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道徳的な寓意、およびその他の詩 ロバート・ルイス・スティーヴンソン(著/文) - 鳥影社
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道徳的な寓意、およびその他の詩 (ドウトクテキナグウイ オヨビ ソノホカノシ) 著者によるオリジナル木版画を添えて (チョシャニヨルオリジナルモクハンガヲソエテ)
原書: Moral Emblems & Other Poems Written and Illustrated with Woodcuts

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発行:鳥影社
四六判
160ページ
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-86782-136-7   COPY
ISBN 13
9784867821367   COPY
ISBN 10h
4-86782-136-5   COPY
ISBN 10
4867821365   COPY
出版者記号
86782   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年12月2日
最終更新日
2024年12月2日
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紹介

無名時代のスティーヴンソンによる寓意詩と木版画。
初期作品として貴重であり、物語作者本人による彫版画家としての才能も示している。解説・註を付けて本邦初訳。義理の息子ロイド・オズボーンによる序文および伝記も有益。

目次

はしがき

ロバート・ルイス・スティーヴンソン「道徳的寓意、およびその他の詩」

 序文 ロイド・オズボーン

 ぼくは違う、およびその他の詩─
  Ⅰ.飲むのが好きな人たちがいる
  Ⅱ.ここにまさしくお望み通り
  Ⅲ.水夫たちが海上で
  Ⅳ.ここに提出する小冊子は

 道徳的な寓意Ⅰ:挿絵と詩歌の作品集─
  Ⅰ.印刷された子どもたちの様子をご覧
  Ⅱ.読者よ、見れば精神が高揚する
  Ⅲ.ダリエン地峡の頂上─人跡未踏の土地で
  Ⅳ.ご覧、巨大な恐ろしい象が気まぐれに
  Ⅴ.反対側のページの画像を見たまえ

 道徳的な寓意Ⅱ:挿絵と詩歌の第二作品集─
  Ⅰ.風上の暴風、風下の大荒れにもかかわらず
  Ⅱ.太公望が、注意深く一隅を選んだ
  Ⅲ.大修道院長が散歩に出かけた
  Ⅳ.凍てついた山頂を、彼はかつて探検した
  Ⅴ.働き者の海賊! ご覧、彼が隈なく見渡している

 鉛の兵隊たちのための軍事的哀悼歌─
  最近亡くなったある兵士たちのために

 彫刻刀とペン、あるいは自然の情景とそれにふさわしい詩歌
  Ⅰ.緒言─普通の人たちと違って
  Ⅱ.危うい粉挽き場─小川の上にぽつんと一軒建っている
  Ⅲ.論争好きの松の木─一番目の松が二番目の松に言った
  Ⅳ.放浪者たち─もう十分長い一日に耐えた
  Ⅴ.無謀な地理学者─あたりは何マイルも荒涼とした砂漠
  Ⅵ.太公望と道化─ここに君が見るのは響きを返す橋

 道徳的な物語─
  Ⅰ.ロビンとベン: あるいは海賊と薬剤師─さあ、注意して聞きたまえ
  Ⅱ.施工主の運命─一八二〇年、ディーコン・シンは

ロイド・オズボーン「素顔のR・L・S・」

解説 スティーヴンソンの生涯 広本勝也

あとがき  

著者プロフィール

ロバート・ルイス・スティーヴンソン  (ロバート ルイス スティーヴンソン)  (著/文

ロバート・ルイス・スティーヴンソン
(Robert Louis Stevenson, 1850–1894)
スコットランド出身のイギリスの小説家・随筆家・詩人。子ども時代から文学に関心を持ち、1871年エディンバラ大学の学内誌に寄稿を始めた。1879年カリフォルニアに渡り、ファニー・オズボーン夫人と結婚。冒険小説『宝島』(1882)で、文名を確立した。『ジーキル博士とハイド氏』(1886)は人間の暗黒面を掘り下げ、微妙な心理に洞察を示す傑作。各地を転々とした後、サモア島に定住した。脳溢血で倒れ、ヴァエア山の山頂に埋葬された。作品には、『子どもの詩の園』『プリンス・オットー』『誘拐されて』『バラントレイの若殿』など。

ロイド・オズボーン  (ロイド オズボーン)  (編集

ロイド・オズボーン
(Lloyd Osbourne, 1868–1947)
カリフォルニアに、父サミュエル・オズボーンと母ファニー・ヴァンダグリフトの間に生まれた。アメリカの著述家で、スティーヴンソンの義理の息子。タヒチ島パペーテに集まった三人の男たちの短編『退潮』(1894)、老齢年金を骨子とするブラック・コメディー的な奇談『箱違い』(1889)、海洋犯罪の冒険小説『難破船』(1892)など、スティーヴンソンとの合作がある。また本書に一部を収めた『素顔のR・L・S・』(1924)は、生活記録に基づく忠実な伝記となっている。

広本 勝也  (ヒロモト カツヤ)  (翻訳

広本勝也(ひろもと かつや)
慶應義塾大学大学院博士後期課程満期退学。
現在、慶應義塾大学名誉教授。
翻訳:フランツ・アントン・メスマー著、ギルバート・フランカウ編『メスメリズム──磁気的セラピー──』(鳥影社、2023)。
著書:坂本和男、来住正三編『イギリス・アメリカ演劇事典』(新水社、1999)分担執筆。
論文:「ベン・ジョンソンとベッドフォード伯夫人たち――パトロン制度の中で」(植月恵一郎編『<男>と<女>のディスクール』金星堂、1998)。
「R. L. スティーヴンソンの生涯―父性との葛藤―」(『慶應義塾大学日吉紀要:英語英米文学』No. 46、2005)、他。

上記内容は本書刊行時のものです。