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在庫ステータス
在庫僅少
取引情報
取引取次:
トランスビュー 書店(直)
トランスビュー 八木 ト・日・他 書店
直接取引:あり
ジュゴンの帰る海
B5横変形判
縦188mm
横243mm
厚さ10mm
40ページ
上製
価格
1,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫僅少
- 書店発売日
- 2021年7月16日
- 登録日
- 2021年5月14日
- 最終更新日
- 2024年9月4日
書評掲載情報
2022-05-13 |
J-WAVE「JK RADIO~ TOKYO UNITED」
評者: ジョン・カビラ |
2022-05-13 |
週刊金曜日
評者: 復帰50年の沖縄と向き合うための20冊 ■金曜日編集部 |
2021-12-01 |
k-peace(旧・婦人新報)
29 評者: 飯田瑞穂 |
2021-09-01 | てんとう虫 9月 |
2021-08-26 | 琉球新報 朝刊 |
2021-08-19 |
沖縄タイムス
朝刊 8/19 評者: 當銘悠 |
2021-08-18 |
毎日新聞
北陸版 評者: 杉原由美子 |
2021-08-15 | ふぇみん |
2021-08-07 |
毎日新聞
朝刊 評者: 中村桂子(JT生命誌研究館名誉館長) |
2021-08-05 | ふぇみん 8/5 |
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紹介
かつて琉球諸島沿岸に普通に生息していたジュゴンは、長い歴史を通じて物心両面あわせて人間にかかわりの深い生き物だった。
本年7月に奄美、徳之島、沖縄島北部等はその希少な自然遺産を認められ、世界遺産への登録となったが、一方で、ジュゴンは人間たちの活動によって追いつめられ、絶滅の危機に瀕している。
この絵本の主人公・少女マカトとジュゴンとの物語は、人間の起こした戦争に翻弄される「沖縄」の歴史とともに描かれてゆく。
辺野古の海を臨む名護市在住の作者コンビが届けてくれる、命についてのメッセージ。
装丁=コヅカクミコ
前書きなど
【推薦文】
三上智恵(ジャーナリスト/映画監督)
ジュゴンの寿命は70年、授乳しながら長い時間をかけて子育てをするなど、人間とライフサイクルが似ているジュゴンは、人々にとってほかの動物や魚とは全く違う存在でした。
私が大浦湾で出会ったのも、日焼けして金色に輝く神々しいジュゴンでした。でも今、この海は彼らが生きて行けない環境になろうとしています。地球規模でも、サンゴ礁がこれ以上減ると人類は食料を賄えないといわれています。マカトが泳ぐ海には、サンゴとジュゴンがいてくれないと困るのです。何万年も、あたりまえにそうだったように。
大事なものに気づいたら、そのあとはどうするの? 絵本の背表紙を閉じる前に、心が固まってしまった大人も、無限の未来に向かう子どもたちと一緒に、改めて問いかけて欲しいです。
上記内容は本書刊行時のものです。