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サヴォナローラ 時代・生涯・思想 須藤 祐孝(著) - ビイング・ネット・プレス
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サヴォナローラ 時代・生涯・思想 (サヴォナローラ ジダイ ショウガイ シソウ)

哲学・宗教
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A5判
厚さ42mm
808ページ
上製
定価 8,800円+税
ISBN
978-4-908055-33-1   COPY
ISBN 13
9784908055331   COPY
ISBN 10h
4-908055-33-5   COPY
ISBN 10
4908055335   COPY
出版者記号
908055   COPY
Cコード
C3022  
3:専門 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年1月1日
書店発売日
登録日
2024年2月9日
最終更新日
2024年6月25日
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紹介

15世紀フィレンツェで共和制を樹立した修道士サヴォナローラ、多くの信徒の心を感動させ行動させた彼が、なぜ政庁舎広場で絞首刑さらには火刑の最後をむかえることになったのだろう。彼の説教や論文を読み解き、「宗教」と「政治」が相剋するルネサンス・フィレンツェの火花散る歴史と、その生涯を追跡した著書。

目次

第1章 ルネサンス・フェッラーラ、フィレンツェ、そしてイタリア
第2章 サヴォナローラ本家、分家と分家家長ミケーレ
第3章 誕生、そして旅立ち
第4章 〈出家〉──「イエス・キリストの騎士」「戦う騎士」へ、「肉体の医師」から「魂の医師」へ
第5章 〈天啓〉、そして〈政治的〉修道士の胎動
第6章 強まる〈政治的〉修道士の胎動
第7章 志としての原初の教会の再生──忍び寄る政治の〈魔性〉
第8章 「運命の一四九四年」(1)──メディチ体制の崩壊、フィレンツェ外交の前面へ
第9章「運命の一四九四年」(2)──〈政治的〉修道士の誕生、フィレンツェ政治の中心へ、フィレンツェを「神の都」に
10章 〈サヴォナローラ共和制〉と「大評議会」──「神の都」の統治構造、最上層に立つ熾天使代行人
第11章 強まる内外の敵の攻勢(1)──「信仰心無き者たち」非難、最高指導者の高揚、動揺、不安
第12章 強まる内外の敵の攻勢(2)──教皇アレクサンデル六世前面へ、せまる「大きな危機」
第13章 激震の前兆(1)──〈現在のアモス〉の叫び
第14章 激震の前兆(2)──消える〈光輪〉、始まる運命の下降、強まる危機感
第15章 破門──「異端」による、ではなく「不服従」による
第16章 忍耐という牢の中での自己表出、せまるその限界
第17章 決死の思いで(?)説教壇へ
追補 サヴォナローラの最期──死に至る最後の三カ月間

著者プロフィール

須藤 祐孝  (ストウ ユウコウ)  (

1939 年宮城県柴田郡沼辺村(現村田町)生まれ。1965 年3 月東北大学大学院法学研究科修士課程( 政治学専攻) 修了。1965 年4 月から東北大学法学部助手、1971 年同法経学部助教授、1980 年同法経学部教授(改組により1988 年法学部教授)。1965 年4 月から2010 年3 月まで39 年間愛知大学法学部にて政治学者として教鞭を執る(政治思想史、政治学原論等)。2010 年愛知大学名誉教授。2018 年愛知県岡崎市にて逝去。享年79 歳。

石坂 尚武  (イシザカ ナオタケ)  (編者

1947 年千葉県生まれ。同志社大学文学研究科修士課程修了。同志社大学名誉教授。博士(同志社大学、文化史)。著書に『苦難と心性─イタリア・ルネサンス期の黒死病』編訳、『イタリアの黒死病関係史料集』(刀水書房)、『どうしてルターの宗教改革は起こったか─ペストと社会史から見る─』(ナカニシヤ出版)、『地獄と煉獄のはざまで─中世イタリアの例話から心性を読む─』(知泉書館)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。