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ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活 落合 加依子,佐藤 友理(編集) - 小鳥書房
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取引取次: 弘正堂
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ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活 (ワンルームワンダーランド ヒトリグラシヒャクニンノセイカツ)

文芸
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発行:小鳥書房
B6判
240ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-908582-12-7   COPY
ISBN 13
9784908582127   COPY
ISBN 10h
4-908582-12-2   COPY
ISBN 10
4908582122   COPY
出版者記号
908582   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2024年6月28日
最終更新日
2024年12月2日
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書評掲載情報

2024-11-09 毎日新聞  朝刊
評者: 武田砂鉄(ライター)
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紹介

オールカラーで、部屋にまつわるエッセイと写真を100人分掲載。
職業も住む場所もさまざまな100 人の、ひとり暮らしの記録集です。

「部屋は、言葉を話すわけじゃない。でもありったけの息を吸って暮らすわたしたちを、静かに見守ったり叱ったりしているのかもしれない。
記憶も匂いもそこに残って、見慣れたはずの毎日の隙間に、あの恋やあの会話、さみしさ、まばゆさが染みついている。」
(「はじめに」より)

きっと部屋にはそのひとそのものが表れる。意図した部屋でも、無防備な部屋でも。ほかの誰かと暮らす部屋ではない、ひとり暮らしの部屋ならなおさら。
そんな思いから、市井で生きる人たち100人に声をかけ、ひとり暮らしの部屋にまつわるエッセイを書いていただきました。部屋全体が写る写真と、お気に入りのものを写した写真も載せています。

私たちは、それぞれの部屋に流れる時間を想像しながら、この本を編集していました。
ひとり暮らしを始めたばかりの部屋、停滞と安堵が漂う部屋、その人の歴史が詰まった部屋、誰かの気配が残る部屋、これから先の長い時間が見えるような部屋……
それぞれの部屋の中に誰とも違う生活がある、ただそれだけのことなのに、100人分の暮らしの営みがこうして綴じられていることが、どうしてか心強く感じられます。

エッセイを書いてくださった方の中には、引っ越しをした人もいるし、今はひとりで暮らしていない人もいます。ひとり暮らしは突然始まったり終わったりする。ひとり暮らしでもそうじゃなくても、生活は形を変えながら続いていく。
だからこれは、とある時期に偶然そこにあった生活の、記録集のようなものです。

「ワンルームワンダーランド」といいながら、1Rのみならずさまざまな間取りの部屋を載せています。
小さなひとつの部屋(ワンルーム)から、限りない未来が広がっていきますように。


■職業も住む場所もさまざまな100人の、ひとり暮らしの記録集

お笑い芸人/ 画家 / 大学生/ 喫茶店店主/ 会社員/ 学校職員/ 地方公務員/ D J/
デザイナー/ フリーター/ 編集者/ 研究員/ 詩人/ 本屋店主/ 事務職/ 書家/ 学芸員/
文化施設職員/ 花屋/ ライター/ イラストレーター/ 映画監督/ 着付師/ NPO職員/
ラジオパーソナリティ / 縫う人/ 英語教員/ 映像作家/ ITエンジニア/ ピアノ講師/
ジビエ解体/ 料理家/ 医師/ カウンセラー/ 美容師/ 犯罪学者 ほか

前書きなど

「部屋は、言葉を話すわけじゃない。でもありったけの息を吸って暮らすわたしたちを、静かに見守ったり叱ったりしているのかもしれない。
記憶も匂いもそこに残って、見慣れたはずの毎日の隙間に、あの恋やあの会話、さみしさ、まばゆさが染みついている。」(「はじめに」より)

版元から一言

私たちは、それぞれの部屋に流れる時間を想像しながら、この本を編集していました。
ひとり暮らしを始めたばかりの部屋、停滞と安堵が漂う部屋、その人の歴史が詰まった部屋、誰かの気配が残る部屋、これから先の長い時間が見えるような部屋……
それぞれの部屋の中に誰とも違う生活がある、ただそれだけのことなのに、100人分の暮らしの営みがこうして綴じられていることが、どうしてか心強く感じられます。

著者プロフィール

落合 加依子,佐藤 友理  (オチアイ カヨコ,サトウ ユリ)  (編集

落合加依子(おちあいかよこ)
1988年名古屋市生まれ、東京都在住。ちいさな出版社と本屋「⼩⿃書房」の店主。住まいのある⾕保(やほ)という町と、そこで暮らすひとたちが好き。著書に日記本『浮きて流るる 小鳥書房店主日記2021年3月~2022年6月』がある。

佐藤友理(さとうゆり)
1988年生まれ、仙台市在住。文化施設職員。遠くで暮らす十人のエッセイ集「まどをあける」企画編集。家事のお供にラジオを聴くので、聴きたいラジオが決まるまで家事が始まりません。

上記内容は本書刊行時のものです。