版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
ことばと社会 26号 『ことばと社会』編集委員会(編集) - 三元社
..
【利用不可】

書店員向け情報 HELP

ことばと社会 26号 (コトバトシャカイニジュウロクゴウ) 特集:言語マイノリティ:人権の拡張か、文化遺産の保護か (トクシュウ ゲンゴマイノリティ ジンケンノカクチョウカブンカイサンノホゴカ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:三元社
A5判
360ページ
定価 2,600円+税
ISBN
978-4-88303-599-1   COPY
ISBN 13
9784883035991   COPY
ISBN 10h
4-88303-599-9   COPY
ISBN 10
4883035999   COPY
出版者記号
88303   COPY
Cコード
C0080  
0:一般 0:単行本 80:語学総記
出版社在庫情報
不明
発売予定日
登録日
2024年9月11日
最終更新日
2024年9月11日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

「言語的多様性の尊重」という理念は、今日、国際世論として定着しつつある。その議論や具体的な法制化が多方面にわたって展開される過程を、「話者の権利」と「言語の文化遺産化」という二つの潮流を座標軸として捉えることで、国内外の多様な「言語マイノリティ」、そして「マイノリティ化された言語」の現在を俯瞰する。

目次

■巻頭コラム
「選挙とことば、選挙のことば」吉田真悟
■特集:言語マイノリティ:人権の拡張か、文化遺産の保護か
[序論]「言語マイノリティ:人権の拡張か、文化遺産の保護か」佐野直子
[講演録]「日本のマイノリティ言語としての琉球諸語」石原昌英
[講演録]「先住民族アイヌの言語復興」北原モコットゥナシ(=シは小文字)
「オクシタン語と「オクシタンらしさ」の存在感――それは都市的な現象か」ジャン=フランソワ・クロー 訳:佐野直子
[講演聴講報告]「フランセスク・シャビエー・ビラ氏講演「「鶏口でもなく、牛後でもなく」――持続性モデルを探し求める中規模言語としてのカタルーニャ語」塚原信行
「バスク語を知っていることと使うこと――人権としての言語権擁護と継承財産としての言語」萩尾生
[研究ノート]「消滅の危機言語からの言語復興・継承活動――中米グアテマラのシンカの人々の場合」敦賀公子
[研究ノート]「言語権論から見た「マイノリティ化された言語の保存」問題」杉本篤史
「言語としての手話、言語的マイノリティとしてのろう者――二者択一から一挙両全へ」森壮也
[研究ノート]「メディアにおける手話翻訳の担い手としての「ろう通訳者」」高嶋由布子
「言語マイノリティの生徒に対する教育のあり方の新たな可能性――人権教育を基礎とした公立S高校の多文化教育を例にして」王一瓊・榎井縁
[研究ノート]「他郷にて唄い継ぐ朝鮮民謡――在日コリアン歌手によるエンテクスト化過程のディスコース分析」猿橋順子
[特集あとがき]「「人権」か「文化遺産」か、という問いを越えて――フランコプロヴァンス語の視点から」佐野彩
■書評
村田和代(著)『優しいコミュニケーション――「思いやり」の言語学』 評者:庵功雄
Colin H. WILLIAMS, Language Policy and the New Speaker Challenge: Hiding in Plain Sight 評者:半嶺まどか
■連載報告 多言語社会ニッポン
アイヌ語 :「アイヌ語復興における言語学者の役割」エリーア・ダル・コルソ
琉球弧の言語:「うちなーぐちとぅ ちゃーまじゅん――とぅじみぬ 標準語励行〔うちなーぐちと共に――最後の標準語励行〕」 城間勝(まぁ~ちゃん) 聞き取り:半嶺まどか
移民の言語:「日本における多言語話者スリランカ人の言語使用状況」西島サジー
手話 :「私の人生を変えた「ろう文化宣言」」前川和美
■近刊短評

上記内容は本書刊行時のものです。