書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
たぬきの本
里山から街角まで
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年4月30日
- 書店発売日
- 2023年4月30日
- 登録日
- 2023年4月6日
- 最終更新日
- 2023年6月9日
書評掲載情報
2023-08-05 |
信濃毎日新聞
朝刊 2023年8月5日付 評者: 山口晶子(共同通信記者) |
2023-07-24 |
山形新聞
2023年7月24日付 評者: 山口晶子(共同通信記者) |
2023-07-23 |
埼玉新聞
2023年7月23日付 評者: 山口晶子(共同通信記者) |
2023-07-23 |
徳島新聞
2023年7月23日付 評者: 山口晶子(共同通信記者) |
2023-07-22 |
高知新聞
2023年7月22日付 評者: 山口晶子(共同通信記者) |
2023-06-11 |
神奈川新聞
朝刊 2023年6月11日 評者: 太田有紀 |
2023-05-27 | 朝日新聞 朝刊 |
MORE | |
LESS |
重版情報
2刷 | 出来予定日: 2023-06-19 |
MORE | |
LESS | |
全国のたぬきストのみなさんに支えられて重版になりました。ありがたぬ! 本書を手にしてから、街角たぬきが気になって仕方がない、という嬉しい悲鳴も寄せられています。ぜひ友人知人にもおすすめください。 |
紹介
動物? 置物? 化け物!? 民話や童謡に登場するなど、古くから私たちに身近な動物、たぬき。そんなたぬきの不思議な魅力に引きこまれた5人の人間たちが、独自の視点でその魅力を語り尽くします。
動物園での定点観察、子だぬきの飼育に奮闘する日々、信楽たぬきの謎、たぬきのイメージの変遷や日本と韓国の比較など、全ページにあふれる「たぬき愛」。新旧の「日本たぬき学会」会長による対談も収録し、写真や図表、イラストもふんだんにあしらって、立体的にたぬきの魅力に迫ります!
定価=2200円+悪税
目次
たぬきの魅力とは
---
第1章 動物園のタヌキを撮影しながら考えたこと(中村沙絵)
---
1、今日も動物園にいます
2、タヌキという生きもの、その魅力と生態
3、余剰動物と誤認保護
4、それでもタヌキに会いに行く
Column 01 タヌキとアライグマ
---
第2章 タヌキの群れと暮らした男(南 宗明)
---
はじめに
1、赤膚山の歴史
2、タヌキとの遭遇
3、タヌキ飼育日記
4、アイちゃんとの生活
5、タヌキと人間の距離
Column 02 タヌキQ&A
---
第3章 街角狸研究序説(村田哲郎)
---
1、街角狸との出会い
2、狸の置き物とは何か――信楽狸の歴史と変遷
3、どんな狸があるのか――信楽狸モデル別解説
4、狸はどこへ向かうのか――街角狸に見る狸と人間の関係
まとめ
---
第4章 信楽タヌキのいるお寺「狸谷山不動院」(上保利樹)
---
1、信楽タヌキと人の関係
2、信楽タヌキが「住み着く」お寺
3、境内の「場」の調査
4、境内のタヌキに関わる「人々」
5、狸谷山不動院はどんな場所?
Column 03 酒買い小僧狸とタヌキ
---
第5章 日本のたぬきのイメージと韓国たぬき事情(萩野(文)賢一)
---
はじめに
1、日本のたぬき
2、韓国のたぬき
最後に
Column 04 おすすめブックリスト
---
「日本たぬき学会」新旧会長対談
狸文化を深めるために(大平正道×村田哲郎)
---
あとがき
前書きなど
「たぬきについて思いを巡らせると、その正体は果たして動物なのか、置物なのか、物語に出てくるキャラクターなのか、いつもあいまいになってしまう。むしろそれらが渾然一体となって分離できないところがたぬきの面白さなのだ。とはいっても、それらを網羅した書籍を探そうとしてもなかなか見つからない。
たぬきの本を出版することを提案されたとき、私が真っ先に思ったのは、様々な角度からたぬきを考察する本にしたいということだった。ただ、私個人ではそのような広がりを持った本を書くことはできないので、各ジャンルで多彩な経験を持つ方々にそれぞれ執筆していただくことにした。これができるのが、たぬき好きの良いところで、学問としてたぬきを研究されている方は少ないかもしれないが、無数に存在する動物、置物、キャラクターの中で、なぜかたぬきに魅了されてしまっている人たちのなんともいえない連帯感が存在するのだ。まるで、群れは作らないが、互いに攻撃しあうことなく平和に生活するタヌキの習性のように」
――あとがきより
上記内容は本書刊行時のものです。