.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
北の行路
北海道の蒸気機関車 1970~75年冬
発行:中西出版
A4判
縦297mm
横211mm
厚さ10mm
重さ 675g
144ページ
並製
定価
2,600円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年6月30日
- 書店発売日
- 2024年6月27日
- 登録日
- 2024年6月13日
- 最終更新日
- 2024年6月27日
紹介
蒸気機関車の黄昏時ともいえる1970年から75年にかけて北海道で撮影された、冬の鉄路を行く蒸気機関車をとらえた写真集。
白銀を分けて力強く疾走する黒い車体が創り出すコントラストを求め、あえてモノクロフィルムで撮られた写真の数々は、図らずも蒸気機関車有終の時代の記録となっている。
北海道内の国鉄の主要路線のほか、一時代を築いた炭鉱鉄道も掲載。炭鉱(やま)と鉄路の日々の営みを今に伝えている。
目次
はじめに
宗谷本線
名寄本線
湧網線
深名線
石北本線
留萌本線
室蘭本線
夕張線
幌内線
三菱美唄鉄道
三菱大夕張鉄道
北海道炭礦汽船真谷地専用鉄道
函館本線
岩内線
手宮線
おわりに
前書きなど
はじめに
雪と蒸気機関車の写真集の企画は撮影当時から構想していました。雪景色のなかを走る蒸気機関車の黒との究極のコントラストを求め、あえてモノクロフィルムで撮影しました。気温が低いので、蒸気や煙に一層躍動感があり、蒸気機関車の息吹を感じさせます。
終焉近い北海道の蒸気機関車、石炭産業ではありましたが、山元とともに長大な石炭列車にもまだ活気がありました。5年間という短い期間ながら、美唄や夕張などの産炭地と積出港小樽市手宮とのつながり、冬の北海道や人びとの生活を記録できてよかったと思っています。
トライXの1枚を除き、すべて富士フイルムネオパンSSを使った、半世紀を迎える自家現像プリントです。
当時を懐かしく思い出していただければ幸いです。
上記内容は本書刊行時のものです。