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「カウボーイビバップ」のサウンドトラック ローズ・ブリッジス(著/文) - DU BOOKS
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「カウボーイビバップ」のサウンドトラック (カウボーイビバップノサウンドトラック) 菅野よう子と渡辺信一郎の音楽作劇術

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発行:DU BOOKS
四六判
208ページ
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-86647-216-4   COPY
ISBN 13
9784866472164   COPY
ISBN 10h
4-86647-216-2   COPY
ISBN 10
4866472162   COPY
出版者記号
86647   COPY
Cコード
C0073  
0:一般 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2023年12月15日
最終更新日
2024年9月6日
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書評掲載情報

2024-11-15 レコード・コレクターズ    2024年12月号
評者: エブリデ
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紹介

「カウボーイビバップ」はアニメ音楽をいかに革新したのか?

放映から25周年を経た今も、その“スペースジャズ”という
コンセプトで唯一無二の存在感を放つ
本作のサントラについて解説する、初の音楽書。

解説 : 小室敬幸

菅野よう子の音楽は、いかにしてキャラクターの内面や
物語の進行を巧みにサポートしているのか?
渡辺信一郎は、いかにして音楽を視覚的なストーリーテリングと
融合させたのか?

北米最大規模のアニメサイトAnime News Networkにも寄稿していた著者が
本書のために菅野よう子、渡辺信一郎監督のほか、エミリー・ビンディガー、
スティーブ・コンテら、サントラ制作陣を新たに取材。
単なるBGMではなく、物語の一部として機能するサントラの創作術に迫る。

目次

イントロダクション 音楽による作劇とは?
1「それ自体が新しいジャンルとなる作品」: 渡辺信一郎が受けた影響とレガシー
2 よせあつめブルース : 菅野よう子の音楽を分析する
3「ブラック・ドッグ」のセレナーデ : ビバップ、クラシック・ロック、ジャズスタンダード
4「ジュピター・ジャズ」: ビバップの世界を採譜する
5 See you, Space Cowboy :「カウボーイ・ファンク」と「マッシュルーム・サンバ」における音楽とジャンル・パロディ
6 ジャミング・ウィズ・エドワード(&ジェット&フェイ) : キャラクターのテーマ曲
7「堕天使たちのバラッド」: スパイク・スピーゲルの音楽の旅
まとめ You’re Gonna Carry That Weight
解説 アニメ以外の文脈に置き直すことで浮かび上がる『カウボーイビバップ』の旋律 小室敬幸

著者プロフィール

ローズ・ブリッジス  (ローズブリッジス)  (著/文

デトロイト出身の作家、作曲家、学者。ジョンズ・ホプキンス大学で作曲を学んだ後、ボストン大学で音楽学修士号を、テキサス大学オースティン校でPh.D(博士号)を取得。主な研究対象は映画やテレビのサウンドトラック、日本のポピュラー音楽や映画音楽(特にアニメーション)、1960年代から1980年代のアメリカ/イギリスのポピュラー音楽。大学などで教鞭を執る傍ら、ライターとしてメディアやエンターテイメントに関する記事もインターネットで数多く執筆。日本のアニメとマンガに関する英語のニュースサイトで最もよく読まれているAnime News Networkの定期編集・寄稿者も務めていた。

長尾莉紗  (翻訳

早稲田大学政治経済学部卒。翻訳家。訳書に『ROOKIE YEARBOOK TWO』(共訳)、『声をあげて、世界を変えよう!』、『アート・アンド・メイキング・オブ・ブレット・トレイン』(いずれもDU BOOKS)、『マイ・ストーリー』、『約束の地』(ともに共訳、集英社)、『確率思考』(日経BP)、『ディセンダント』(小学館)、『スター・ウォーズ ビジュアル事典 ドロイドの秘密情報』、『スパイダーマン ホームカミング』、『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』(いずれも共訳、講談社)などがある。

小室敬幸  (解説

東京音楽大学で作曲を学んだ後、同大学院では音楽学を専攻。修了後は大学の助手と非常勤講師を経て、現在は音楽ライター。クラシック音楽、現代音楽、ジャズ、映画音楽を中心に演奏会やCDの曲目解説、雑誌やWEBメディアにインタビュー記事を執筆。また、現在進行形のジャズを紹介するMOOK『Jazz The New Chapter』にも寄稿している。共著に『聴かずぎらいのための吹奏楽入門』『commmons: schola〈音楽の学校〉vol.18 ピアノへの旅』。

上記内容は本書刊行時のものです。