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ウクライナ映画完全ガイド 梶山祐治(著/文) - パブリブ
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ウクライナ映画完全ガイド (ウクライナエイガカンゼンガイド) ロシア帝国時代からマイダン革命以降の現代まで

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発行:パブリブ
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ14mm
240ページ
並製
価格 2,800円+税
ISBN
978-4-908468-76-6   COPY
ISBN 13
9784908468766   COPY
ISBN 10h
4-908468-76-1   COPY
ISBN 10
4908468761   COPY
出版者記号
908468   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年8月10日
発売予定日
登録日
2024年7月12日
最終更新日
2024年7月12日
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紹介

時にプロパガンダの役割を担い、時に検閲の対象となりながらも
ロシア帝国・ソ連時代から世界映画史に輝く作品を作り出してきた

オレクサンドル・ドヴジェンコ『大地』 世界の映画史に燦然と輝く、サイレント映画の名作
ジガ・ヴェルトフ『カメラを持った男』世界のドキュメンタリー映画史上、最重要作品のひとつ
セルゲイ・パラジャーノフ『忘れられた祖先の影』山岳民族を色彩豊かに描く、ウクライナ映画オールタイムベスト1
ユーリー・イリエンコ『渇いた者たちの井戸』ウクライナ映画ベスト作品にも挙げられる、詩的映画の代表作
レオニード・オシカ『石の十字架』カナダへの集団移住問題を背景にした、貧しい農夫の厳粛なドラマ
キラ・ムラートワ『無気力症シンドローム』ソ連末期の変調を「無気力症」というシンドロームを通して描く
ミロスラウ・スラボシピツキー『ザ・トライブ』世界中で称賛された、手話のみで描くろう者たちの青春と暴力
セルゲイ・ロズニツァ『ドンバス』ドキュメンタリーの名手が劇映画で描く、ドンバスの「真実」

代表100作のあらすじや制作背景を徹底解説

用語・人物解説
ウクライナ映画史
ウクライナ映画視聴法
外国映画の中のウクライナ
ウクライナのアニメーション
などのコラム

目次

2 まえがき
4 目次
6 年表
8 地図

10 ウクライナ映画史への招待
16 用語解説
19 人名解説

25 第1章 映画の誕生からサイレント映画期
26 セヴァストーポリの防衛 ウクライナ人監督・製作による、ロシア帝国最初の長編劇映画
28 亡霊がヨーロッパを徘徊している 亡霊がヨーロッパを徘徊している
30 愛の果実 ウクライナが生んだ世界的巨匠、ドヴジェンコの初単独監督作
32 2日間 国内戦のさ中、貴族に仕えた老人が革命精神に目覚める
34 夜馬車の御者 ベテラン御者の変節を描く、ウクライナ無声映画の代表的作品
36 ズヴェニゴラ ドヴジェンコが抒情詩作家としての才能を開花させた記念碑的作品
38 武器庫 キエフ一月蜂起を中心に、歴史の転回を圧倒的な疾走感で描く
40 カメラを持った男 世界のドキュメンタリー映画史上、最重要作品のひとつ
42 利己主義者 内戦下、ラクダを引き連れた利己主義者のコミカルな珍道中
44 春 カウフマンが兄ヴェルトフと決別して撮ったドキュメンタリー
46 パン 第一次五カ年計画を主題に、不遇の監督が新旧の世代交代を描く
48 大地 世界の映画史に燦然と輝く、サイレント映画の名作
50 コラム1 ウクライナ映画を配信で見る

51 第2章 トーキー映画から戦前
52 熱狂:ドンバス交響曲 映画史における工業地帯ドンバスの原風景
54 コリーイの乱 ポーランド・リトアニア圧政下、18世紀末の蜂起を描く史劇
56 航空都市 日本人スパイ「サムライ」も登場する、極東を舞台にした冒険映画
58 プロメテウス ジョージア系監督が撮った1930年代ウクライナ映画の代表作
60 愛してる 革命の到来を予感させる、ドンバスを舞台にした最初の劇映画作品
62 厳格な青年 人気作家オレーシャが脚本を担当した、超現実主義不倫ドラマ
64 虹 ナチス占領下のウクライナ農村の村民の抵抗を描いた反戦映画
66 コラム2 ドヴジェンコ国立センターの100作品リスト

