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アップデートされた「反日」の法則
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2024年9月10日
- 登録日
- 2024年4月23日
- 最終更新日
- 2024年11月12日
紹介
米中両大国の間で絶妙な舵取りが求められる
現在(いま)、日本が取るべき道を探れ!
日中関係はどのように変遷したのか
「反日」政策を軸に戦後日中関係史を辿ることで、中国の狙いが見えてきた。
本書は、中国の巧妙な外交戦略とその背後に潜む動機を徹底解説し、日本が直面する脅威を明らかにするものだ。
「これからの中国」に対抗する手段とは?
冷戦後の中国の外交手口を知り尽くした筆者が教える、対「反日2.0」の決定版
「反日」を切り口に90年代以降の日中関係を分析。米中関係、日中関係及びアメリカが日中に与える影響を系統的に詳細にトレースした一冊。
指導者、反主流派民衆の役割が変化。民衆をまとめるために日中両国政府はナショナリズムに頼る。日本人は中国共産党が第一次大戦後の反日愛国の高まりから生まれたことから目を背ける。その日中の民衆がSNSで直接交流する。これが中国の反日の法則だ。(著者)
テレビ朝日きっての「中国ウォッチャー」元北京支局長による、中国取材30数年のすべてを詰めた430頁にも及ぶ大著。だが意外に、読み疲れない一冊だった。きっと随所に著著者の取材体験談の逸話が散りばめられているからだろう。中国という大国を、まるで人体解剖のように精確に分析している。(近藤大介 現代ビジネス編集長)
目次
はじめに 現在地
第一篇 中国の「パワー外交」と影
第一章 強国を築いたモチベーション
第二篇 反日暴動は胡錦濤時代に ―― 日中を動かす法則
第二章 米中関係が日中関係を決める
第三章 「力の差」が日中関係を動かす
第四章 変遷した牽制 ―― 価値観、国際政治の主導権、国益と権益
第五章 対日政策を動かすプレーヤー ―― 指導者・反主流派・民衆
第三篇 台頭する中国の「仮面」を見ていた日米
第六章 中国の対日政策 ―― 重要会議に見る「遷移」
第七章 米国はなぜ中国の民主化に失敗したか
第八章 ウクライナ戦争 ―― 日米中は流動化する世界の中に《二〇二二》
第九章 日本の対中政策を世界が見守る:外交青書などにみる日中関係の位置づけ
おわりに 「知らないもの同士」の向き合い
註・参考文献・索引
上記内容は本書刊行時のものです。