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アショカランド夢のつづき
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年7月21日
- 書店発売日
- 2024年7月27日
- 登録日
- 2024年7月27日
- 最終更新日
- 2024年7月27日
紹介
壮大な夢から醒めぬまま逝った
桃太郎こと藤大慶
その熱い想いに惚れ込み
“ サル・犬・キジ”を演じた著者
共に歩んだ五万一千百時間の記録
目次
はじめに
プロローグ
第一章 藤大慶師との運命的な出会い
第二章 共に歩んだ五万千百時間
第三章 藤大慶の想いに共感して
第四章 社会福祉法人設立までの紆余曲折
第五章 「るんびに学園」の開園に向けて
第六章 嬉し涙と悔し涙の二十年
第七章 発症児の心理治療とNPO活動の両輪
第八章 善意の結晶―3つの後援会
第九章 断腸の思いで決断
第十章 アショカランドの夢を描いて
第十一章 大いなる心の遺産
最終章 夜回り先生こと水谷修先生とのご縁
前書きなど
藤さんの兼ねてからの「青少年のよみがえりの村」づくりの夢は、対象の子ども達が立派に自立できるよう、その施設と複合的な施設(牧場など)を作ることが念願する夢であった。
私も、その夢実現には賛同しての行動であったので、理事長退任後、各後援会の閉会処理手続きを終えてから、『はなふじ総合ランド』の基本構想書を策定した。そして、藤さんの《皆が支え合って生きる村「アショカランド」の夢》実現に向けた活動に嵌まったのである。
略。
藤さんは、二〇二三年(令和五)六月に〝お手紙騒動〟の最中、十五日に緊急入院された。そして、僅か十二日間の病院生活で浄土に召された。何とも悔しい限りのお別れであった。出会いから二十八年間、あうんの呼吸で歩いた二人三脚の片足が抜けてしまった。でも藤大慶の〝真ごころ〟は私の五体の中に沁み込んでおり、形は消えども魂は私の心の中に生き続けているのである。
私と藤さんは、夫婦、親子とは違った、男同士の心の深い絆で結ばれた親密な間柄であったと思っている。以下、二十八年間の二人の歩みを詳述させて頂くこととする。
(「はじめに」より抜粋)
上記内容は本書刊行時のものです。