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湖月訳源氏物語の世界 Ⅱ
A5判
320ページ
並製
定価
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年6月30日
- 書店発売日
- 2024年6月27日
- 登録日
- 2024年5月23日
- 最終更新日
- 2024年8月2日
紹介
NHKラジオ「古典講読」で話題!
『源氏物語』の名場面を、『湖月抄』をもとに読み解く。
『湖月抄』は、江戸時代の学者・北村季吟による、『源氏物語』を読むための定番の入門書。
明治時代に入っても広く読まれ続けて、鷗外や一葉、晶子も読んでいた。
本居宣長は『湖月抄』の解釈を批判しているが、それをもふまえて読むことで、『源氏物語』の古くて新しい魅力を味わう。
全6巻構成。第2巻では「紅葉賀」「花宴」「葵」「賢木」「花散里」「須磨」「明石」「澪標」を読む。
目次
はじめに
7 紅葉賀巻を読む
8 花宴巻を読む
9 葵巻を読む
10 賢木巻を読む
11 花散里巻を読む
12 須磨巻を読む
13 明石巻を読む
14 澪標巻を読む
おわりに
前書きなど
……『湖月抄』も宣長も、結局は、男性としての読み方をしていることが
わかり、近代の女性読者たちが抱いた強烈な不満も、わかってくる。
そして現代まで盛んになった与謝野晶子・円地文子・瀬戸内寂聴など
の読み方を超えるには「原点」である『湖月抄』をもう一度読みなおす必要があるのではないか。
本書はその試みである。
自分自身の『源氏物語』の読み方は、必ず見つかります。
『湖月抄』の世界へ、ようこそ。
(「はじめに」より)
上記内容は本書刊行時のものです。