67 第3章 戦後のウクライナ映画の隆盛
68 ザレチナヤ通りの春 ソ連雪解け期映画の先駆的作品にして、観客動員数3000万人の大ヒット作
70 わが身を捧げて 農奴制下の19世紀ウクライナに生きる男女の悲恋の物語
72 二兎を追って ふたりの女性を追う、ろくでなしの男が繰り広げるコメディ映画
74 ガソリンスタンドの女王 ウクライナでも親しまれている、ソ連コメディ映画の決定版
76 忘れられた祖先の影 山岳民族を色彩豊かに描く、ウクライナ映画オールタイムベスト1
78 夢 シェフチェンコ生誕150周年を記念する、国民的詩人の伝記作品
80 我らの清きパン 欲に目が眩んだ者の教訓を伝える、コルホーズを舞台にした物語
82 渇いた者たちの井戸 ウクライナ映画ベスト作品にも挙げられる、詩的映画の代表作
84 外国の女の子 国際都市オデーサを舞台に育まれる、多国籍な少年少女の友情
86 愛の告白 詩人ウクラインカに導かれ、女性たちがソ連史を振り返る
88 短い出会い 吟遊詩人ヴィソツキー演じる男性とふたりの女性の三角関係ドラマ
90 退屈なために 「退屈」を持て余した結果、おとなしい料理女の身に起きた悲劇
92 イワン・クパーラの夜 ゴーゴリ原作の怪奇譚が幻想的な様式美の映像で甦る
94 限界を超える七つの歩み 超能力ドキュメンタリーとして国内外で大きな反響を呼んだ作品
96 良心 20年以上、上映が許されなかったウクライナ詩的映画の真髄
98 アンヌィチカ ナチス・ドイツ占領下フツル人を描いたロシア語映画の傑作
100 石の十字架 カナダへの集団移住問題を背景にした、貧しい農夫の厳粛なドラマ
102 黒い模様のコウノトリ 支配者が変わり戦争に巻き込まれる、フツル人の苦難を描く
104 長い見送り ムラートワ独自の反復演出が出現する、息子を見送る母の躊躇
106 ザハル・ベルクト タタールの侵略を前にして、民族のための尊い犠牲を描いた大作
108 ブンバラシ ミュージカル要素を取り入れた、赤軍兵士の異色の物語
110 私と他の人たち 他者が自己の心理に与える影響を検証する、科学映画の代表作
112 失われた手紙 ゴーゴリの幻想文学を原作に、ウクライナ文化の精華を示す
114 出陣するのは「老人」のみ 戦中の流行歌が多く登場し、前線での人間関係を描いた戦争映画
116 一匹オオカミ 農奴制問題を告発した、ツルゲーネフ原作による文芸映画
118 バビロンXX ウクライナ映画を代表する俳優ミコライチュクの監督代表作
120 コラム3 ウクライナのアニメーション

121 第4章 体制の崩壊へ
122 夜は短し 戦後たくましく生きる孤児ワーニャの青春を抒情豊かに描く
124 夢と現実の跳躍 仕事にも家庭にも居場所を見失った、中年男性の危機
126 戦場のロマンス 戦場で出会った女性を忘れられない、優柔不断な男の三角関係
128 口づけ 名優オレク・ヤンコフスキーが演じる、内気な将校の内面のドラマ
130 チェルノブイリ:困難な日々の記録 命と引き換えに撮影された、チェルノブイリについての最初の映画
132 無気力症シンドローム ソ連末期の変調を「無気力症」というシンドロームを通して描く
134 デジャ ヴュ オデーサに送られたアメリカ人殺し屋を描く、ポストモダン・コメディ
136 崩壊 チェルノブイリ原発事故と同時に描かれる、社会と人間関係の崩壊
138 追放/記憶せよ 第二次世界大戦下における、ユダヤ人一家迫害の物語
140 海の果てを走るまだらの犬 オホーツク海を舞台にニヴフの生活を描いた「ウクライナ映画」
142 1階 モノクロの映像でテンポよく語られる、男女の壊れていく恋愛関係
144 夢判断 20世紀前半の全体主義を、フロイト自ら夢判断のように振り返る
146 七月の雷雨 ソ連崩壊を予言する、体制の末期に声をあげ始めた労働者の記録
148 沼地ストリート、あるいはセックスの治療薬 ソ連末期に生まれた、放縦なエキセントリックコメディの怪作
150 酸素飢餓 ソ連映画の栄光ある軍隊と異なる、過酷ないじめが露呈する
152 コラム4 外国映画が映し出すウクライナの風景

