書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
取引情報
社会部記者の本棚
心にしみる世界のノンフィクションを読む
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2024年10月3日
- 登録日
- 2024年8月21日
- 最終更新日
- 2024年10月2日
紹介
「世界には、真に偉大な人物や異色の人材が間違いなく存在する」
政治・経済から芸能・スポーツまで、
さまざまな社会問題に斬り込んだ調査報道のプロが選ぶ、
心打たれたノンフィクションの秀作・名作を紹介!
第一章 圧制や戦禍はこんなに痛ましい
『夜と霧』/『流れる星は生きている』/『ちょっとピンボケ』/『ナイフの夜は終わった』/『戦雲――要塞化する沖縄、島々の記録』
第二章 こうした珍しい生き方がある
『荒野へ』/『ウォールデン――森の生活』/『私のルーファス――犀を育てる』/『高橋是清自伝』/『評伝むのたけじ』
〈番外編〉『エジプトの驚異――ピラミッドに登る』
第三章 これぞという人びとの伝記
『アインシュタイン』/『マリー・キュリー自伝』/『ダーウィン』/『大田垣蓮月』
第四章 びっくりする話あれこれ
『コン・ティキ号探検記』/『翼よ、あれがパリの灯だ』/『アンネの日記』/『ハイチ革命の世界史――奴隷たちがきりひらいた近代』/『気候崩壊後の人類大移動』
第五章 革命を企てた人びと
『ぼくたちのマルクス』/『中国の赤い星』/『革命下のハバナ』/『エジプト革命』/『わが祖国への自伝』
目次
第一章 圧制や戦禍はこんなに痛ましい
人間の偉大と悲惨を叙述し、大きな感動をもたらす/ヴィクトール・フランクルの『夜と霧』
母が子のために書いた強い感動の記録/藤原ていの『流れる星は生きている』
生と死を劇的に捉えた写真家の第二次大戦従軍記録/ロバート・キャパの『ちょっとピンボケ』
波乱に富む反ナチ闘争の自伝/ウィリー・ブラントの『ナイフの夜は終わった』
沖縄から日本全土に広がる戦雲の予兆に警鐘/三上智恵の『戦雲――要塞化する沖縄、島々の記録』
第二章 こうした珍しい生き方がある
アラスカの荒野で孤独死したエリート米国青年の数奇な運命/ジョン・クラカワーの『荒野へ』
人生のあるべき姿を深く考察/ヘンリー・D・ソローの『森の生活――ウォールデン』
専門知識を持たぬ一主婦による犀の孤児の世にも稀な育成記/ユーリン・カーニーの『私のルーファス――犀を育てる』
波乱万丈、数奇きわまる人生の述懐/高橋是清の『高橋是清自伝』
反戦平和を求め続けた在野のジャーナリストの一〇一年の生涯/北条常久の『評伝むのたけじ』
〈番外編〉
稀代の文章家の自由闊達で躍動感あふれる才筆/市河晴子の『エジプトの驚異――ピラミッドに登る』
第三章 これぞという人々の伝記
天才の素顔を生き生きと伝える/デニス・ブライアンの『アインシュタイン』
ノーベル賞を二つ受けた世界で唯一人の女性科学者の独白/マリー・キュリーの『自伝』
「最も変化に対応できるものが生き残る」/レベッカ・ステフォフの『ダーウィン――世界を揺るがした進化の革命』
数奇な運命をたどった江戸後期の美貌の才媛歌人の心打つ伝記/磯田道史の『大田垣蓮月』
第四章 びっくりする話あれこれ
文献を信じ、古代の筏(複製)で南太平洋横断に成功/トール・ヘイエルダールの『コン・ティキ号探検記』
航空機で初めて単独大西洋横断に成功したアメリカの国民的英雄の回顧録/チャールズ・リンドバーグの『翼よ、あれがパリの灯だ』
隠れ家で逼塞する日々を瑞々しく活写/アンネ・フランクの『アンネの日記』
未完の脱植民地化を問い直す論考/浜忠雄の『ハイチ革命の世界史――奴隷たちがきりひらいた近代』
環境難民の世紀を生き延びる知恵/ガイア・ヴィンスの『気候崩壊後の人類大移動』
第五章 革命を企てた人々
「マルクス症候群」が止んだ今こそ彼の思想に注目を、と提言/木原武一の『ぼくたちのマルクス』
中国共産党の実態を初めて世界に紹介した歴史的著作/エドガー・スノーの『中国の赤い星』
キューバ革命大詰めの迫力ある目撃記/マリ・エレーヌ・カミユの『革命下のハバナ』
エジプト史上不滅の光を放つ闘い/J・ブノアメシャンの『エジプト革命』
「アフリカの独立の烽火」の克明な記録/クワメ・エンクルマの『わが祖国への自伝』
上記内容は本書刊行時のものです。