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アクセシブルブック はじめのいっぽ ~見る本、聞く本、触る本~
見る本、聞く本、触る本
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年5月31日
- 書店発売日
- 2024年5月31日
- 登録日
- 2023年8月24日
- 最終更新日
- 2024年7月11日
書評掲載情報
2024-08-05 | コミュニティケア 9月号 |
2024-07-15 | 教育家庭新聞 |
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重版情報
2刷 | 出来予定日: 2024-07-18 |
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好評につき、重版になりました! |
紹介
目が見えなかったり、視力が弱かったり、活字を読むことが苦手だったり。このような障害を持った人たちのための本とはどんな本? アクセシブルブック、読書バリアフリー法の解説と筆者たちの体験レポートを紹介!
目次
はじめに
第1章 アクセシブルブックって何だろう?
1-1 見られないから、聞く――全盲または見ることが難しい人のための聞く本
1-2 見られないから、触る──全盲の人のための点字の本
1-3 読めないから、読める形に──読字障害、発達障害のある人のための本
1-4 読みやすく、わかりやすい形に──LLブック
1-5 さまざまな触感を楽しむ本──布の絵本
1-6 見えにくいから大きくする──拡大写本、大活字本
第2章 読書を心地よく楽しむための社会背景とその変遷
2-1 「読書バリアフリー法」とは何か
2-2 読書バリアフリー法制定の背景
2-3 日本での障害者サービスの変遷
2-4 現在の課題と、解決への提言
2-5 「本の飢餓」の解消に向けた取り組み
2-6 マルチメディアDAISYの作り方
2-7 マルチメディアDAISYの課題
第3章 アクセシブルブックを増やすためには?
3-1 経産省の取り組み
3-2 アクセシブルブックサポートセンター発足
3-3 漫画もアクセシブルブックの一つ
3-4 無意識のエイブリズム
3-5 できるところからやっていく
3-6 『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』の試み
3-7 出版社主導のビジネスモデル
3-8 未来のアクセシブルブック
第4章 アクセシブルな電子書籍を支える規格と技術
4-1 DAISYとEPUB──アクセシブルな電子書籍の二つの規格
4-2 出版社が電子書籍の国際規格として策定したEPUB
4-3 録音図書のデジタル化から始まったDAISY
4-4 EPUBの策定に深くかかわったDAISYコンソーシアム
4-5 電子書籍のアクセスに欠かせないナビゲーション技術
4-6 誰かの障害を取り除く工夫がユニバーサルに役立つ
4-7 技術は目的に応じて使い分ける
4-8 アクセシブルなEPUBの社会的なメリットは大きい
4-9 デジタル出版のパイオニア、株式会社ボイジャーの取り組み
4-10 まわりから教えられて気づいた電子書籍の可能性
4-11 実践可能なガイドラインの必要性
4-12 新しい技術を取り入れて変化を受け入れる
4-13 必要とする人の手に届けるまでにできること
4-14 アクセシブルな電子書籍の未来に向けて
第5章 公共図書館のサービスでアクセシブルブックを体験してみよう
5-1 図書館での障害者サービスとは何か?
5-2 数字でみる―公共図書館の障害者サービスの課題
5-3 音声DAISYの作り方と課題
5-4 国立国会図書館における「読書バリアフリー法」への取り組み
5-5 取り組み事例の紹介
5-6 アクセシブルブック利用のはじめのいっぽ
おわりに
版元から一言
①「読書バリアフリー」をコンパクトに解説
②障がい者、障がい者の支援団体を取材
③アクセシブルブックのアクションガイド
関連リンク
https://store.voyager.co.jp/special/edod_accessible
上記内容は本書刊行時のものです。