153 第5章 新生ウクライナ映画
154 思いやりのある警察官 孤児を養子にするため奔走する、思いやりある警官を描く寓話
156 死者の友人 資本主義経済が流れこんだキーウで、変化に馴染めない男を描く
158 三つの話 三者三様の犯罪を通してムラートワが問う、人間が守るべき倫理
160 アメリカへの手紙 稼ぐ術を持たないインテリが、アメリカへ移民した友人に送る手紙
162 イースト/ウェスト:遙かなる祖国 冷戦下ウクライナにおいて亡命を願う、フランス人の絶望的な試み
164 ヘチマン・マゼッパのための祈り ロシアでは裏切り者扱いのマゼッパが愛国者として描かれる
166 存在の効果 様々な作品の引用を通して、文化都市オデーサの豊かさを示す
168 調律師 恋人に唆され、裕福な未亡人から金を騙し取る調律師の犯罪ドラマ
170 名前の綴りを教えて スピルバーグも製作に名を連ね、ホロコーストの歴史を後世に伝える
172 わが幸せ 暴力が蔓延した、ポストソヴィエト世界の不吉なロードムービー
174 故郷よ 原発事故で激変した、ふたりの語り手の交わることのない人生
177 ゲーマー ゲームに青春を捧げる青年を描く、センツォフの鮮烈なデビュー作
178 ザ・トライブ 世界中で称賛された、手話のみで描くろう者たちの青春と暴力
180 薄明かり 82歳の老いた母とほとんど目が見えない息子の農村での日常生活
182 コラム5 ハリウッド映画の中の「危険なウクライナ」

183 第6章 マイダン革命以降
184 マイダン 現代ウクライナ社会の分岐点となった、ナショナリズム高揚の記録
186 さようなら、シネフィルたち 若きシネフィルたちが語り合う、ウクライナの自由と未来
188 武器よりも強く マイダン革命を機に結成された映像集団による、ウクライナの覚醒
190 平和あれ スロヴァキア人監督がドンバスで分断された市民の声を記録する
192 やさしい女 やさしい女への暴力を通して暴かれる、不条理な現代のドラマ
194 ブラック・レベル 中年男性に突然訪れる愛する者たちとの別れを描く、無言の演出劇
196 火山 独特のリズムが物語る、2014年以降のヘルソン州に住む人々の疎外感
198 ドンバス ドキュメンタリーの名手が劇映画で描く、ドンバスの「真実」
200 アトランティス ドンバス紛争後の近未来に、すべてを失った男の回復が描かれる
202 ヒート・シンガーズ:労働組合合唱隊 ソ連時代の暖房設備の保守に努める、市営会社で結成された合唱団
204 わが思いは静か 動物の声を採集する男と母との珍道中を描いた大ヒットコメディ
206 故郷へ 父子の世代の違いを描く、クリミア=タタール語映画の代表作
208 キーウ発、戦場行き列車 さまざまな乗客を乗せて「戦場」へ向かう、列車映画
210 ヴァレンチン・シルヴェストロフ 現代ウクライナ音楽の巨匠が、自身の音楽と半生を語る
212 悪路 他者に向けられる悪意がむき出しになる、4つの「悪路」での物語
214 地球はオレンジのように青い 映画好き一家がカメラを手にとり、超現実「ドンバス」を撮影する
216 俺は墓地で働いている 墓地で働く生きる気力を失った男が、自らの手で人生を取り戻す過程
218 バビ・ヤール ウクライナ史の暗部を通して伝えられる、歴史を知ることの重要性
220 リフレクション 愛する人を失った人間の、傷と回復を目撃することを要請する
222 オルガの翼 見る者が想像する、祖国を離れて宙を舞うオルガの着地点
224 世界が引き裂かれる時 親露派の誤爆により半壊した家で、出産を迎える女性の物語
226 マリウポリ:7日間の記録 監督が自らの命と引き換えに遺した、爆撃下のマリウポリ市民の姿
228 キエフ裁判 ナチス・ドイツの市民虐殺が次々と明かされる裁判の一部始終
231 コラム6 世界市民ロズニツァとナショナリズムをめぐる緊張
232 どの川も ウクライナの豊かな水源と汚された現状を伝えるドキュメンタリー
234 ルクセンブルク、ルクセンブルク 20年前に姿を消した父を追って、兄弟はルクセンブルクへ向かう
236 オン・ザ・フロント・ライン:極限戦線 分離派の攻勢に遭う国境警備隊の孤立した戦いで浮かぶ、双方の論理

