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ゆりかごから墓場まで
辛くない子育て 辛くない介護
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年3月11日
- 書店発売日
- 2024年3月13日
- 登録日
- 2024年2月20日
- 最終更新日
- 2024年3月11日
紹介
今から150年ほど前の日本を訪問した欧米の異邦人たちが口を揃えて絶賛した「子供の楽園」とまで称賛された子育て文化、死を大らかに受け入れ安らかに死を迎える死の文化は一体どこにいってしまったのでしょうか?
貴方は想像してみたことはありますか?
笑顔で、明るく、元気よく自分の将来の夢を語る子供。死の間際に、「ありがとう」の言葉を残し、魂が浄化され安らかな死を迎える高齢者。このような子供や高齢者が巷に溢れた日本を、日本社会を。一昔前には、ごく当たり前の光景だったのですが……。
たかが、「子育て」、「看取り」ではない。明るい、希望のある新しい日本をつくるための起爆剤、日本再生の切り札、それが「子育て」であり、「看取り(終末期医療)」です。(おわりにより)
目次
もくじ
はじめに ………………………… 4
第一章 子育てについて
なぜ子育てが辛い ………………………… 13
良い赤ちゃん ………………………… 15
育児の注意点 ………………………… 17
子供の発達の順序 ………………………… 21
各器官の発達の順序 ………………………… 26
子供の病気について ………………………… 28
子供のワクチン接種 ………………………… 31
第二章 母子の絆を強くする
意識以前 ………………………… 38
親子は契約 ………………………… 40
母と子の繋がり ― 絆 ………………………… 42
子育ての根幹にある母子の絆 ………………………… 43
モノの自然科学からヒトの人文科学へ ………………………… 44
心音セラピー開発までの道程 ………………………… 47
心音セラピーの実際について ………………………… 49
子供の育つを育てる ………………………… 51
母子の絆を強くする ………………………… 53
母親の気づき ………………………… 55
母子一気 ………………………… 58
母親たちの声 ………………………… 59
第三章 看取りについて
介護 ………………………… 66
死の覚悟をもたずに生きる高齢者 ………………………… 68
親の介護をしている身近な患者さんを見て思うこと …………… 70
現代日本の死 ………………………… 73
受け渡し ………………………… 74
悲しいけど、人は一人では死んでいけない ………………………… 79
リビングウィル(尊厳死の宣言書) ………………………… 81
還暦後の身体的特徴 60歳と70歳の壁 ………………………… 86
第四章 終末期医療について
終末期医療 ………………………… 94
孤独死 ………………………… 98
終末期医療の現場の医師たちの声 ………………………… 100
楽に死ぬために、救急車を呼ぶな ………………………… 108
死の間際に魂が浄化される 母の死 ………………………… 111
患者の権利に関する世界医師会(WMA)リスボン宣言 …………… 116
第五章 人生の始まりと終わりが変わると、家族が変わり、日本が変わる
明治初期の日本の子育て ………………………… 119
アトピー性皮膚炎 1歳2ヶ月の男児 ………………………… 123
多動 生後1歳3ヶ月の男児 ………………………… 127
明治初期の日本の死の風景 ………………………… 129
日本人の死生観 ………………………… 131
野口晴哉師の死 死生観 ………………………… 133
島倉千代子 死してなお人々を癒す ………………………… 136
父の死(91歳) ………………………… 138
認知症の男性の死(82歳) ………………………… 145
二十五三昧講の現代版 ………………………… 152
おわりに ………………………… 156
前書きなど
身体の老化予防は、入り口と出口の二つの穴の老化を阻止することに尽きます。
同様なことが人の一生についても言えます。それが、「子育て」と「死」です。現代の日本社会が抱えている山積する多くの難問と、「子育て」と「看取り」の混迷は決して無関係ではありません。「子育ては楽しい」と「安らかな死」を実現することは、日本再生の切り札であり、明日の日本の原動力となります。
(まえがきより)
版元から一言
死生観を考えさせられる1冊です。
文章も分かりやすく、長時間、没頭できます。
医療と共に一生を生きていく事の難しさなどが表現されています。
装丁も素晴らしく、装丁を見ただけで涙する人も…。
上記内容は本書刊行時のものです。