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タマと博士の縄文講座 土器と土偶の謎を解く
- 初版年月日
- 2018年11月11日
- 書店発売日
- 2018年11月30日
- 登録日
- 2018年11月15日
- 最終更新日
- 2018年11月15日
紹介
ネコの生徒タマの質問に博士が答えるという形式で、縄文土器・土偶の文様や造形の意味、そこに込められた縄文人の心、縄文と世界の古代文化とのつながりなど、既存の考古学が立ち入らなかった領域について、民俗学や甲骨文字研究の知見をもとに解説します。
目次
亀ヶ岡文化と遮光器土偶
ストーンサークルって何ですか
縄目文様は蛇だった
蛇崇拝は世界の言葉
目からウロコの蛇トーテム
蕨手文が表すもの
土偶の頭の蛇と眉
玉抱三叉文
函館中空土偶の謎解き
国宝土偶の一歩前進
雌雄の蛇と命の息
麻生土面といき通し
阿吽の呼吸は縄文以来
古今東西、蛇トーテム
バルカンと縄文
蛇トーテムの教科書のような筒型土偶
日吉土偶と十字形土偶
一億九千万円、名川土偶の背中
殷人の渡来と亀ヶ岡文化
赤ちゃん土偶の素顔
悲しき手形・足形付土版
謎の亀三土製品
三角柱形土製品
どーもくん型土版
三内丸山の栗柱
縄文のジベタリアン
燭竜伝来
雷と霊
蛇の目傘と鏡餅
川の呼び名はナーガ信仰
石棒と石刀
石偶・岩偶と御物石器
リアルな蛇の勝坂式
土器鼓に見る神の音づれ
おしゃれな顔面付吊手土器
出産以前土器
棺桶にもなった縄文土器
玦状耳飾りと竜の思想
神蛇のお相手
ケルトの文様
太極図とは大違いだった三つ巴
石鉞大発見
翡翠の大珠とペルーの石笛
エックスの正体
茂辺地土器 その1
茂辺地土器 その2
茂辺地土器 その3
茂辺地土器 その4
茂辺地土器 その5
面白い注ぎ口
縄文の終わりと熊の出現
古代文化を読み解くカギは縄文にあり
版元から一言
世界遺産候補としてなど、話題にはなるものの、一般にはあまり知られていない、あるいは積極的に知ろう思う人があまりいない縄文文化について、既存の考古学で語られることのない角度から考察しています。一話完結型で読みやすいように編集していますので、縄文を身近に感じることのできる本として、ぜひご愛読ください
上記内容は本書刊行時のものです。