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西澤潤一・人間道場
研究を経営するとは、どういうことか
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年9月13日
- 書店発売日
- 2024年9月13日
- 登録日
- 2024年8月1日
- 最終更新日
- 2024年9月17日
紹介
工学界のレジェンド。半導体関連の特許保有件数は世界最多。
孤高の独創者は、どのように弟子たちを育てたか。
未だやられていない事でなければならない。
天狗になるな、自分で自分を律せよ。
きびしさはやさしさに裏付けされ、
やさしさはただしさに裏付けされていなければならない。
半導体電子工学分野で独自の半導体デバイス、pinダイオード、静電誘導トランジスタ、pnipトランジスタなどを発明し、IT社会に欠かせない基礎技術を開発。先進的、かつ独創の熱意は国内学会の反発も招いたが、業績はむしろ海外で評価された。
「独創研究をする人間は、わが国の国民を幸せにするという使命がある」「日本全体が食うためには電子工業をやらなくてはならない」との信念のもと、産学連携の先駆となった異端の科学者は、いかに弟子たちを育てあげたのか。
本書は「西澤道場」の直弟子の著者が、当時の研究指導方法を振り返り、補論ではわが国が技術立国として復権するための大学教育に欠かせない条件と道筋を提言する。
西澤 潤一(にしざわ・じゅんいち)
1926年~2018年。17代東北大学総長、半導体デバイス、光通信の開発等で多大な業績を残す。2002年、勲一等瑞宝章受勲。業績を記念し、米国電子電気学会( IEEE)JunichiNishizawaメダルが創設された。
目次
第1部・本論 西澤潤一の研究と指導
第1章 「虎の穴」西澤道場
第2章 道場における実践
第3章 道場の研究経営戦略
第4章 道場の理念
第5章 研究と指導における愛
第2部・補論 日本経済と大学の教育・研究
第1章 日本経済の再興に向けて
第2章 経済の生命線―大学の基礎研究
第3章 経済学大学院DC 修了生の体験談
上記内容は本書刊行時のものです。