238 参考文献
239 あとがき

前書きなど

まえがき

私はモスクワを夜発ってキーウへ早朝に着く列車に乗り、モルドバのキシナウを経て、ルーマニアのブカレストに再度早朝に着く、夜行列車を乗り継いで行く旅が好きだった。キシナウ発ブカレスト行き夜行列車の食堂車で供されるシュニッツェルの味は今でも舌先に残っているし、多くの一期一会の出会いがあった。ブカレストまで行けば、そこからマケドニアにもブルガリアにも、すぐ行くことができた。学生時代、私は何度もこの列車に乗った。行く先々では、映画館にふらりと入って、たとえ言葉が分からなくても、寝不足で充血した目に眩しすぎるスクリーンの光を浴びていた。
この行程がある日、突然不可能になった。マイダン革命時、私はちょうどモスクワに留学していた。率直に言って、モスクワにいてキーウでの政変の深刻さは肌身では感じづらかった。大学寮の近所でよく利用していたベトナム料理店のテレビは、ソチ五輪の熱狂を連日伝えていた。だがそれから間もなくして、モスクワのキエフスカヤから出るキーウ行きの列車が運行を停止したという知らせを聞いたのだ。
私が留学し、またその敷地内に住んでいた大学寮から歩いて数分のところには、チェチェン戦争を取材し、プーチンを追及していたジャーナリストのアンナ・ポリトコフスカヤが、エレベーター内で殺されたアパートが建っていた。その玄関前には「卑劣な手段によって殺された」と彼女を追悼するプレートがあり、毎年命日には花がうず高く積まれていた。私が留学していた国は、そんな国だった(いやだからこそ、どれだけ多くのことを学んだだろう)。当時はまだコーカサスでの政情不安のイメージが強かったのだが、ウクライナでの政変とその後に続いた銃撃を、暗澹たる気持ちで眺めるようになった。私は2013年以来、ウクライナを訪れることができていない。ただ、文字通り無数の映画を見続けることで、この国に視線を注いできた。
本書の主な部分は、100本のウクライナ映画を取り上げ、その内容を紹介しているところにある。その際、2021年にウクライナの国立映画機関であるドヴジェンコ国立センターが発表したリストを参照し、選出された作品を取り上げる際には、「オールタイムベスト何位」という表記で、可能な限り順位を明記した。このようなランキングは、往々にして何らかのイデオロギーの制約を免れ得ないものである。だがまさにその点によって、このリストで選ばれた作品は、現時点での同国内の公式規範を体現する作品となっている。ウクライナ映画に関する初めての本という点も考慮し、本書が取り上げる作品はこれらのカノンを中心として組み立てることにした。
ただし、リスト発表以後の作品やリストが対象外としている外国人監督によるウクライナとの共同製作作品なども積極的に取り上げ、ウクライナの多彩な姿を紹介するように努めてもいる。通常、ウクライナ映画と呼ぶとき、それは同国内のスタジオで製作された映画を指す。旧ソ連諸国においては、主にソ連時代に各国に設置されたスタジオ製作の映画を各共和国の映画として規定していて、ウクライナもこの伝統に従っている。だが2014年以降、戦火の影響が直接及んだドンバスといった同国内の地域では、リトアニアやスロヴァキアといった近隣諸国の映画作家がカメラを携え、果敢に撮影の対象とした。こうした作品を除外しては、ウクライナ映画の世界を貧しいものにしてしまうだろう。映画とは、たやすく国境を越えてしまうものである。外国人監督による作品や、共同製作作品などは、国境を多くの国と接するウクライナらしい、この国の姿を示してくれるものである。
本書を書くにあたっては、日本語表記をウクライナ語とロシア語のどちらに依拠するか、想像以上に悩まされることになった。20世紀に大きな発展を遂げた映画において、この問題はほとんど解決不可能なほど入り組んでいる。本書は基本的に、慣例を優先しつつ、1991年の独立時を分水嶺とし、以前をロシア語、以後をウクライナ語で表記することにした。加えて、映画で用いられている言語・製作時の言語も判断材料にしている。そのため、地名を含め、同じ原語が日本語で違う綴りとなっている場合が多々ある。また、ソ連時代の作家であっても、ウクライナ人としてのアイデンティティを強調する場合には、ウクライナ語に基づく表記方法をとった。
映画館を訪れた者は、場内の明かりが暗くなると、辺りのざわめきが急に収束していくときに生じる高揚感を覚えているだろう。その後に続くのは、目の前に未知の世界が開示されるという喜びである。本書が、日本におけるウクライナ映画紹介の不足を補うと同時に、ここで紹介した作品の大半が日本の観客にアクセス可能となることを願う。未知の映画の世界へようこそ。今ここに、ウクライナ映画の幕が上がる。

著者プロフィール

梶山祐治  (カジヤマ ユウジ)  (著/文

ロシア・ウクライナ・中央アジア映画研究者。東京外国語大学卒業後、ロシア国立人文大学大学院留学を経て、東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。中央アジア今昔映画祭やオンラインによるロシア・中央アジア映画上映会、その他の上映企画・映画祭等で日本未公開作品の紹介を行う。字幕翻訳・監修多数。

上記内容は本書刊行時のものです。