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少年が来る ハン・ガン(著) - クオン
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ト・日     書店
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少年が来る (ショウネンガクル)

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発行:クオン
四六判
縦185mm 横130mm 厚さ195mm
280ページ
並製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-904855-40-9   COPY
ISBN 13
9784904855409   COPY
ISBN 10h
4-904855-40-X   COPY
ISBN 10
490485540X   COPY
出版者記号
904855   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
在庫僅少
初版年月日
2016年10月31日
書店発売日
登録日
2016年10月20日
最終更新日
2024年10月29日
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書評掲載情報

2022-08-19 週刊読書人  第3453号
評者: 鎌田征憲
2022-02-01 みすず  第711号
評者: 徐京植(作家)
2022-01-15 通販生活  2022春号
評者: 斎藤真理子(翻訳家)
2018-09-02 毎日新聞  朝刊
2017-08-01 CREA  2017/09
評者: 瀧井朝世
2016-12-23 週刊読書人  3170号
評者: 佐野正人
2016-12-22 週刊新潮  12月22日号
評者: 武田将明
2016-12-11 朝日新聞
評者: 蜂飼耳(詩人、作家)
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重版情報

3刷 出来予定日: 2024-08-31
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紹介

1980 年5月18 日、韓国全羅南道の光州を中心として起きた民主化抗争、光州事件。戒厳軍の武力鎮圧によって5月27日に終息するまでに、夥しい数の活動家や学生や市民が犠牲になった。抗争で命を落とした者がその時何を想い、生存者や家族は事件後どんな生を余儀なくされたのか。その一人一人の生を深く見つめ描き出すことで、「韓国の地方で起きた過去の話」ではなく、時間や地域を越えた鎮魂の物語となっている。

目次

もくじ
一章 幼い鳥                   
二章 黒い吐息                  
三章 七つのビンタ                
四章 鉄と血                   
五章 夜の瞳                   
六章 花が咲いている方に             
エピローグ 雪に覆われたランプ          
訳者あとがき

前書きなど

光州事件から約三十五年。あのとき、生を閉じた者の身に何が起きたのか。生き残った者は、あれからどうやって生きてきたのか。未来を奪われた者は何を思い、子どもを失った母親はどんな生を余儀なくされたのか。三十年以上の月日を経て、初めて見えてくるものがある――。丹念な取材のもと、死者と生き残った者の声にならない声を丁寧に掬いとった衝撃作。『菜食主義者』でマン・ブッカー賞国際賞に輝いた、著者渾身の物語。

版元から一言

『菜食主義者』でマン・ブッカー賞国際賞に輝いたハン・ガンの邦訳第2作です。

著者プロフィール

ハン・ガン  (ハン ガン)  (

1970年韓国・光州生まれ。延世大学国文学科を卒業。
1993年季刊「文学と社会」に詩が、翌年ソウル新聞の新春文芸に短編小説「赤い碇」が当選し文壇にデビューした。
現在、ソウル芸術大学の文芸創作科教授。
『菜食主義者』で、韓国で最も権威ある文学賞、李箱文学賞を受賞、また2016年国際的に権威ある文学賞の1つマン・ブッカー賞国際賞を受賞。その他の作品に、短編集『麗水の愛』『私の女の実』、長編小説『黒い鹿』『あなたの冷たい手』『風が吹いている、行け』、散文集に『そっと静かに歌う歌』『愛と、愛を取りまくもの』などがある。
小説のほかに、絵本『雷小僧、天女稲妻、小僧天女』、大人のための童話『涙の箱』『わたしの名前は太陽花』などがあり、童話の翻訳も多数手がけている。韓国小説文学賞、今日の若い芸術家賞、東里文学賞など受賞多数。

井手 俊作  (イデ シュンサク)  (

1948年、福岡県生まれ。
1974年、早稲田大学政治経済学部卒。
新聞社勤務を経て2009年に韓国文学作品の翻訳を始める。
訳書に崔仁浩の小説集『他人の部屋』と小説『夢遊桃源図』。

上記内容は本書刊行時のものです。