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北京再造 : 古都の命運と建築家梁思成
発行:集広舎 : 中国書店
縦260mm
418ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2008年11月
- 登録日
- 2016年10月16日
- 最終更新日
- 2016年10月16日
紹介
戊戌の変の指導者のひとり梁啓超の長男として日本で生まれた梁思成は、1950年代、元・明・清と引き継がれてきた古都北京を保存する都市計画プランを提出した。しかしそのプランは採用されず、再び脚光を浴びることになったのは、北京五輪を控えて、北京の再開発をめぐる論争が繰り広げられた時期である。戦時下、米軍に対し京都と奈良を保護するように提案したという梁思成の逸話にも触れながら、著者は、現代における文化財保護、都市計画のありようを問いかける。
目次
第1章 古都をはかりにかける
第2章 都市の造営をめぐる論議
第3章 梁陳プラン
第4章 紛糾する論争
第5章 「大屋根」論争
第6章 名匠の惑い
第7章 読書人の気概
第8章 青写真のお目見え
第9章 新と旧の決裂
第10章 余韻去り難し
上記内容は本書刊行時のものです。