- 登録日
- 2021年1月29日
- 最終更新日
- 2021年10月14日
書評掲載情報
2022-01-14 |
週刊金曜日
1月14日 (1360)号 評者: 石崎凛(大学生) |
2021-12-26 |
北海道新聞
朝刊 評者: 吉田徹(同志社大学教授) |
2021-11-06 | 美術手帖 2021年12月号 |
2021-10-09 | 週刊東洋経済 2021年10月9日号 |
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重版情報
3刷 | 出来予定日: 2022-03-22 |
2刷 | 出来予定日: 2021-09-21 |
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たちまち3刷です! 「ジェネレーション・レフト」がメディア等でも注目を集めています。 |
紹介
◉世界の若者たちは、なぜいま「左傾化」しているのか?◉
オキュパイ・ウォール・ストリート運動、コービンやサンダースら「左派ポピュリズム」の台頭、グレタさんを中心とする気候危機の問題提起など、いま世界では若者たちによるラディカルな社会運動の輪が次々と広がっている。資本主義の中心地であるアメリカでは、若者たちのうち半数近くが「社会主義」を支持しているという調査結果もある。
気鋭の政治理論家キア・ミルバーンが、この「ジェネレーション・レフト」が生まれた背景と、これからの可能性を徹底解明。Z世代(1990年代後半生まれ~)が主役となる21世紀の世界情勢を知るための必読書。
◉監訳・解説◉ 斎藤幸平(経済思想家・大阪市立大学准教授)
「コロナ・ショックを前にして、新自由主義に代わる新しい秩序を志向する可能性や必要性が出てきているのは否定できないはずだ。ここに左傾化の潜在性、21世紀の左派にとっての政治プロジェクトが存在する。その担い手が、急進化している若者たちである」
─推薦───────────────────────────
キア・ミルバーンは、世代についての話に付きまとうナンセンスを粉砕し、年齢の問題のように見える事態の根っこに階級の問題があることを示した。この本を読んで、ジェネレーション・レフトに加わろう。
──ポール・メイソン(ジャーナリスト、『ポストキャピタリズム』著者)
急進主義が新しい時代を迎えた原因とその可能性への素晴らしい探求だ。新自由主義を克服し、気候変動を静め、社会の高齢化に対処するためには、もう一度「最高の世代」が必要なのだ。
──アーロン・バスターニ(ジャーナリスト、『ラグジュアリーコミュニズム』著者、「ノヴァーラ・メディア」共同創設者)
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目次
日本語版への序文
謝 辞
第1章 世代の再考
若者の左傾化
スノーフレーク世代か? それともめちゃくちゃにされた世代か?
なにが世代を形作るのか?
いまの世代を生み出したものはなにか?
出来事が世代を形作る
第2章 取り残された世代
2008年は起こらなかった
新自由主義の時代区分
新自由主義的コモン・センス(意識の破壊)
生き残るゾンビ
2008年がやっと起こった
第3章 ジェネレーションの爆発
過剰の瞬間
一度目は悲劇として……
2011年世代
告白機能
第4章 選挙論的転回
世代的盲点
左派メランコリーからの脱却
エコロジーの拡大
第5章 成人モデルの改革
なぜ保守主義は年配者に多いのか
機能不全に陥る成人期
道を絶たれた若者
すべてのものをすべての人に!
日本語版への解説
ジェネレーション・レフトになるために 斎藤幸平
版元から一言
堀之内出版の新レーベル「Zブックス」の第一弾です。
装丁・本文デザイン 成原亜美(成原デザイン事務所)
装画 millitsuka
シリーズロゴ 黒岩美桜
組版 江尻智行(tomprize)
印刷 中央精版印刷株式会社
上記内容は本書刊行時のものです。