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情報端末持ち帰り 堀田 龍也(著/文 | 編集) - さくら社
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情報端末持ち帰り (ジョウホウタンマツモチカエリ) GIGAスクールはじめて日記3 (ギガスクールハジメテニッキ サン)

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発行:さくら社
B5判
128ページ
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-908983-65-8   COPY
ISBN 13
9784908983658   COPY
ISBN 10h
4-908983-65-8   COPY
ISBN 10
4908983658   COPY
出版者記号
908983   COPY
Cコード
C0037  
0:一般 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年3月31日
書店発売日
登録日
2023年2月27日
最終更新日
2023年3月25日
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紹介

児童生徒の主体的な学びの実現を目的として、情報端末の持ち帰りに特化した内容をテーマにした一冊です。
「なぜ持ち帰りが必要なのか」に関して、その社会的背景から、学校での授業と家庭での学びをつなぐ意義・意味と可能性について、研究者による丁寧な解説と、シリーズならではの絵日記風の実践記録で紹介します。
実践記録は普段から端末を持ち帰っている学校や地域で実践されている、特別ではないけれど豊かで新しい学びを小・中学校併せて34事例。さらに、地域全体で進めるためのポイント
を、先進自治体の教育委員会担当者が語ってくれました。
また、実際に持ち帰りをスタートさせた学校や地域から寄せられた、教員や保護者が抱える悩みに答えるQ&Aも必読です。

目次

はじめに:主体的な学びを支援するために

【概説】
■授業や家庭学習をつなぐ教育DX
■情報リテラシーと保護者の連携
 ①学校で情報活用能力を育成する
 ②家庭でも情報活用能力を育成するために
■授業と家庭の学びをつなぐ
 ①授業と家庭の学びをつなぐステップ
 ②学校の学びと家庭の学びをつなげるヒント集

【授業と家庭学習をつないだ実践事例】
■小学校_23事例
01_社会科(5年)…家庭で情報の収集
02_全教科等(3年~)…家庭で学習の振り返りを
03_算数科(4年)…情報端末を用いた反転授業
04_体育科(3年~)…体育での映像による学び
05_理科(6年)…理科学習スライドまとめ
06_外国語科(6年)…スピーチ共有による課題の明確化
07_社会科(5年)…家庭で! 授業で! デジタルノート
08_算数科(5年)自由に交流できる家庭学習
09_特別活動(4 年/宿泊行事)…宿泊行事のしおりをGoogle ドキュメントで作成
10_全教科等(3年~)…「書く力」とタイピングスキルの育成
11_総合的な学習の時間(5年)…地域のよさを再発見する家庭学習での端末の活用
12_全教科等(全学年)…選択式家庭学習
13_体育科(2 年)…体育 ステップ表を見て、前転に取り組もう
14_家庭科(6年)…家庭での調理実践を共有
15_道徳 / 学級活動・総合的な学習の時間(3年~)…情報モラルの授業での学びを保護者に伝えよう
16_授業時間外(3年~)…Google Chat やスペース機能で自主学習を支援しよう
17_小学校・生活科(2年)…生活科の野菜の成長記録を家庭でも
18_音楽科(3年~)…家で楽しくリコーダー練習
19_社会科(3・4年)…Google フォームでおさらい! 地域学習
20_算数科(全学年)…学びを広げる! つなげる! 深める!
21_全教科(5年/長期休業中)…「なんでも提出 BOX」でつながろう!
22_算数科(5年)…Google Jamboard を使ったポートフォリオ作成
23_授業時間外(5年)…自主学習を 1 人 1 台学習者用端末で
解説:小学校における家庭学習の分類

■中学校_11事例
24_外国語科(2年)…英単語ドリルの練習成果を共有しよう
25_総合的な学習の時間(1年)…家庭で調べ学習・まとめ学習
26_特別活動(1年)…学年のプロジェクトを Google Chat を使って動かす
27_社会科(1年)…夏休みの課題で地域の歴史ある場所をスライドにまとめる
28_技術科(2年)…学習者のペースで取り組むプログラミング学習
29_家庭科(1年)…「自作弁当の日」に向けた自由進度学習
30_授業時間外(全学年 / 生徒会活動)…生徒が当たり前に使えるツールに
31_授業時間外(全学年 )…保護者と共に
32_技術科(3年 )…協働的な家庭学習で技術科の資質・能力を育成
33_社会科(2年 )…身近な地域の調査
34_総合的な学習の時間(5 ~ 9 年 )…地域の魅力を動画で発信しよう!
解説:中学校の事例まとめ

