版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
えほんで楽しむ英語の世界 リーパー すみ子(著) - 一声社
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
直接取引:あり(その他)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

えほんで楽しむ英語の世界 (エホンデタノシムエイゴノセカイ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:一声社
A5変形判
160ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-87077-175-8   COPY
ISBN 13
9784870771758   COPY
ISBN 10h
4-87077-175-6   COPY
ISBN 10
4870771756   COPY
出版者記号
87077   COPY
Cコード
C0082  
0:一般 0:単行本 82:英米語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2003年3月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2024年7月13日
このエントリーをはてなブックマークに追加

重版情報

4刷 出来予定日: 2024-07-01
MORE
LESS

目次

はじめに
第1章 英語の絵本をこんなふうに読み聞かせよう
 Ⅰ.繰り返しを楽しもう (pattern books)
 Ⅱ.次はどうなる?―推測しよう (predictions)
 Ⅲ.絵本の中をお散歩しよう (book walk)
 Ⅳ.絵をよく見てみよう (observations)
 Ⅴ.演出家になってみよう (story corner)
 Ⅵ.「どうして」と考えながら読んでみよう (critical thinking)
第2章 英語の絵本で遊ぼう
 Ⅰ.英語のリズムを楽しもう (rhyming)
 Ⅱ.何色か言えるかな? (colors)
 Ⅲ.今日は何曜日? (days of the weeks)
 Ⅳ.数をかぞえてみよう (counting)
 Ⅴ.身体の名前を英語で言ってみよう (body parts)
第3章 もっと英語で遊んじゃおう
 Ⅰ.みんなで遊ぼう!手遊び・仲間遊び (playtime)
 Ⅱ.歌も一緒に歌ってみよう (songs)
 Ⅲ.英語でカルタ遊び (matching games)
 Ⅳ.劇やパペットはいかが? (dramatization)
 Ⅴ。本を作ってみよう (mini books)  
 Ⅵ.お料理できるかな? (cooking)
身近になった英語の本

前書きなど

英語が苦手、発音が悪いことなど気にしない

「私の英語じゃね。」などと言わないこと
 発音がだめなの、英語が苦手、などと言わないようにしましょう。学ぶことに引っ込み思案は禁物です。もちろんネイティヴ・スピーカーであるアメリカ人、イギリス人に接することは大切です。でも、今のところは、子どもと共に楽しく学ぶ、という姿勢で始めてください。歌ったり、アートをまじえたり、手遊びをしたり、やさしいパターン・ブックから始める、などいろいろなアイデアを本書で紹介させていただきたいと思います。そして時には、ネイティヴのテープを聞いてみるとよいでしょう。ネイティヴによって吹き込まれたテープもいろいろ販売されています。

発音を気にしないで、まずは子どもに英語を紹介
 日本で英語の本を読み聞かせた後、あるお母さんからこんな質問を受けました。
 「日本では、発音の悪い親は子どもに英語の本を読んではいけない、と言われるのですが、読んだ方がいいでしょうか?」
 何ということでしょう。どんどん読んであげてください。子どもと一緒に勉強する、そんな心構えでよいのです。日頃絶対だと思っていたママが一緒にお勉強で、ママって友だちみたいになる時もあるんだ、と子どもは親子関係の別の一面を新鮮な目で見る思いでしょう。
 「この言葉、ママも知らないわ、辞書を引いてみましょうね。なーんだ、こんな意味だった。今日は一緒に新しいことを覚えたわね、学ぶって楽しいね。」                                 
“子どもと一緒にお勉強"の時間は、親子の絆を深めるでしょう。
 「あら、ママよりいい発音しているのね。語学は小さい時から始めた方がいいと
言うけれど、なるほどね。」
と、互いに毎日新しい発見をしながら、新しい知識を積み重ねていくことは、何と
素晴らしいことでしょう。

                      
りんごはappleだ、と知った時に拡がる子どもの世界観
  いくら発音が悪いといってもappleはappleです。りんごをappleであると知らな
いより、知っている方が子どもの世界がグンと拡がります。
 日本で育った人は、ネイティヴのように発音できなくて当然です。アメリカ生活
が長い私も、アメリカで生まれた人の発音とは違います。正確に発音することは大
切ですが、言いたいことを伝える技術を身につけることがより大切です。
 それにはまず、声を出して、いろいろな種類の英語の絵本をたくさん子どもに読
んであげてください。子どもは絵本を楽しみながら、英語の表現方法を自然に身に
つけていくことでしょう。英語の言いまわしを覚えることで、英語に親しみを感じ
ることができるのです。英語という言語を学ぶだけではなく、異国の文化をたくさ
ん子どもに紹介してあげることも子どもの成長を豊かなものにしますね。

時にはネイティヴの発音を聞いてみよう
 カセットがついている本も時々使ってみましょう。「あら、こんなリズムなのね。
ふーん、試してみましょうか。」と、子どもと一緒に新しい経験をしてみましょう。
英語のリズムは、日本語のリズムとはまた違った味わいがありますから。
 私の家には、クリスマスやサンクスギビングなど季節の折々に撮ったビデオテー
プがあります。昔のビデオを観ていましたら、クリスマスの朝ターキーを焼いた
り、他の準備をしたりして大忙しの私のそばで、息子が熱心にテープを聞きながら
本に見入っている映像がありました。「ママは忙しいから、ボクはテープの本を読
もう。」というところなのでしょう。私も随分カセット付きの本を息子に買ったも
のです。子どもは、ほとんど暗記するまで何回も何回もお気に入りの本を見なが
ら、聞いているものです。
 絵本を使って英語になじむためには、毎日数分でもよいですから、親が子どもに
読んであげ、そして時々カセットを使いながら英語のリズムに接する、という方法
にしてみてはいかがでしょうか。機械よりも、おうちの方が読んでくれた方がいろ
いろな意見をはさみながら読み進めますから、楽しい.に決まっています。親と子ど
もの大切なふれあいの時が生まれるでしょう。カセットはサポート(補助)として
使ってください。
 日本を訪れる際、私は時々、有隣堂という横浜の書店で英語の絵本の読み聞かせ
をします。私が読むこともあれば、アメリカ人の友人をつれていくこともありま
す。参加費は無料です。時にはこのような催し物を、お住まいになっている地区で
探し、子どもを英語に触れさせるチャンスを見つけてください。頑張ってください
ね。

版元から一言

アメリカ在住の著者は、英語ができないヒスパニック系の子どもたちに何とか英語を習得させようと、絵本を使ったカリキュラムを実践し、大きな成果を挙げた。
小学校からの英語学習でかえって英語嫌いになる子が増えることが予想されるが、本書の楽しいカリキュラムを採用すれば、きっと大きな成果を挙げることだろう。
ネット上で、高い評価を得ている本。

上記内容は本書刊行時のものです。