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スタートラインに続く日々
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年8月1日
- 書店発売日
- 2019年8月1日
- 登録日
- 2019年4月28日
- 最終更新日
- 2022年9月14日
書評掲載情報
2022-07-15 | 週刊読書人 |
2019-09-28 | 中部経済新聞 朝刊 |
2019-09-20 | 毎日新聞 朝刊 |
2019-08-24 | 読売新聞 朝刊 |
2019-08-23 | 中日新聞 朝刊 |
2019-08-17 | 朝日新聞 朝刊 |
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紹介
◎2022年7月15日発行「週刊読書人」書籍紹介
◎2019年9月28日付「中部経済新聞」書籍紹介
◎2019年9月20日付「毎日新聞」ひと欄紹介(全国版)
◎2019年8月24日付「読売新聞」書籍紹介
◎2019年8月23日付「中日新聞」書籍紹介
◎2019年8月17日付「朝日新聞」書籍紹介
生まれつき耳が聞こえない。コミュニケーション苦手。
だから私はずっとカメラを回し続ける。
“ちょっぴりカッコ悪い”映画監督のこれまでとこれから――。
現場の舞台裏と、映画監督・今村彩子の現在地点。
今こそ語る。今村監督初の単著。
目次
はじめに ~ミスドで泣く女~
●「Start Line」(スタートライン)ドキュメンタリー/2016年
自転車旅を決意
14万円で新しい経験を
「コミュニケーション」を映画のテーマに
私の幼少期/荒れ狂っていた中・高時代/ろう文化に出会った大学時代
堀田さんとの出会い
スポンサー企業
クラウドファンディング
旅の準備
愛車“ジャーニーさん”/カメラマンと撮影機材/ブルドーザーのごとく
ニッポン中のためらう人に
壁だらけの自転車旅
苦手なことの連続/「それは甘えだよ」/タイヤがパンクした青年
ウィルと過ごした6日間/「ダイジョウブデスカ」/旅の最後の晩
編集で再び自分と向き合う
最後の難関
家族・親族へのお披露目
完成披露会
3番目の伴走者
縁の下の力持ち
映画の宣伝活動で
聞こえる人を身近に
時代遅れの切り札 ~福岡県春日市上映で~
コミュニケーションが上手とは? ~北海道士別市上映で~
「ピープル インサイド オナジ」
●「珈琲とエンピツ」ドキュメンタリー/2011年
出会い
常連客の質問
CM制作
大切なのは伝えたい想い
東日本大震災
心を撮る職人
●「架け橋 きこえなかった3.11」ドキュメンタリー/2013年
震災11日後に宮城へ
震度6の余震に遭遇
情報社会から置き去りにされている私たち
1通のメール
被災した方々を撮るということ
社会を変えるのは映画ではない
だんだん分かっていくんだね
防災ボランティア灯りの会の上映会
架け橋
●「11歳の君へ ~いろんなカタチの好き~」DVD教材/2018年
それは、私のカン違いから始まった
それは、自分にもあてはまることだった
「耳が聞こえないこと」と「LGBT」
DVD制作で
戸惑い/迷い/カテゴライズ/立場が逆転/打ち上げで
11歳の君へ
●「アスペのまあちゃん」ドキュメンタリー/制作中
まあちゃんの撮影がはじまった(2017夏~2018春)
まあちゃんの撮影は続く(2018夏~2019冬)
●スタートラインに続く日々/2012~2019
・私は身長153センチの映画監督です
・映画の道に進むきっかけを作ってくれた父
・小学生時代の夢は童話作家だった!
・母からもらった1冊の本
・6冊の英語の交換日記
・君はありのままでいいんだよ。環境を変えればいいんだ
・ろう学校の子どもたちも恋愛したりケンカするんだよ
・ニューヨークロケ
壁は新しい世界に踏み出した証し
めんどくさいことをなくすのが福祉
・昭和を切り拓いたろう女性たち
・聞こえない妻が働き、聞こえる夫が主夫をする
・友達からはじめようよ
・牛乳瓶のキャップ
・カミングアウト
・朝市のおじさん
・小学校の子どもたち
・HIV/エイズ予防啓発動画の制作
・押したり並んで歩いたりしながら考えたこと
・共に生きる難しさ
・「好きな食べ物は何ですか」
・「筆談です」
・大きく、高く
・「同じ」と「違い」
おわりに ~「障害者」という言葉~
本に登場する方々
版元から一言
ろうの映画監督・今村彩子初の単著。
生まれつき耳が聞こえない映画監督は、コミュニケーションが超苦手。
”そんな監督”が泣きながらも約2年かけて一冊書き上げた!
監督に振り回され編集者も泣いた!(泣かされた?)
「彩子さんのために(せいで)一体どれだけ泣いたんだ!」(編集者)
……笑い、涙、怒り、すれ違い、絶望、感動の先にこの本が生まれました。
映画制作の現場の舞台裏と、著者の魅力にも触れられる本をめざしました。
障害、福祉、LGBT、HIVなどについて考えるきっかけになったらと思います。
私はぶっちゃけ「障害者」という言葉も漢字も嫌いーー。(今村監督)
人生と本音で向き合っている彼女の思いに心を揺さぶられます。
日本中のためらっている人に少しの勇気をおすそ分け。
本を読んだ後は、誰もが今村監督に会いたくなるでしょう。
今村監督が歩んできた40年間の道のりを包み隠さずに、彼女自身「今の言葉」で振り返ります。
来年公開の新作映画ができるまでのエピソードも紹介しています。
追記
◎2021年7月15日発行「週刊読書人」書籍紹介
◎2019年9月28日付「中部経済新聞」書籍紹介
◎2019年9月20日付「毎日新聞」ひと欄紹介(全国版)
◎2019年8月24日付「読売新聞」書籍紹介
◎2019年8月23日付「中日新聞」書籍紹介
◎2019年8月17日付「朝日新聞」書籍紹介
上記内容は本書刊行時のものです。