コラム◆地域全体で進めるポイント 2 (山梨県甲府市)
コラム◆地域全体で進めるポイント 1 (長野県飯田市)
コラム◆地域全体で進めるポイント 3 (熊本県高森町)

Q&A 教員や保護者が抱える悩みに答える
まとめ:授業と家庭学習をつなぐパターン

版元から一言

児童生徒と一緒に情報端末が動き出した!そんなワクワク感が溢れる一冊です。
児童生徒たちは校時の制約の無い自分の時間の中で、情報端末を使い自由に学びを深めていきます。家庭で取り組んだ調理実習、タイピング練習の成果を披露したらあまりの速さに保護者もビックリ。社会科の課題で地域調査のため町へ繰り出せば情報端末は取材の相棒に、そしてグループ発表にも大活躍です。この他にも家庭で思う存分取り組んだ個人のワークとそれをグループ学習に連動させた実践の数々を小学校、中学校の各ステージで見ることができます。どこにいても先生や友達とのつながりを感じながら学ぶ姿はこれからの在り姿、Google Classroomが提供する各種ツールを使ってイベントを成功させたり楽しみながら経験を重ねる未来の担い手たちの姿が頼もしく映ります。

著者プロフィール

堀田 龍也  (ホリタ タツヤ)  (著/文 | 編集

東北大学大学院情報科学研究科・教授,東京学芸大学大学院教育学研究科・教授,信州大学教育学部附属次世代型学び研究開発センター・特任教授
1964 年熊本県天草生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。博士(工学)(東京工業大学)。東京都公立小学校・教諭,富山大学教育学部や静岡大学情報学部・助教授,メディア教育開発センター・准教授,玉川大学教職大学院・教授。文部科学省・参与等を経て,2014 年より現職。教育再生実行会議初等中等教育WG・有識者,中央教育審議会・委員等を歴任。2021 年より日本教育工学会・会長。著書に『学校アップデート』『GIGA完全対応 学校アップデート+』(さくら社),『情報社会を支える教師になるための教育の方法と技術』(三省堂),『クラウドで育てる次世代型情報活用能力』(小学館)など

山本 朋弘  (ヤマモト トモヒロ)  (著/文 | 編集

中村学園大学教育学部・教授・メディアセンター長
東北大学大学院情報科学研究科早期修了(学位取得)。博士(情報科学)。熊本大学教育学部卒業、東京工業大学大学院内地留学、岐阜大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。
鹿児島大学教育学部附属教育実践総合センター講師,鹿児島大学大学院教育学研究科准教授を経て,現職。
文部科学省「教育の情報化に関する手引」検討委員(R01)「先導的な教育体制構築事業」ワーキンググループ委員(H26~)等,文部科学省の検討委員や事業検討委員などを歴任。その他,九州管内の約20の自治体の教育ICTアドバイザーとして関わる。
日本教育工学協会副会長,九州教育情報化研究会事務局長,日本教育工学会,日本教育メディア学会の編集委員を務める。日本教育心理学会,日本科学教育学会,日本教育システム情報学会会員。著書に『学校と教育委員会・自治体をつなぐ教育DX推進ガイド 』(明治図書出版)など

佐藤 和紀  (サトウ カズノリ)  (著/文 | 編集

信州大学教育学部・准教授
1980 年長野県軽井沢生まれ。東北大学大学院情報科学研究科修了,博士(情報科学)。東京都公立小学校・主任教諭,常葉大学教育学部・専任講師等を経て,2020 年より現職。文部科学省 教育の情報化に関する手引 執筆協力者,同「GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議」委員,同ICT 活用教育アドバイザー等を歴任。2021 年より日本教育工学会・代議員。著書に『情報社会を支える教師になるための教育の方法と技術』(三省堂),『1人1台端末活用パーフェクトQ&A』(明治図書),『ICT活用の理論と実践: DX時代の教師をめざして』(北大路書房)など

三井 一希  (ミツイ カズキ)  (著/文 | 編集

山梨大学教育学部・准教授
1982 年山梨県北杜市生まれ。熊本大学大学院教授システム学専攻修了,博士(学術)。山梨県公立小学校・教諭,台北日本人学校(台湾)・教諭,常葉大学教育学部・専任講師を経て,2022 年より現職。文部科学省 ICT 活用教育アドバイザー,日本教育工学協会理事,静岡県総合教育センター研究顧問,熊本大学教授システム学研究センター連携研究員等を歴任。著書に『1人1台端末活用パーフェクトQ&A』(明治図書),『小学校低学年1人1台端末を活用した授業実践ガイド』(東京書籍)など

上記内容は本書刊行時のものです。