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在庫あり
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取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
外征と公議
国際環境のなかの明治六年政変
四六判
380ページ
上製
定価
3,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年2月15日
- 書店発売日
- 2024年2月13日
- 登録日
- 2023年12月6日
- 最終更新日
- 2024年3月8日
書評掲載情報
2024-04-27 |
毎日新聞
朝刊 評者: 加藤陽子(東京大学教授・日本近代史) |
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紹介
明治六年政変(征韓論政変)は、国内政局から論じられることが多く、その国際環境との関わりについては良くわかっていない。アメリカが新たな東アジア政策を模索するなかで、慶応三年、徳川慶喜政権は公議機関に支えられつつ米朝間の仲介と日朝関係の革新に踏み出そうとしていた。公議と対朝鮮外交は幕末の二大課題であったが、それらを継承した明治新政府は、戊辰戦争からの旧雄藩帰還将兵の暴発を怖れて外征へと傾斜してゆく。左院や地方官が公議と立憲制を要求するなかで、征韓・征台の主導を画策する薩土肥勢力と、薩長出身者のうちの「開化」勢力が激突したこの政変を、外交・内政の両面から新たに分析する。
目次
プロローグ
1 幕末維新期の外征論と公議論
2 戊辰戦争
3 アメリカ登場
4 新政府の外交と辛未洋擾
5 留守政府の外征政策
6 明治六年政変(征韓論政変)
エピローグ
上記内容は本書刊行時のものです。