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町の本屋という物語
定有堂書店の43年
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年3月
- 書店発売日
- 2024年3月5日
- 登録日
- 2023年12月14日
- 最終更新日
- 2024年5月8日
書評掲載情報
2025-03-09 |
読売新聞
朝刊 評者: 宇田智子(市場の古本屋ウララ) |
2024-07-26 |
週刊読書人
2024年7月226日号 評者: 南陀楼綾繁(ライター・編集者)[2024年上半期の収穫から] |
2024-05-25 |
図書新聞
評者: 岩田直樹(公立鳥取環境大学特任教授・「読む会」講師)[本を介して「小さな声」が響きあう奇跡] |
2024-05-05 |
下野新聞
評者: 笈入建志(往来堂書店店主) |
2024-05-04 |
福島民報
評者: 笈入建志(往来堂書店店主) |
2024-05-01 |
月刊ブレーン
2024年6月号 評者: エディターズブックセレクト |
2024-04-29 |
ダ・ヴィンチWeb
評者: すずきたけし |
2024-04-21 |
北海道新聞
2024年4月21日号 評者: 石山府子(古本とビール・アダノンキ店主) |
2024-04-20 | 朝日新聞 朝刊 |
2024-04-07 | 読売新聞 朝刊 |
2024-04-05 |
小説丸
評者: 日野剛広さん(ときわ書房志津ステーションビル店)[週末は書店へ行こう! 目利き書店員のブックガイド) |
2024-03-17 |
産經新聞
朝刊 評者: 南陀楼綾繁(編集者・ライター) |
2024-03-16 |
毎日新聞
朝刊 評者: 角田光代(作家) |
2024-03-09 |
西日本新聞
2024年3月9日号 評者: 大井実(ブックスキューブリック)「カリスマ書店員の激オシ本」 |
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重版情報
3刷 | 出来予定日: 2024-05-20 |
2刷 | 出来予定日: 2024-04-10 |
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紹介
本は、本屋は、これからも大丈夫――そのように思わせてくれる一冊である。
本屋「Title」店主・辻山良雄さん推薦!
鳥取の定有堂書店は、いかにして地域の文化拠点となり、日本中から本好きや書店員が足を運ぶ「聖地」となっていったのか。名店の店主が折に触れつづった言葉から、その軌跡が立ち現れる。〈本の力〉が疑われる今まさに、手に取るべき一冊。
鳥取に根を下ろし、一から自分の仕事を作りあげてきた奈良さんの言葉には、時代と地域を超えた普遍がある。それはとてもシンプルなことで、「本が好き、人が好き」。いつの時代も定有堂書店は本と人とのあいだにあり、そうした素朴なスピリットが、その店を全国から人が集う「聖地」たらしめたのだ。
いま、本の力を疑いはじめた人にこそ読んでほしい。本は、本屋は、これからも大丈夫――そのように思わせてくれる一冊である。
本屋「Title」店主・辻山良雄
目次
はじめに 身過ぎ世過ぎは草の種
第一章 町の本屋という物語
楽しい本屋は可能か/“夢を託す”ということ/どうして素人が書店を始めることになったかと言うと……/日常の可能性/本のことは井狩春男さんに教わった/本を並べる/本屋の愉しみ/ブック・カバーへの思い入れの話/定有堂から/人文書で、もうおともだち
/町の本屋の物語
第二章 「書店」と「本屋」
「本屋」論/ザ・ブックマン/本屋は「舞台」なのだ/本の紹介は楽しい/本屋のカスタマイズ/「本屋アジール」論/本の泉/「書店」と「本屋」/ウェブ、そして町の本屋/町の本屋から生まれた本──『伝えたいこと』出版のこと
第三章 「身の丈」の本屋
人に教わり、本に教わる/座敷わらしの荒ぶる魂/本屋の学校/本屋を歩く/なぜ人文書なのか/本屋ですから/希望/本屋の源泉/スタンダードとカスタマイズ/京都書店研修会へいく/永六輔さんトーク&サインの会顛末記/朋有り遠方より来る/ノアの箱舟/バーチャル書店/町の書店に未来はあるか
第四章 本屋の青空
書と戯れる/就職しないで生きるには/脱個性/徳俵/一周遅れのトップ/書の底力/町に生きる/再生力/本屋と個性/本のビオトープ/好きだからやる
第五章 定有堂書店の生成変化
本屋の未来を創造する/定有堂書店の生成変化
附録 定有堂書店の本棚 往来のベーシックセオリー
あとがき 一冊の本の衝撃
編者後記 三砂慶明
奈良敏行・定有堂書店略年譜
上記内容は本書刊行時のものです。