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アメリカにとって最も危険な夜
大統領夫人エレノア・ルーズベルトと国土安全保障の成り立ち
原書: Defenseless Under the Night The Roosevelt Years and the Origins of Homeland Security
四六判
484ページ
定価
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 不明
- 書店発売日
- 2025年2月2日
- 登録日
- 2024年12月13日
- 最終更新日
- 2025年1月10日
紹介
ヘンリー・アダムス賞〈2017年〉受賞作品
真珠湾攻撃の約7ヵ月前の1941年5月、フランクリン・ルーズベルト大統領は、国土安全保障省の前身となる市民防衛局を設立し、ニューヨーク市長のフィオレロ・ラガーディアを局長、ファーストレディーのエレノアを副局長に据えた。これは、外国の攻撃から国民の生命と財産を守るために政府が設けた、20世紀初の連邦機関であった。本書は、迫りくるファシズムの脅威に対し、無防備だった1930年代後半の米国が、どのように備え、対処したのかを詳細に記録し、考察するものである。
フランクリン・ルーズベルト政権におけるファーストレディーのエレノア・ルーズベルトは、人種差別撤廃や人権擁護の活動に力を尽くした。1942年2月19日に発令された日系人強制収容の大統領令に同調することなく、自ら日系人収容所を慰問している。第二次大戦後、エレノア・ルーズベルトは国連人権委員会の初代委員長を務め、彼女がリベラルアメリカの象徴と呼ばれる所以になった。
目次
謝辞
プロローグ
第一章 世界の最終戦争
第二章 条約や協定、象徴や人間性の無視
第三章 二つの局面
第四章 本土防衛の問題点
第五章 アメリカの計画
第六章 ロンドン大空襲
第七章 燃え広がる狂気の炎
第八章 全身全霊をかけて
第九章 我々全員がセントラルパークに逃げ込めるわけではない
第十章 人々は安全を保障されなければならない
第十一章 エレノアが批判のまとに
第十二章 リベラルの軍事化への道
第十三章 FDRの死、そして市民防衛局の終焉
エピローグ
訳者あとがき
NOTES
上記内容は本書刊行時のものです。